能代？でコロナ発生

12月23日、晩のニュースで「能代保健所管内でコロナ発生」のニュースが流れた。全国でコロナ感染拡大が続き、一日の最多感染者数の更新が報道される。そんな中で、ついに能代にも来たかぁ〜　って思った。能代で感染者が出たのは、いつ以来だっただろうか。

翌日の新聞に、その記事が載っていた。

能代保健所管内と言っていたので能代と思い込んでいたが、隣の三種町からの発生であった。　最近は、秋田県内でもポツポツと発生の報告がされている。その発生は、広範囲に拡がる兆しなのだろうか。

記事によると、症状がありPCR検査を受けたのは60代女性で、その後陽性が確認された。そのため一緒に住む家族を濃厚接触者としてPCR検査をした結果、3世代6人の感染となった。6人家族の中で誰も県外に出掛けた方はおらず、誰が最初に感染しどの様な経路で感染したかも不明の様です。明らかな症状のある方は60代の女性で、一人は咳の症状があり残り四人は無症状であるという。

今日のニュースで、東京では12000人のPCR検査が行われ、今日もまた感染者数最多更新がされるかもしれないと予測されている。　秋田県のPCR検査数はどうなっているのだろうか？

少し古いが、7月20日時点での実施件数では、秋田県が全国で一番少ない検査数であった。表をみると、7月20日以降は以前より検査数が多くなっているが極端な伸びではない。たぶん他の県も検査数が増えていると思うから、現時点でも全国で一番少ないかもしれない。

能代保健所管内での感染確認は、8月16日以来になる。感染者が出てから濃厚接触者のPCR検査を行う程度で、たぶん普段はほとんど行われていないと思う。　やはり、感染経路不明というのは怖い。最近では誰も県外に出掛けていないというから、近くに居る人からの感染という事になるのだろうか？　だとしたら、その人は無症状感染者なのかもしれない。コロナは無症状でも感染能力があるので、それを防ぐのは無理に近いものがある。

秋田県では12月23日まで104件の感染が確認されているが、PCR検査を多く行っていない事から無症状のまま気付かずにいる人も多いかもしれない。能代山本は県内でも検査数が少ないと思うから、もしかしたら自分の周りにも無症状感染者が居るかもしれない。

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同じ一面に「ウィンターカップ第73回全国高校バスケットボール選手権大会」の記事が載っていた。この大会には、秋田県男子代表で能代工業が出場した。能代工業は来年から能代西高と統合し、学校名が「能代科学技術高」に変わる。

試合は九州学院(熊本)と対戦し、第3Qを10点以上の差を付けて終了した。しかし第4Qで逆転され、最後まで食らいついたが72−75の3点差で一回戦敗退となった。　能代工業は全国優勝58回の名門校であるが、「能代工」の現校名で最後を飾る事は出来なかった。