今日は中秋の名月、十五夜です。
十五夜には、団子や秋に採れた物・ススキがお供えにされます。自分の家でも、父親が亡くなるまでは行って来ました。 十五夜には、各地で風習がある様です。 自分の家では、南の方角にお供え物をしていた。そして、月のお供え物は女性が食べてはいけないそうです。家は男2人女2人の家族であったため、神棚に同じ物を上げそれぞれ分けて食べてました。
たぶん自分の住んでいる所は、昔からそういう風習があったんだと思う。
中秋であるが、今日は晩秋の様で一番寒く感じた。天気図では西高東低になり、寒気が入り込んで来たための様です。そのため北海道では、高い所で雪が積もるかもしれないという。
所々に晴れ間も見えるが、鉛色の雲が覆ってきた。風も強まり、初冬の様に感じる。 雪が降るまではいかないが、みぞれでも降りそうな雰囲気です。
スッキリとした青空になった。めまぐるしく変わる、正に秋の空です。
秋田県でも、鳥海山(2236m)で初冠雪になるのではないだろうか?
30年近く前の話になるが、11月初旬に白神岳へ登山に行った。
(白神岳山頂から避難小屋) 参考
頂上には少し新雪が積もっていて、早朝に積もった物と思われた。きだふりまげで ナチュラリストを気取り、新雪でコーヒーを沸かして飲もうと思った。コッヘルに新雪の表面を集め、火にかけた。すると雪が溶け出し、コッヘルに黒い煤の様な物がこびり付き始め汚い水に変わった。純白な新雪であったが、かなり汚染されているんだと感じた。
最近は中国からの飛来物 PM2.5 が問題になっているが、当時はその様な話は聞いた事がなかった。 自分が思ったのは 稲わらスモッグ の粒子ではないかと疑った。当時は稲わら焼きの対策がされておらず、稲わらスモッグは今のニュースで見る中国の様だった。
気にも掛けなかったが、中秋の名月も煙で霞んでいたかもしれない。
今も晴れて風の少ない日には、稲わら焼きのニオイが漂ってくる。
「また焼いてるな!」 と思う時がある。
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