今まで東芝のブラウン管テレビ、28ZB20FACE(2001年製)を使っていた。1998年に発売された平面ブラウン管「フラットスーパーブライトロン管」は、東芝が世界で初めて開発に成功したものとされている。 そのブラウン管テレビですが、まだ十分に見る事が出来るのだが時々モノクロになったり真っ黒になったりする事があった。たぶん、寿命が近いものと思った。 突然爆発する様な事はないと思うが、数十年前にテレビを見ている途中で煙が上がり、画面の光が点に収縮し消えた経験をした事がある。 そのため、少し安くテレビが出回っていたため購入する事に決めた。
今回購入した物は IRIE MAL-FWTV43
外付けHDDなど付属品がサービスで付いていたのと、ポイント還元で実質35,000円位だろうか。
サービスで付いていたHDDです。USB3.0対応の新型の様に思えるが、容量が不明で録画時間から推測するに160GBの物ではないかと思われる。ただ、テレビがUSB3.0に対応していないため意味がない。
ドン・キホーテで4Kの50型が5万円代で販売された事が話題になり、中身に東芝製エンジンが使われているという事でさらに魅力が増した。最近では、ゲオから49,800円の物が出ている。その他にも、東芝のテレビ事業を買収したハイセンスブランドの中国メーカー、ソシオネクスト製のチップを採用したマクスゼン等など、中国製の色々なメーカーの物が出回っている。 ジェネリック家電 という物だろうか。今回購入したテレビも同じ類の物です。どの製品も、スペックが全部同じ様に感じる。その中で、IRIEだけが少し違う様に感じた。その違いが実際に使って分かるか知れないが、なんとなくIRIEに決めた。値段も安くなったが、IRIEの本体重量は7.6kgとかなり軽い。この重量であれば、壁に取り付ける事も十分に可能と感じた。そこで、部屋に備え付けてある棚に付ける事は出来ないかと考えた。
その棚にはLPレコードが収納してある。少しでも棚への負担を減らそうと思い、LPレコードはプレーヤーのある作業部屋へ移動する事にした。いままで数えた事がなかったが、208枚あった。 棚への取付は、アームを使用する事にした。
ガススプリング 40−50インチ用 耐荷重8〜16kgの物を使用。 アマゾンで、3,299円でした。(2021年現在、なぜか10倍以上の値段になっている) テレビの重量が8kgに満たないため、スプリングの強さを最弱にする必要があった。出荷時には最強に設定してあったため、これを調整するのに大変苦労した。力の弱い方だったら無理と思う位にスプリングが強い。16kgを支えるのだからそれ位の強度は必要なのかもしれない。
棚の一画、この場所を使う事にする。
事前にアームを取り付けるネジ穴を作り、その板を棚に固定した。
アームを取り付けた状態。アームの奥にHDDを収納する事が出来る。そこで、ケーブルを通すため下に少し隙間を空けた。
アームに水平器が付いているのだが、ほぼ水平を保てた様です。結構アバウトにネジ穴を作ったので心配したが、一発で設置する事が出来た。
アームの設置が完了。この設置までが苦労したが、十分強固に設置出来たと思う。後はテレビをアームに乗せて、水平に固定すればいいだけなので簡単でした。
最後に配線を整理し、DVDレコーダーを取り付けて完了。棚の半分程がテレビで覆われる事になるため飾る物などは入れておく事が出来ないが、テレビが前後左右に移動出来るため棚の収納には問題がない。
今までテレビのあった所が空間になり、部屋が広くなった様な気がします。
IRIEは裏録画が出来る様だが、仕様は1チューナーになっている。DVDレコーダーには2チューナーづつ備わっているので、地デジ3チューナー・BS3チューナーという事になった。録画には、外付けHDD160GBの他にDVDレコーダーの320GBが加わり十分だろう。
テレビの上が安息の場所であった紋次郎にとって、今回のテレビの設置はとても戸惑っている。 部屋に入って来ては、テレビを見上げウロウロしている。
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