レーザープリンター 〜劣悪なパソコン環境

NEC PR-L5600Cを使っていたが、壊れて使えなくなった。 そこで、新しくレーザープリンターを購入しようと思った。 しかし、そこには思い掛けない障害があった。

8年程前にPR-L5600Cを購入した当時、自分は「windows vista」のパソコンを使っていた。そのパソコンが突然壊れた。何が原因か探ってみると、マザーボード上のコンデンサーが膨らんでおり、それが原因でパソコンが作動しなくなった様だった。 パソコンには出来るだけお金を掛けたくなかったので、紆余曲折の結果自分でパソコンを作る事になった。

当時は「SOTEC DS501B」を使っていた。そのパソコンのケース・電源ユニット・スィッチ類を流用し、マザーボード・CPU・メモリー・SSDを新しく組み込んだ。そのため見た目はDS501Bですが、中身は全然違うパソコンになった。HDDにはwindows vistaが入っていたのですが、丁度vistaのサポートが切れる時期だったので、SSDを組んだ経緯がある。当然、OSを入れないとパソコンは動かない。しかし、windowsは高かったのでubuntuを入れた。自分のパソコンは、linux系のパソコンなのです。

パソコンにプリンターをつないだ時、プリンターが反応しない。パソコンでプリンターを動かすには、ドライバーが必要なのです。調べてみると、PR-L5600Cにはlinux用のドライバーがある事を知った。さっそくダウンロードしてみたが、コマンド入力を今一理解していなくて、結局ubuntuでは作動させる事が出来なかった。

そこで取った手段は、使わずに仕舞っていた「windows XP」のパソコンにつないだ。

FMV CE50E7(2003年製)で、XPのサポートは切れているのでネットにはつないでいない。印刷させるだけであれば、ネットにつなぐ必要はないので印刷専用のパソコンとして利用した。そのため、面倒くさい部分もある。ネットからの印刷はubuntuでファイルを作り、それをSDカードに移しXPにつないで印刷する。印刷物が多い訳ではないので問題はないのだが、二階を行き来しなければならない。 現在は印刷の他に、データー保存用のパソコンとしても利用している。 我が家のパソコン環境は、「XPとlinux」なのです。

カラーレーザープリンターの事を調べていると、安くても20,000円前後の値段になっている。wifi通信や両面印刷等々の機能が向上しているが、あれば便利だが無くても不便はない。PR-L5600Cは8,000円位で購入したが、今はそんな安いカラーレーザープリンターはなかった。

それでも仕方が無いと思いながら機種を選んでいたら、重大な事に気付いた。それらの機種はXPに対応していないのである。中にはlinuxに対応している機種もあったが、前の事があるのでうまく作動させる事が出来るか分からない。XP対応であれば確実なのだが・・・

長考・・・・・・・・・  なんとす!

結果、PR-L5600Cの中古を探す事にした。

探していると、程度の良さそうなPR-L5600Cを見付けた。値段は13,500円。新品で購入した時よりも5,000円も高い。当時が安過ぎた事もあったが、ナゼだったんだろう。

 

自分の使っていたモノは、8年間で合計3707枚印刷していた。一方、中古で購入したモノは合計7386枚していた。PR-L5600Cは使い捨てのプリンターとされており、ドラムなどの部品が交換出来ないとされている。プリンターには、30000枚を超えると作動しなくなるという様な事が書かれている。たぶん、30000枚も印刷する事はないだろう。

中古で購入したモノの情報を見ると、全てA4で印刷されており90%以上がモノクロで印刷されている事が分かる。たぶん、事業所で使われていたモノかもしれない。あと、バージョンもアップしている様です。

印刷チャートを見ると、キレイに印刷されている。

トナーは純正を使っていたのだろうか? シアンだけは、明らかにリサイクルトナーと分かる。 少し使った感じでは、良い中古に当たった様に感じる。

何年先になるか分からないが、今度プリンターを購入する時は、今のパソコン環境では使う事が出来なくなるかもしれない。 linuxをもっと使いこなせる様になるか、XPに変わる方法を見付けるなどしてパソコン環境を変えなければならない。

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