低気圧の急速な発達により、台風級の猛烈な風が吹いている。数日前は、まだ2月の末なのに天気が良く春の様な陽気であった。しかし、嵐の前の静けさというか翌日は風雨となり今日は風雪になっている。
我が家のボロ小屋のトタンが剥がれそうになっている。どうか、持ち堪えてくれと願う。
能代市では、3月1日午後3時40分に瞬間最大風速27.8mを記録したと新聞に載っていた。3月では史上最大の風速だそうです。数件のトタン屋根の剥がれが報告されたそうだが、重大な被害は無い様です。 北海道では風雪によりホワイトアウト状態になり、除雪員の方が連絡を最後に音信が途絶えたとニュースでやっていたが、その後無事は確認されたのだろうか? また、雪によるスタックなどで渋滞が発生している様です。数年前にも北海道で同じ様な春の嵐が起こり、犠牲者が発生している。その中で、父親が娘を守り、父親は亡くなったが娘は軽い凍傷だけで済んだという事故を今でも覚えている。 その時は、秋田県でも猛烈な風が吹いていた。特別な被害は無かった(少なくても能代市では)と記憶しているが、翌日に大潟村を走っていたら、たくさんの松の木が折れていたり根から倒れている物が見られた。それだけ風が強かったのだろう。もしかしたら、局地的な突風があったのかもしれない。
春雷を聞くと、春が近いのかな! と感じるし、春一番と聞くと、暖かい風により春の訪れを感じる。しかし北国の春の嵐は、春の訪れを感じなく冬への逆戻りにさえ感じる。それでも、春の足音は確実に聞こえて来ている。
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春の嵐から一週間後、能代にも春の かまり が感じられる様になってきた。
月曜日には久々にまとまった雪が降り、火曜日の朝には10cm以上の積雪になり雪かきが必要であった。しかし冬の寒さは感じられなく、昨日は天気も良く雪解けが進んだ。
まだ寒さは残るが、日を追う毎に晴れの日が増え気温も上がり始めるだろう。
去年の11月末に、3.5kg程の干し大根を漬け込んだ。今年の1月から食べ始め、それがついに最後の一本になってしまった。
食べ初めの頃はまだ大根の辛味が残っていたが、この頃は辛味も抜け 良いあんべ になって来た所で最後の一本を向かえた。
今年の出来も上々で、とても美味しい沢庵に仕上がった。 丁度美味しさのピークの時に終わりを向かえるのはもったいない様な気がするが、これから暖かくなるに連れ沢庵の発酵が進む事になる。そのため、まだ寒さの残る内に食べ切る事が必要です。
暖かくなってきた今日この頃、丁度良かったかもしれない。
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