今年の桜の開花は、例年より数日早いとされている。そんな中、桜と雪が共演するという風情のある現象も起こった。
東京・上野公園の桜が満開となり、多くの人が訪れ良くも悪くもニュースで取り上げられている。秋田県の桜はというと、開花は４月14日頃と予想され４月19日頃に満開になると予想されている。 能代の花見は能代公園で昔から行われ賑わいがあったが、現在はイベントもなく露店も数軒と寂しいものです。二ツ井のきみまち坂公園の方が、人が多く集まるのではないだろうか。
自宅の近くにも、花見の出来る所が数カ所ある。米代川堤防には、堤防決壊後に地元住民達によって毎年桜が植樹されてきた。その桜が良い具合に育ち、桜並木の様な景観になっている。
車は入って来れるのだが、通り抜ける事が出来ないためほとんど車が通らない。そのため、ウォーキングやジョギングの姿が多く見られる。前は木製のテーブルとイスが数カ所に設置されていたのだが、現在は朽ち果ててしまっている。 草刈りは年に２〜３回行われているが、公園としては整備されていない感じです。この堤防の桜が、能代市の中では比較的早く開花する。冬期間吹きさらしのため、雪が積もらないからだと思います。
つぼみが膨らんできたが、開花にはまだ程遠い感じがする。昨日・今日と暖かく、午後１時３０分の気温が１８℃位になり５月並みの気温になっている。今後も晴れが続き暖かくなりそうだから、開花も早くなるかもしれない。
今朝のニュースによると、上野公園の桜の花が、散る前に花の根本から落ちる現象が起きている様です。原因はスズメによる犯行で、蜜を吸うために花をついばんでいるらしい。スズメは、構造的に蝶や蜂の様に花から蜜を吸う事が出来ない。そのため花の根本から蜜を吸い、花を落下させてしまう様です。今の時期は鳥にとって食料が少ないため、スズメは桜に目を付けたのだろう。１０年程前から見られる様になったというが、最初に桜の蜜に目を付けたスズメは賢かったと思う。
米代川の桜も、数年前に「ウソ」という鳥によってつぼみが食べ尽くされた。それにより、その年の桜は全然開花しなかった。その後「ウソ対策」をしたと聞かなかったので、その年だけウソにとって特別な事情があったのかもしれない。
普通、梅の後に桜の見頃を向かえるのだが、この辺ではほとんど同時に見頃を向かえる。自分の部屋からは、隣の梅の木が丁度目の前に見える。
自分にとって花見は、ここで十分だ。
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