先日ミニトマトの苗を購入し、初めて野菜の栽培を始めた。そして、今度はきゅうりの栽培をやってみる事にした。いずれの野菜も初心者向け様で、比較的簡単に栽培が出来るとされている。しかも、どちらの野菜も購入して食べているので、栽培すればたくさん食べる事が出来ると思った。 きゅうりの苗は「産直・みょうが館」から購入した。
「夏すずみ」という品種で、病気に強い品種とされている。本当は２種類の品種を育ててみたかったのだが、この品種しか置いてなかった。 というよりも、この品種も３鉢しか在庫がなく、時期的に終わりなのかもしれない。風除室の外に、ネットを張る事にした。
１００均で販売されている物を使った。「緑のカーテン」をイメージしたが、こんな感じだろうか？
培養土は、大量に使う場合はホームセンターで販売されている物の方が安いのでそこで購入したが、それ以外材料は１００均で揃えた方が安い様に感じた。
収穫までは、まだまだ先が長い。
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きゅうりは、２日目頃からツルを伸ばしネットにからみ始めた。とても成長が早い様に感じるし、成長が目に見えるのは楽しい。
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キュウリの栽培を始めて一ヶ月近くになっている。
ようやく、キュウリの花が付き始めた。 キュウリだけは外で栽培しているので、虫は付かないだろうか？病気にならないだろうか？と心配は尽きない。 キュウリも無農薬で栽培しようと思っているためです。 そんなある日、キュウリの茎に泡の小さな塊を見付けた。よく見ると、泡の中に虫が見えたため害虫であれば大変と思いすぐに抹殺した。調べてみると アワフキムシの幼虫 の様であった。これより少し前に、車庫の横の草薮に同じ様な大きな泡の塊を見付けていた。
最初は「モリアオガエル」の卵？ と思ったが、こんな所にモリアオガエルはいないよな！ と思いながら気にしていなかった。アワフキムシの事を知ってからその泡の周囲を見ると、また別の泡の塊があった。やはり、泡の中に小さな虫が見える。この草薮は、アワフキムシの繁殖地なのかもしれない。
先日、鉢の中に見慣れない虫を見付けた。
アワフキムシの親？ と思い、即 抹殺した。後で調べてみると、何という虫かは分からないけどアワフキムシではない様であった。この虫が無害かどうかは分からないが、保護地帯に入ったアンタが悪い。 アワフキムシは確かに害虫であるが、大きな被害にはならない様です。しかし、付かない事に越した事はない。今後も、近寄る虫は全て抹殺して行く。
何か、悪い虫が付かない様に娘を監視し、過保護に育てるバカ親の様だ。
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キュウリの葉に斑点が出始め、枯れる葉も出てきた。調べてみると「べと病」の可能性が高い様に思った。全部の葉に感染しては大変になると思い、とりあえず感染したと思われる葉を切り取った。
この状態だと葉による光合成が十分に出来ないから今後の成長が気になるが、これ以上の感染が拡がるよりは良いかと思った。 そして、感染を防ぐために農薬を使った。
何が最適か分からないが、ネットで評判がよかったので「ダコニール1000」を購入した。ダコニール1000は、１０００倍に希釈して使う農薬です。大量の農薬を作るのであれば付属のカップで作れるが、今回はキュウリにだけ使うので１００ｍｌの農薬を作る事にした。 という事は、ダコニールは０．１ｍｌを量らなければならない。ダコニールと一緒に、小型の注射器を購入した。
目盛りは、０．１ｍｌ単位で付いている。しかし、一本４０円程の注射器の目盛りはどれ程正確なのだろうか？ そこで、検証してみた。 注射器に水を入れ、精密計量器で量った。使い始めは気泡が入りうまくいかなかったが、何度か水の中で気泡を抜く事によって良い状態になった。
目盛り通りに水を落とすと、ほとんど誤差がない様に見える。しかし、小さな一滴によりその数値は大きく変わり、目盛り通りにはキレイに滴り落ちない。水の表面張力の影響だろう。 それと、精密計量器となっているが、安物なのでどの位正確なのかわからないし、それを検証する術もない。曖昧さを残し、ダコニールに使ってみた。
ダコニールは白い液体で、牛乳の様な少し粘りがある。ダコニールを注射器に入れてみると、水の様な感覚では出来ない様な気がした。こうなると今までの検証は無駄になり、半分いい加減になってしまう。とりあえず目盛り通りにやって、霧吹きに「水１００ｍｌに対し、ダコニール０．１ｍｌ」の溶液を作った。
キュウリに吹きかけて、後は様子を見る事にしよう。
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それから、数日後
病気にめげず、キュウリに実が付き始めた。
これ一本だけだが、今後に期待が出来る様な気がして来た。
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