昨日 分別に出そうとペットボトルの整理をしていたら、カメムシの入ったペットボトルを見付けた。
2〜3週間前に、嫁さんは触るのが嫌なためペットボトルで捕獲し封をした物だった。後で処分をするつもりだったが、忘れ去られ昨日発見された。
よく見るとまだ生きている。密封された中で、エサも与えられず底にわずか残った水で生き延びた感じだ。 なんとも しなりじえ 生き物だ。 このペットボトルにはカメムシのガスが充満しているはずだ。後始末の責任は、嫁さんに取ってもらう事にする。
カメムシは臭いニオイを出す事で知られている。 各地でカメムシの呼び名は色々ある様ですが、このニオイによる名前の付け方が多い様だ。 鹿角の温泉施設にある露天風呂には 「へっぴり虫にご注意」 という様な看板が付いていた。へっぴり虫=屁っぴり虫=カメムシと連想出来た。 秋田県横手市周辺では 「あねっこ虫」 と呼ばれているそうだ。隣接する雫石町に 「道の駅 あねっこ」 があるが、意味に関係があるのだろうか? 能代市ではカメムシ以外に聞いた事がない。少なくとも自分の周辺では、カメムシと呼んでいる。
この臭いを発するカメムシですが、種類も色々ある様です。自分の周辺では茶色いカメムシしか見た事がないのですが、緑色のカメムシもいるらしい。この緑色のカメムシをビニール袋に集めよく振ると、中からフルーツの香りがするそうです。本当だろうか? 仮にそのカメムシを見付けても、試す勇気はない。
カメムシは臭いを発するだけでなく、農作物にも影響がある様です。カメムシの付いた米は変色するそうです。そのカメムシが去年、八峰町で大量発生したそうです。それが今年は、藤里町で大量発生したと聞く。 カメムシが大量発生した年は大雪になる! と、誰かが言っていた。しかし今年は大雪とは感じなかったので、ちがう場所で大雪になったかもしれない。その説が本当であれば来年も大雪になるという事になるが、雪はありがたくない。
カメムシは人を襲う事はないが、その駆除は大変なことだろう。 10年以上前の事になるが、国道341号線にあったドライブインがカメムシによって完全に覆い隠されていた。店の扉には 「カメムシ大量発生により休業致します」 という様な張り紙がしてあった。現在はどうなっているだろうか? 営業を続けているだろうか? 一匹では気にも掛けない物が、大量発生し集団になると恐怖を感じる。 そのドライブインのカメムシを、駆除しようと刺激を与えたらどういう結果になるだろうか?
想像すると、トリハダが立つ。
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