ドライブレコーダーは、現在の車社会にとって必需品の様に感じます。そんな中で、自分もその様な状況に遭遇しました。
その後、そのドラレコらしき物は現在乗っているパッソに移設しました。 このドラレコらしき物は安物でありましたが、カメラが小さく録画状態が良いとは言えないまでもそれなりに映っていたので自分は満足して使っていました。 そのカメラが、突然録画不能状態になりました。「ついに壊れたか!」と思ったが、購入してから五年位経つので、ま、十分に元は取れたのでは? と思いました。 その症状は、SDカードを認識しないというモノでした。この症状から、カメラが壊れたと判断をしました。しかし後で調べてみると、SDカードにも寿命があるという事を知りました。特にドライブレコーダーの様に、書き込みや消去を繰り返しているとそれだけ早く寿命を向かえるらしい。もしかしたら、カメラの故障ではなくSDカードが壊れた事による録画不能状態だったかもしれない。もしこれが高価なドライブレコーダーであれば、SDカードを疑い新しいSDカードを試したかもしれない。しかし安物のアクションカメラである事から、ドライブレコーダーの替え時かな? という思いが強くなりました。それと、出来るだけ高画質の映像が欲しいという思いもありました。事故の場合の証拠としてもそうですが、ドラレコの映像は自分のブログに使う場合もあります。例えば・・・
偶然に遭遇した場合、突然の事にカメラの用意が間に合わない事が多いです。そんな時でも、車を運転中であればその瞬間が映像として残っています。その動画から切り取れば、その瞬間の画像として使う事が出来ます。 上記の写真は、サルの親子が電線を伝って歩いている場面です。それ程珍しい現象ではないかもしれませんが、この時期に青森県でサルの集団が電線を歩いている動画が話題になっていました。そのため、自分もこの事をブログに載せました。
この写真を見ても、説明文がなくてはそこに何が写っているのか理解するのは難しいと思います。そのため、出来るだけ鮮明に写るドラレコが欲しいと思っていました。
ドライブレコーダーは、数多くの種類の物が出回っています。日本のメーカーが数社と中国のメーカー品。それと、中華ドラレコと呼ばれる名も知れぬ安いドラレコは特に多いです。カメラといえば、ニコンやキャノンなどの日本のメーカー品が世界中で使われています。しかし、これらのカメラメーカーではドラレコを作っていません。何か理由があるのだろうか? これらのメーカー品であれば、かなり信頼度が上がると思うのですが・・。でも、そういった意味からすると日本のメーカー品の方が信頼度が高い様に自分は感じます。しかし、総じて値段が高い。
中国メーカーでも、名の知れているメーカーの物もあります。しかも、日本のメーカーと比べて値段が安い。ただ、商品のレビューを見ると当たりハズレが多い様に感じました。もしハズレに当たった場合、果たしてそのアフタケアーがしっかりしているのか分からない。そう考えると、どうしても慎重になってしまう。とはいえ、中国のIT技術はコスパが高く魅力があります。 自分のスマホ・タブレット・スマートウォッチは全て中国メーカー品です。一応一流メーカー品であるためか、一度も買って損をした思いはありませんでした。ドラレコも、中国のメジャーなメーカー製であれば間違いが少ないかな? だとすれば、中国メーカーも有りかな? という思いになって来ました。
上記のサイトでは、各メーカードラレコの実機レビューが詳しく書かれています。忖度なしに試験は行われている書かれていますが、真実は分からない。しかし、ここに書かれている記事はすごく参考になりました。何度もこのサイトに訪れ、自分に合った物を探してみる事にしました。
このサイトで一押しは「VANTRUE」という中国メーカーの物の感じがしました。機能を見ると、日本メーカーの物よりかなりお得に感じました。特に目を引いたのが・・
※ドラレコを探して取り付けたのが2022年4月。現在はもっと良い物が有るかもしれない。
レビューを見るとかなり良い感じ! ほぼコレに傾きかけた。現在のアマゾンの価格を見ると、GPSを付けて28500円位。ただ、どうしても残るのが中国メーカー。安い物でないので特に。悩みに悩む。
当時「LABOON」独断のランキングです。 X4Sは、ダントツの一位です。
結局、悩みに悩んだ末に選んだのは「GARMIN DASH CAM 47Z」に決めました。「LABOON」ランキングでは七位に入っているモノです。
当初は日本メーカーである「コムテック」とか「ユピテル」を中心に探していたのですが、レビューなどを色々と見ていると心変わりがしてくる。「VANTRUE」もその一つです。そんな中でランキングを見ていると、「GARMIN」というネームに惹かれました。GARMINがドラレコを出しているとは知らなく、ドラレコとしては有名ではないと思います。しかし、GPSといったらGARMIN! 登山をやっていた自分としたら、GARMINは憧れのメーカーでもあります。ハンディGPSを購入するとしたら、GARMIN一択になると思います。それだけ、GPSとしては信頼度が高いと思っています。 結局は名前で購入を決めたという事になりましたが、LABOON ランキングでは上位に位置してますし、品質的には悪い物ではないのでは?
購入価格は、23,200円。※(2023年4月28日時点では27450円。円安の影響か?)
購入予算は10,000円程度と考えていましたが、画質を考えるとどのメーカーもこの位の価格になる様でした。そんな中でGARMINを選んだのは、やはり信頼性。もしかしたら、アウトドアでのノウハウがドラレコでも活きているかな? という期待。 wifi接続が出来る事。先程も書きましたが、ブログの記事に活用する際にはSDカードの抜き差しが面倒くさかった。wifi接続が出来れば、それが楽になると考えました。あと、カメラのサイズが小さい。今まで使っていたアクションカメラと同じ位のサイズでした。GoProと同じ位のサイズです。
セット内容は「フロントカメラ・リアカメラ」「デュアルポートシガーケーブル」「microUSBケーブル・8m/4m」「取付マウント」「16GB・microSDカード2枚」「マニュアル」です。
付属のSDカードは「シリコンパワー社製」と「トランセンド社製」の2枚です。SDカードは、フロント・リア両カメラに装着します。メーカーが違う2枚にしたのは、外した時に分かりやすくするためのものだと思います。しかし、16GBでは容量が足りない様に思えました。 容量が無くなれば古い画像に上書きされループ録画になるため16GBでも問題はないと思いますが、上書きが多ければそれだけSDカードの寿命が短くなると思います。突然書き込まれなくなり、もしもの時に役に立たなくなる可能性が高くなると感じた。それとブログに使いたい現象が発生した場合、最低でも一日分は完全に残したい。そこで・・
64GBのmicroSDを二枚購入しました。容量が多いとループ録画が少なくなり、単純に寿命が長くなると思ったからです。それと、耐久性の強いSDカードを選びました。値段が少し高くなりますが、万一の時のトラブルを少しでも減らそうと思ったからです。ネンカの自分としては、その辺が気になった。16GBのSDカードは別の使い道があるので、けして無駄にはならない。
道具が揃ったので、取付に入ります。理想としては、配線を極力見せない様に設置する事。
初めに、難しいと感じたリアから取り付ける事にしました。
パッソはハッチバックの車なので、リアカメラはバックドアに取り付ける事になります。そのため、一番難しいと感じたのがバックドアから車体にケーブルを引き込む事です。そこで考えたのが丸印のストップランプカバーにリアカメラを取付け、ケーブルを赤線の様にバックドア内部を通らせ、ケーブルチューブを通して車体側に引き込む事です。そうすれば、ほとんど配線を隠す事が出来る。 リアカメラは粘着テープで貼り付ける様になっているのですが、バックドアの開け閉めを繰り返す内に外れないだろうか? という心配があった。そこで、リアウィンドウではなくストップランプカバーにリアカメラをネジ止めする事にしました。そうすれば、100%外れる心配はありません。
用意したのは、L字のステーと小さめのネジ。
本当はネジも目立たない様にしたかったのですが、ストップランプとカバーの間に余裕がなくてこの様にしないとカバーがはまらなかった。
配線をするには・・・
ストップランプケーブルに沿う様な形で、まず細い針金をガイドとして赤丸のケーブルチューブまで通しました。そして・・
USBケーブルに針金を巻き付け、チューブケーブルまでUSBケーブルを引き込みました。これで、ケーブルチューブを通して車体側までUSBケーブルを通す事が出来ました。
自分の考えとしては、USBケーブルをリアピラーの中に通し、あとは赤線のとおりにケーブルをピラーの中に隠しながらフロントまで通す事でした。
リアピラーを外すと、開口部がいくつか見えました。ここにケーブルを通す事が出来ればと思いました。また針金を使い、ケーブルチューブの所からこの開口部に向けて出口を探しました。しかし、針金をガイドとしてリアピラー内の開口部を探るのですが、どこにも出口を探す事が出来なかった。バックドア・ストップランプの配線が通っているのでどこかに抜けると思っていたが、構造が分からないので無闇矢鱈とやっても無駄だと観念しました。たぶん、車体側のストップランプと連動しているので、その辺の配線から車体側に引き出せたかも?・・・・
上記のやり方はやめて、ケーブルチューブからUSBケーブルを引き出し、バックドアのパッキン部分の中を通す事にしました。
そのためには、USBケーブルをパッキンとバックドアの圧迫から守るため、パッキンをはめる部分を30mm程削りました。そして、ケーブルを車内に引き込みました。出来るだけ車体にはキズを付けたくなかったのですが、こうしないとケーブルを車内に引き込めなかった。でも、この部分はパッキンで隠れるので目立つ事はありません。
果たしてこうする必要があったのか分からないが、心配性の自分は圧迫によってUSBケーブルが断線するのでは? と思ったからです。これで、ほぼ断線の可能性は無くなったと思うし、ケーブルも可能な限り目立たなくする事が出来ました。
あとは、パッキンに沿ってUSBケーブルを車体の左側まで通しました。パッキンは簡単に付け外しが出来るので、作業は楽でした。見た目にも、ケーブルは完全に隠れました。
車内に引き込んだUSBケーブルは、天井の内張りの中を通す様にしてフロントに引き込みました。
ドアモールも簡単に付け外しが出来るので、前後のドアモールを通す作業は楽です。
フロントピラーは簡単に外す事が出来るので、天井の内張りを通らせたケーブルをここまで引き込みます。
フロントカメラの作業。
GARMIN 47Zのフロントカメラは、磁石によって取り外しができます。そのため、基礎となる鉄板をフロントガラスに貼り付けます。 配線はフロントの内張りの中を通して、フロントピラーの所まで引き込みます。
フロントピラーでリアカメラのケーブルとフロントカメラのケーブルを合体させ、丸印の電源のある所まで引き込みます。
電源は、以前パッソに増設したシガーライターソケットから取ります。
ソケットに、付属されていたデュアルポートシガーケーブルを差し込み、フロント・リア両ケーブルを先込みました。 GARMIN 47Z は、フロントとリアカメラが連動するモノではないため、個々に電源を確保する必要があります。そのため、リアカメラを増設する事が出来る。自分にとっては必要がないと思うけど。
フロントピラーを取り付けると、配線は全然見えなくなりました。増設した電源は、グローブボックスの内側にあるので、ここの配線も完全に隠れています。
外からフロントカメラとリアカメラを見た状態です。
これで設置完了。
出来るだけ車にはキズを付けたくなかったのですが、どうしても必要で最低限の加工ではあったと思います。でも、今後 ドライブレコーダーを付け替える時は、ケーブルをそのまま活かせると思います。
GARMIN 47Z はマグネットでフロントガラスに装着しているためカメラを外すのは楽なのですが、反面 盗難に合いやすいと思う。そのため、車を離れる時は以前より施錠をする様になりました。ま、良いことだとは思いますけど。
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