9年ぶりにスマホを購入〜TCL 10pro

以前 iPhone4sを使っていたが、今回 9年ぶりにスマホを購入した。しかし、iPhoneを9年以上も使用していたわけではなくて、3年半程使って契約していたauを解約しました。それは、利用料金が高かった事と3.5インチの画面では老眼気味の目に負担となったためです。しかしそれ以外は端末に不満が無かったので、wifiにつないで現在も利用している。でもiosのバージョンが古いため、アップデート出来ないアプリが増えてきた。

iPhone4sの後継機として「Huawei Mediapad M2 8.0」8インチタブレットを購入した。iPhone4sと比べ、4倍位の画面の大きさで使い易い。この機種は電話機として使える事が、購入動機の一つでもある。さすがにこの大きさではスマホの様に耳に当てられないので、ヘッドセットで会話をする事になる。

SIMは「FREETEL」のデーター専用を契約した。当時、ここのプランが自分の使い方に一番合っていたと感じた。「使った分だけ安心プラン」というのを契約したが、1GB以内であれば月300円程の料金で使えるし、少し多く使っても500円位で済む。auと契約していた時を比べれば、1/10以下の料金で使う事が出来た。 データー専用のSIMであるため通話機能は付いていない。そのためIP電話を利用する事にした。色々なサービスがあるが、自分は「SMARTalk」を利用する事にした。

    

たぶん、携帯電話料金と比べれば高いかもしれない。しかし、基本料金が掛からないので全然使わないと料金は発生しない。元々通話を利用する事は少ないので、自分にとっては良いアプリです。 欠点としては、IP電話特有の問題がある。それは、緊急通話が出来ない事と、会話にわずかなタイムラグが生じる事。しかし、110番や119番が使えなくても所轄の警察署や消防署に電話すればいいし、タイムラグは気にする程の事ではない様に感じる。圏内であれば普通の携帯電話と一緒なので、自分にとってはお得な機能だと思っている。

5年半程タブレットを使っているが、その間にバッテリーの寿命が来てしまった。ただこの問題は自分で解決した。

「Huawei Mediapad M2 8.0」のバッテリー交換
HUAWEI Mediapad M2 8.0のバッテリーに寿命が来て2年以上になる。その間ケーブルでつないで使用したり、モバイルバッテリーにつないでしのいで来た。しかし、ついにバッテリーの膨張が始まった。そこで、バッテリーを自分で交換してみる事にした。

それ以降は問題なく使えている。それよりも深刻な問題で、容量不足に悩まされて来た。

SDカードへ移動後

常にカスカスの状態で、空き容量が300MB台になると不穏な動きになる。その一つの原因が、microSDに入っているアプリです。移動出来るアプリは全部SDカードに移しているのだが、アップデートがあると内部ストレージに戻ってしまう。それが、内部ストレージの容量を圧迫している大きな原因です。その度にまたSDカードに移す作業をしなければならない。それと、ストレージクリーナーをする事によって1GBの空き容量を維持してきた。しかし最近では、それらを行っても600MB台までしか回復出来なくなってしまった。以前からこの現象はあって少しずつアプリを削除してしのいで来たが、もう削除出来るアプリが無くなってしまった。今の時代、メモリー2GB・容量16GBの端末では使い続ける事が不可能と感じた。 今は、6インチ台のスマホが主流になっていると感じる。このサイズであれば、老眼気味の目でも大丈夫だろうと思いスマホを購入するに至った。

候補に上がったのは、3機種あった。

・Xiaomi Redmi Note9s 6GB/128GB かなり評判の良い機種の様です。CPUの性能が良く、サクサクと動くらしい。自分はゲームに使わないので高性能な物は必要がないが、サクサクと動くに越した事はないだろう。自分にとって一番重要なのがカメラ性能。持っているデジカメは古いし、今はiPhone4sのカメラを使ってブログに投稿している。しかしこのカメラにも不満を持ち始め、出来ればマクロ機能があればと思っていた。 この機種には自分の欲しい機能が備わっており、評価も良い機種であったためほぼこの機種を購入しようと決めていた。※最近販売されている物は、グローバル版しか販売されていない感じ。

・UMIDIGI A9 Pro 6GB/128GB 当時はA7 Proにしようと思っていた。一番良いと思った所は、15000円台で購入出来た所。値段の割にはカメラの性能が良い様に感じた。あと、対応バンドが広い様に思った。地方に住んでいるためその点はすごく気になったし、もしかしたらFOMAプラスエリアも掴めるのかな? と思った。当時、xiaomiとの値段差が1万円位あったため、この機種でもいいのかな〜 という思いが強くなってきていた。最近は、A7proを検索するとA9proが表示されるため、A7proを扱っている所はなくなったのかな?でも、性能はかなり向上した様に感じ候補にはあると思った。

・TCL 10Pro 6GB/128GB TCLというメーカーは聞いた事が無かったので、この機種は選択肢の隅にも無かった。しかし調べている内に、TCLは2019年度世界第二位のテレビ販売量のメーカーである事を知った。この機種の一番の売りは、有機ELディスプレイだろう。テレビメーカーだけあって、その辺はこだわったと思う。それと、カメラの性能も良い様に思え、対応バンドも広く技適マークも認証されている。 発売は2020年5月で、当時のレビューを見てもあまり悪い事は書かれてなく、評価の良い機種であった様に思った。しかし価格が5万円弱であったので、仮に見たとしても対象外の機種であっただろう。その後、アマゾンで2万円で販売されたのを知り急に興味を持った。最初はタイムバーゲンの様なものであったが、それからはどこを見ても19000円台での販売が普通の様に見えた。

自分はTCL 10Proを選んだ。一番の動機は価格で、有機ELのスマホが2万円以下で購入できるのはかなり魅力的に思えた。そしてカメラの性能は、Redmi note9sより良いと書いていた人もいた。メインカメラは6400万画素になっているが通常は1600万画素になっており、望遠で撮る場合は6400万画素で設定すると鮮明に写るのかな?しかし、その場合はAIなどの機能が使えない様です。

有機ELの画像は美しく、曲面ディスプレイはスマホのフォルムを美しくさせる。しかし映し出される画面を見ても、曲面ディスプレイのメリットが良く分からない。曲面ディスプレイには賛否両論がある様だが、ケースに収めると少し使い辛く感じる。背面がきれい! 何かすりガラスの様な質感で美しい! ケースで隠れてしまう事がもったいない様に感じた。 指紋認証はフロント画面で行うが、その認証スピードが遅かったり読み取らない事が多く書かれている。指紋認証を使ったのは初めてだったので他の機種を知らないが、自分が使った感じはストレスを感じる様な遅さではなかった。iPhone4sのホームボタンを押す感覚と同じ位に感じた。

SIMはnanoサイズです。現在のタブレットにはmicroSIMが使われているため、切り替える必要があった。 SIMはFREETELを使っているが、FREETELは2017年に民事再生法適用を申請して保全監督命令を受けた。これは倒産と違うのかな? 2018年に楽天へ譲渡され、問合せ等の窓口は楽天モバイルになっている。しかし、SIMサイズの変更はFREETELのホームページから行う事になっており、その仕組みがよく分からず不安な面もある。(※プラン変更は楽天モバイルに乗り換える事になりそう。) SIMサイズ変更の事務手数料は2200円で、申請した翌日には楽天モバイルから新しいSIMが届いた。

マルチSIMというものらしい。自分に必要なサイズの所を切って使う様です。前までは必要なサイズのSIMが送られて来たが、今のSIMはこうなっているのかぁ〜。SD・micro・nanoサイズの所に切れ目が付いていて、その線に沿って切断して使う事になる。たぶん、切った所をテープで貼り合わせれば、それぞれのSIMの機種で使う事が出来るのでは無いだろうか? と思った。そんな使い方をする人もいないと思うが、スマホが壊れた場合にmicroSIMにしてタブレットでも使えそう。一応、切り抜いた部分は保管しておく事にした。

TCL 10Proに付属されている物は、アダプター・USBケーブル・クリアケースが入っていた。クリアケースには「DISPLAY GREATNESS」の文字が見える。「卓越したディスプレイ?」 それだけ自信があるのだろうか。

TCL 10proは、正規店で5万円弱で販売されている。19000円台で販売している所は、商品名の所に「新品未開封」と書かれている。何か、訳ありの商品と思えてしまう。

不安を持ちながら箱を開封すると、箱に「VOID」の文字のテープ跡が残る。無効? つまり、開封済みという意味なのだろうか。このテープで、一度開封した物か分かる様にしている様です。1984年・85年に日本で「グリコ森永事件」が起きた。犯人は「かい人21面相」と名乗り、小売店に青酸入の菓子が置かれた事件です。その事件以降メーカーでは、開封されそうな場所に開封済が分かるシールが貼られた。最近日本ではこの様なシールを見る事は無くなったが、中国ではこの様なテープが必要な事件が起きているのだろうか? 新品未開封と商品に書かれていたのは、販売者が古物商であるためにそう明記しなければならないのかもしれない。

スマホに限らず初期設定が一番緊張する。昔は分厚いマニュアルが付いておりこれを見ただけで嫌気がさしたが、今はほとんど付いて来ないと思う。これにもマニュアルは付いておらず、紙切れ一枚だけ。

これを見ただけでは分からないので、マニュアルをダウンロードした。ちなみにこの紙には、ちいさく「印刷する前に環境を考えてください」と書かれている。 ダウンロードしたマニュアルを見ると、設定前のSIMの挿入の仕方とかは書かれていたが、それ以降の事は書かれていなく各種機能の説明だけだった。誰でも簡単に出来るという事だろうか。仕方がないので、おもむろに最初のボタンを押した。後は順序通り進めていけばよかったので、トラブルも無く進んだ。指紋登録に少し時間が掛かったが、これも問題は無かった。レビューを見るとAPN設定の事がよく書き込まれていたが、これは設定の必要がなかった。サイズは違っても、同じSIMだからだろうか? 一番煩わしいと思った事は、前機種からのデーター移転だった。前はiosからandroidへの移転だったため戸惑ったが、今回はandroid同士であったためgoogleを起動させる事でスムーズに移転が出来た。googleに紐づけされているアプリはその後の設定とかも必要がなかったが、それ以外のアプリはデーター移転等の手間が掛かり少し手こずった。設定やアイコンの整理等を行い、全て終了するのに5時間位掛かった。自分にとっては、順調な仕上がりだったと思う。

TCL 10proにはクリアケースが付属していたが、新たにスマホケースを購入した。

ディスプレイは「ゴリラガラス5」でかなり硬いガラスの様だが、絶対に割れたりキズが付かないという事は無いと思う。そのためにはフィルムを貼るという手段もあり販売されているが、ディスプレイは曲面であるためうまくフィットしない事がレビューで多く書かれていた。平面部分にだけ貼る手段もある様だが、面倒くさいので全面を覆うケースにした。美しい背面が隠れてしまうが仕方ない。 購入したケースの素材は炭素繊維製ハードケースとなっており、プラスチックとは少し質感が違う感じがした。内側には布の様な物が張られ、キズが付きにくい様になっている。留具は付いておらず、蓋に磁石が内蔵されて引き合う様に閉まる。磁石の強さはそれ程でもなく、ピタッと閉まる感覚。通常使う分には丁度良く感じるが、落とした場合には蓋が開いてしまう様な感じに受ける。硬い路面に落とし時、場合によっては問題がありそうな気がする。蓋の内側にカード入れが付いているが、磁石が近くにあるためにどうなんだろう? ちょっと怖くて入れる気にはならない。

TCL 10proにはIRライトが付いている。赤外線の事で、テレビやエアコン等のリモコンとしても使う事が出来る様です。しかしこのケースには、IRライトの部分が塞がっている。これ個体の物なのかこの商品全体の物なのか分からないが、商品としては欠陥商品という事になる。IRライトを利用するつもりがないのでこのまま使うが、もし使う時にはドリルで穴を開けようと思っている。 質感としては良い商品で、今の所は満足している。

久々にスマホを使ったが、やはりタブレットより扱いやすい。タブレットと比べれば半分位の大きさであるため表示されるサイズに少し違和感を感じたが、フォントを大きくする事で読み辛いという事はなくなった。重量は半分位であり細身であるため、片手でも十分に操作が出来て前より楽に感じる。当然ながら、携帯性も良くなった。 処理速度が早くなった。高血圧が再燃するのでは!と思えるくらいにタブレットは遅かったが、ま〜サクサクとよく働いてくれる。 今後期待するのはカメラの性能である。高性能のデジカメには遠く及ばないと思うが、出来るだけ肉眼に近い撮影が出来ればと思っている。

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