つるありインゲンの栽培

家の電気は東北電力と契約しています。 その東北電力では「緑のカーテン運動 2021」が行われている。

東北電力 緑のカーテン運動
夏場の省エネルギー対策である「緑のカーテン」。東北電力では地域に「緑のカーテン」を広める運動に取り組んでいます。

夏場の省エネ対策のために、緑のカーテンを拡めるというのが趣旨のようです。 2011年の東日本大震災により原発の安全性が見直され、原発の停止や廃止により夏場のピーク時には電力が不足するという現象が起きた。その結果 計画停電などという言葉も聞かれ、事業所などでは全国的に節電の対策が行われていた。一時 原発の稼働率がゼロという時もあったが、現在ではその稼働率も上がって来ているのではないだろうか。原発の不足分を火力発電などで補って来たわけであるが、それもCO₂問題で拡大する事は出来ないだろう。 能代の火力発電所は燃料に石炭を使用しているが、特に石炭火力は国際的な批判になっている。秋田県では、能代港と秋田港が母体となって「洋上風力発電」の計画が進んでいる。火力発電によるCO₂排出量を、再生可能エネルギーでプラスマイナスゼロに近づける努力が必要なのかもしれない。

現在の電力状況はどうなんだろう? 地方は首都圏ほど電力を必要としないので、電気が不足するという危機感は持った事が無かった。省エネも、地球環境のためというよりも家計のためと考える方が多いと思う。 省エネを進めれば、当然電力の供給は少なくなる。そうなれば、電力会社の収益も少なくなるという事になる。民間企業である以上は利益を上げる事があたりまえの事と思うが、電力不足を抱えない中での省エネ運動には分からない部分がある。全国的な需給のバランスだろうか? それとも、企業イメージのアピールだろうか? 現在 風除室菜園を行っている中で新しい品種にチャレンジしようと思い、難しい事は何も考えず緑のカーテン運動に応募しました。

緑のカーテン運動では「アサガオ」「ゴーヤ」「つるありインゲン」の種が用意され、いずれもつる性の植物で緑のカーテンを作ろう! という事の様です。 実用的な事を考え、自分はインゲンの種を応募しました。

応募してからしばらくして、種が送られて来ました。文面から、多くの申込みがあった様です。

新たに二つの鉢と底石、そして培養土を購入しました。根を深く張るため、深めの鉢が必要な様です。難易度は、比較的に低い様な事が書かれていました。

一つの鉢に三ヶ所 3cm位の深さの穴を開け、そこへ種のヘソの部分を下にして2粒づつ種を蒔きました。種の袋には4月中旬〜6月中旬が適時であると書かれており、種を蒔いたのが5月27日である事から丁度良い時期であると感じました。

発芽の適温は25℃位と書かれていたので、枝豆と同様に風除室での発芽を待ちました。それから一週間程して発芽し、順調に育っていると感じた。しかし・・・

袋の説明では、一ヶ月程で本場が出揃い摘心をする事になっている。だが、我が家のインゲンは一向に本葉が出てこない。培養土は新品だし、栄養は十分にあるはず・・・

発芽してから日光浴も十分にさせ、水もちゃんと与えたはず・・ その内に、葉っぱに黄色い物が見え始めた。病気か? と思い、早い内から「ダニコール1000」を散布した。それでも状況に改善は見られず・・・

種を蒔いて三週間程経つが、全ての葉に枯れた様な部分が見られる。

本葉が中々出てこない中、その新芽が枯れた様に黄色くなっている。

唯一 新芽が出そうな雰囲気の個体もあるが、中々成長が進まない。これが正常なのだろうか?

親類の人が、自分の畑で獲れたインゲンを持って来た。

最近続いた雨のせいで、急激に伸びたらしい。そのため急いで収穫したという。「多いかな?」って言ってたけど「多い分は冷凍保存するから」って言ったら、山の様にインゲンを置いて行った。 という事は、もうインゲンの収穫時期に入っているという事になる。畑と鉢の違いはあるが、自分のインゲンはツルも出ていない。なんぼなんでも、これ程極端な成長の違いはないはず。 思うに、自分のインゲンはこのまま終わりそうな予感がし始めた。

10日程前 新芽が見え始めた頃に、ツルを這わせるネットを設置した。インゲンの成長は早く、二ヶ月程で収穫が出来るらしい。そのため急いでネットを設置したが、何かムダになりそうな気がする。 栽培をやめて引き抜く事はいつでも出来るし、もう少し様子を見て栽培を続ける事にしよう!

 

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