ファッションには無頓着なので言える筋ではないのだが、世の中にはダメージジーンズという理解の出来ない物がある。穴が開いてボロボロになったジーンズです。その様なジーンズは故意にダメージを与えているのだろうか? だとしたら ハンカクサイ 事だなぁ〜 という感覚が自分にある。
ダメージジーンズというモノが当たり前と考えるとしたら、それは使い込まれたジーンズであればその資格があると思う。前に一度見た事で、「股ずれ」で穴が開いてしまったダメージジーンズは、いくら使い込まれていたモノでも良ろしくないのではないだろうか?モノは、使い込まれてこそ価値があると思っている。自分にとって耐久財は、最後にどうしようもなくなってから捨てる事が本来の使い方だと思っている。「ケチ」と言われればそれまでだが、何でも長く使っていれば愛着が湧くものだ。
その中では、また別の感覚も出てくる。 以前、15年間位ランクルを乗っていて30万km近く(晩年はメーターが壊れて正確な距離が分からなくなった)走行した。 あっちこっちが故障をし、ザビでボロボロになり穴も開き始めた。最後は、車検を通すには高額になると思い廃車にした。 その一つ一つのキズが、勲章の様な感覚があった。
ジーンズの話に戻るが、使い込まれれば生地が薄くなり穴が開く。しかし自分は、穴の開いているジーンズを履く事に抵抗がある。
最初は小さな穴だったが、生地が薄くなっているために一週間の内にどんどん穴が広がっていった。修繕の仕方として、裏に布をあてミシンで縫う方法とワッペンで隠す方法がある。
家にはミシンが無いし、ワッペンの方が見栄えが良いと思いワッペンを購入した。能代市内では子供向けの物はどこにでもあるが、大人向けの物を扱っている所がなかった。そのため、通販で取り寄せた。1枚360円だった。
前にもダイソーでワッペンを購入して穴を修繕した。しかし、そのワッペンでは恥ずかしい! と嫁さんが言い、一緒に歩きたくないと言う。結局そのジーンズは、作業ズボンに格下げをした。
ブランケットスティッチでワッペンを縫い付けた。本当は赤い糸がよかったのだが、無かったため黒い糸で縫い付けた。目の幅に多少のバラつきがあるが、遠目には分からない。
裏を見ると、いい加減さが分かる。小学生の時に家庭科の授業があってアップリケを付けた事があるが、その時の方が上手だった様に思う。
自分の膝をマジマジと見る人もいないと思うので、これで良い事にしよう!
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