米の値段

15日の日曜日に、JAで米の直売が行われた。
29年産あきたこまち 30kg 玄米 8300円(税込)

当初予想した価格より安かったが、2年連続で米の値段が上がった事になる。先月JAでは、農家への支払い金額「あきたこまち 60kg 13000円」と発表した。その後、新たに500円追加して農家の方へ支払う事が決まった。 理由は、今後米不足が予想されるとされている。米の生産調整がうまくいって米の値段を上げる事が出来たが、今年の太平洋側の冷夏によって不作が予想された。深刻な状況にはならなかったが、収量はやや減る見込みの様だ。

能代地区は平年並みの作柄だったが、稲刈り時の雨により刈取りが一週間程遅れているそうです。そのため米の品質に影響が出るのでは?とされています。 物の値段には、原材料に人件費など諸々の加えた製造原価に、予想される最大の中間マージンを加えた「メーカー希望小売価格」があります。しかし、その希望価格で販売しているのはコンビニ位ではなかろうか? コンビニ各社は中間マージンを抑えようとしているので、かなり儲かる計算になる。 一方、値段を決められないのが生鮮品です。 豊作になり市場に物が溢れてくると、価格は暴落します。反対に、災害などにより作物に被害が出て市場に物が入らなくなると、価格は暴騰します。需要供給のバランスによって値段が決まる事になる。

秋田県はハタハタが有名(他の県ではほとんど食べない魚と聞く)ですが、今は高級魚とされています。 自分が子供の頃はとにかく豊漁で、産卵のため沿岸に寄ったハタハタの影響か、大量の精子で海が白くなったと聞く。
当時ハタハタは、木の箱に詰められて販売されていたのだが、販売業者がその木の箱を返却してもらわないと赤字になる! と言われる位にハタハタは安かった。その乱獲がたたり、ハタハタは丸っきり獲れなくなった。 一時期、北朝鮮からハタハタが輸入されていた。 箱を開けると、かなり鮮度の落ちたハタハタが入っていた。一部では、中に鉛の入ったハタハタもありニュースで報道されていた。 それ以来、輸入されなかったのではないだろうか。米が不足した時も、タイ米などが多く出回った。仮に米が不足しても、昔の様な不味い米は入ってこない様に感じる。 毎年JAで直売される米が一番安かったのだが、今年は桧山地区・常磐地区で、10日〜一週間前に8000円で販売されていた。その値段が税込であったか税抜であったか、今では確認のしようもない。

消費税が導入され、分かりやすくするためか総額表示(内税)が義務付けられた。確かに一目見て物の値段が分かるが、便乗値上げなどの弊害もあった。そういう事もあったためか、8%に消費税が上がった時は各企業毎の対応になった。そのため外税表示の所と、内税表示の所がある。商品にも、税抜・税込としか表示されない事が多い。安いと思って購入しても、税抜きで本当は高かったという事がよくある。玄米8000円も、税込みだったら安かった事になる。

JAの直売では毎年1袋しか購入しないのだが、今年は2袋購入した。予定では、4月頃までもつと思っている。その後はスポット買いで安いのを探すつもりだが、来年は出回らないかもしれない。
スポット買いをするもう一つの理由は、色々な銘柄を食べてみたい気持ちもある。 今回は 「秋田産あきたこまち」 「北海道産ななつぼし」 「福島産ひとめぼれ」 「新潟産こしいぶき」 を購入した。

去年、「青森産青天の霹靂 5kg」を購入した。
全国では、米の銘柄が700以上あるそうです。そんな中各県では、ブランド米の開発が盛んな様です。青天の霹靂は2015年に本格デビューしました。 5kg 2500円位と少し高かったが食べてみた。 味はどうなんだろう? 微妙な味はよく分からない。 でも、炊いた時のニオイはとても良いニオイがした。 ご飯にうるさい母親の反応が薄かったので、特に感動はなかったのだろう。

青森県は、リンゴで有名な県です。
そろそろ色んな品種のリンゴが出回る。 美味しいリンゴを探し回るのが、これからの楽しみです。

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