シットアップベンチの修理

以前 傾斜のあるシットアップベンチを、ベンチプレス用としてフラットになる様に改造しました。

シットアップベンチを改造
10年以上前に、シットアップベンチを購入した。しかし現在は使われず、物置でほこりを被っている。それをベンチプレス用に使おうと思い、フラットベンチに改造して見る事にした。家にある部材で改造したので、見栄えは悪いが結構丈夫そうに感じる。

この改造によって、ベンチプレスとしても使えて普通にイスとして使える様になりました。その出来は良く、我ながらに上手く出来たと自画自賛していました。傾斜のあるシットアップベンチより負荷は減ったが、腹筋運動には十分に使う事が出来たと思っている。しかし、1〜2ヶ月程前から運動の最中に不気味は音が聞こえ始めた。最初は金属のキシミかな? と思い使い続けていましたが、ここに来て使用中に違和感を感じる様になってきた。心配になって裏側を見ると・・・

シートを支えている部分の金属に亀裂が入っていた。

シートを上げると、支えている金属は完全に切断されていた。こうなった原因と考えられるのは、やはり改造だったのでは? と思った。腹筋運動を普通に行っていれば問題は無かったと思いますが、脇腹も鍛えようと思い捻りを加えた腹筋運動も行いました。そのため、片側にかなりの負荷が掛かったと思います。それが改造によって、本来は掛からない場所に大きな負荷が掛かったかもしれない。このベンチを再び使うには、この折れた部分を補修するしか方法はないだろう。このまま使い続ければ、もう一方の支えに負荷が掛かり、それも折れる可能性が高い。

これをどうやって直すか? ま、折れた部分に新しい金具を取り付けてシートを固定するしか方法はないと思う。問題は、どうやって金具を取り付けるか? 一般的には、折れた部分に鋼材を溶接する方法だと思います。しかし自分には、その機材もないし技術もない。かといって、鉄工所に持ち込むよりは新しい物を購入した方が安いかもしれない。このシットアップベンチは、ホームセンターで購入した安物でした。自分に出来る事は、支える鋼材をボルトで止めるしか方法はない様に思います。

何か適当な物はないかと、車庫の中を探してみました。

長さ40cmのL字鋼を見付けました。厚さは1〜2mm程で、十分な強度がある様に感じました。支えは20cmなので、2本作る事が出来る。もう一ヶ所の部分に異常は無いのですが、この機会に補強のため使う事にしました。あと、厚手のステーもあったので、これも補強に使って見る事にしました。今回使うのはL字鋼なので、平板よりも丈夫かもしれない。

L字鋼を、ベンチのフレームに合う様に加工しました。折れた方に付ける部材には、ステーをボルト止めして補強しました。

そして、取り付け場所に合う様にネジ穴を開けました。このネジ穴の位置はかなりアバウトで、ほとんど目測で穴の位置を決めました。そのため、実際に装着してみないと正確かどうか分からない。ベンチのフレームに合う様にディスクグラインダーで鋼材をカットしたのですが、これがかなりいい加減に出来てしまった。理想としては、フレームにジャストフィットする様に少し小さめに線引きをしました。そして、少しづつ削るつもりでいました。隙間がないと、曲がりに対しての強度が増すと思ったからです。しかし、実際に切り込みを入れると2mm位の隙間が出来てしまった。しかも、切り口が斜めになっている。原因は、切断砥石の厚みをうまく計算が出来なかった。あと、ディスクグラインダーを手に持って作業をしたので固定が難しかったのかもしれない。削れてしまった物は元に戻せないし、この辺のいい加減さはいつもの事なのでこのまま作業を続ける事にしました。

シートをフレームに止めていたネジですが、ネジの頭が潰れてしまった。これも取替える事にしました。道具箱の中を探すと、同じサイズの六角穴付きボルトがあった。こちらの方が強く締め付ける事が出来るので、このネジを使う事にしました。

L字鋼をフレームに止める適当なボルトが無かったので、5mmX80mmボルト・ワッシャー・Uボルトプレートを購入しました。 トータル、390円。

フレームにL字鋼を固定するやり方は、こんな感じで装着しました。こうする事によって上下に動かす事が出来るので、少しいい加減なネジ穴の位置でも調節をする事が出来る。まずは仮止めをしました。

もう一方の部分は、単なる補強であった。元々の部材に両面テープで装着しました。元々の部材と一緒にネジ止めするので、これで十分だろう。 先にこの部分にシート部分を固定し、もう一方の部分をネジ穴に合わせて微調整をしてから固定しました。

ほとんど目測のネジ穴だったけど、良い具合にフィットした。あとは、しっかりと固定して出来上がり。

前回はこれに足を付けてフラットベンチにしましたが、今回からは傾斜が付いたままの純正の使い方をする事にしました。

ベンチプレスには、フラットベンチと傾斜の付いたデクラインベンチがあります。そのため、シットアップベンチも傾斜の付いたままベンチプレスに使う事が出来るのでは? と思った。ただ、デクラインベンチと大きく違う部分は、お尻を固定出来ない事。そのため、重いバーベルを使う場合にはシットアップベンチでは代用が出来ない様に感じます。

現在は20kg弱のバーベルを使っています。実際に使ってみましたが、この程度の重さであれば問題なく使えそうな気がしました。シートはガタ付きがなくしっかりと固定されている様ですが、問題は耐久性です。たぶん、片側に強い負荷を掛けない限りは問題なく使えそうな気がします。今後バーベルを重い物に変えた場合、またフラットベンチに戻さなければならない様に思います。

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朝起きて一番最初にやる事は、ベランダに行きタバコに火を付ける事です。

喫煙室を自作
自分が喫煙する場所は、嫁さんとの共有スペースであった。リフォームした白い部屋は黄ばみ、今頃になって喫煙スペースを作る事にした。ベランダのうす汚れた一画を整理し、そこを隔離された場所にして喫煙室を作った。喫煙室とはいっても完全に隔離する事は技術的に出来ず・・

ベランダの窓を開け、タバコをくゆらせながらふと下に目をやった。すると、そこにあるはずの物がない事に気が付いた。

前日の夕方に降った雪は水分を多く含んだ湿った雪で、自分が前日に歩いた跡には黒くその足跡が残った。 ベランダに出た朝6時半頃は、すでに新聞が配達されている時間であった。実際に、丸印の郵便受けには新聞が入っているのが見えた。であれば、本来は矢印の通りに付くはずの新聞配達員の足跡が見えない。どうやって郵便受けに新聞を入れたのだろう? ミステリーだ!! 配達後に雪が降って足跡が消えたのならば、前日の自分の足跡も消えているはず。しかし、自分の足跡はしっかりと残っている。自分の足跡に沿って歩いて来たのだろうか? しかし、自分の家の周りは大きな雪の壁に囲まれて、そうするには困難だ。第一、そうする理由が見付からない。 ん〜〜・・ ん!

玄関先に、雪の塊を見付けた。これは、ミステリーでも何でもない事が分かった。つまり、前日の夕方に降った雪は水分を多く含んだ雪であったため、晩に掛けてその雪は溶け出した。それが朝方の冷え込みで凍り、玄関先はアイスバーン状態になった。そのため、新聞配達員の足跡が付く事はなかった。雪の塊は、新聞配達員の靴に付いた雪がそこを通った事により落ちたのだろう。下に降りて確認すればすぐに分かった事と思うが、上から見るとその状態は分からないし、前日に付けた足跡が鮮明に残っているためそう思い込んだのかもしれない。 寝ぼけ眼で、灰色の脳細胞はまだ覚醒しておらず、タバコをくゆらせながらその事を真剣に考えていた。

 

 

 

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