近年 あおり運転が悪質・陰湿化し、それにより死亡事故も発生した。それらが社会問題となり「妨害運転罪」という法律が創設され厳罰化される様になった。そして、あおり運転を受けた場合にそれを証明するため、ドライブレコーダーを装着する車も多くなった。そういった事から、ドライブレコーダーに録画された状況がニュース等で報道される事も多くなった。昔からあおり運転はあったと思うが、ドライブレコーダーの普及によってその実態が多く知られる様になったかもしれない。
安全運転を心掛けていれば、何度かはあおり運転を受けた事があると思う。その多くは後にピタッとくっついたりパッシング位で、追い越せる状態になると猛スピードで追い抜いて行くか、路肩に寄せて追い抜かせる事が多いと思う。自分も何度かあおりを受けたが、トラブルになる事は無かった。ただ一度だけ、事故になりそうな時はあった。自分がバイクを運転していた時にダンプが近づいて来た。追い越し禁止区間であったが、そのダンプは強引に追い抜いて来た。しかも車体スレスレに追い抜いて来たため、自分は路肩の方に追いやられた。その道路は路肩が未舗装であったため、バイクのハンドルがぶれて転倒しそうになった事があった。
自分も現在はドライブレコーダーを装着している。それはあおり運転対策というよりも、事故にあった場合にその正当性を証明するために装着した。ドライブレコーダーは2017年に装着したが、それに関しての記事をso-netブログに投稿している。その記事をインポートし、編集・加筆してまとめました。
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「ドライブレコーダー」
今、ドライブレコーダーが売れているらしい。 きっかけになったのは、東名高速で夫婦が亡くなった事故のニュースからだろうか? ドライブレコーダーの映像は公開されなかったが、捜査で活用されたようだ。 その他にもニュースや番組などで、色々な事故の映像が公開されている。
タクシーには多くが装着されているが、一般車はまだ少ない様だ。自分はまだドライブレコーダーが必要な事故を起こしたり遭遇をした事はないが、1ヶ月程前に近い状況にあった。狭い路地に駐車している車があった。 その時向こうから自転車に乗ったおばあさんが来たため、徐行しながら通り過ぎようと思った。その時行き場を失ったおばあさんが、自転車を止め降りようとした時にバランスを崩し、自分の車の横で転倒した。 状況から、車に接触して転倒した様にも見える。 幸いケガがなかったため問題にならなかったが、もし事故として扱われればドライブレコーダーが証拠になると思った。そう思っていた中で東名高速の事故の報道があり、自分も装着しようという気持ちが強くなった。
ドライブレコーダーを検索すると数多くの機種がある。値段も千円以下から、数万円の物まで幅が広い。機能も様々で、GPS搭載やWIFI対応などがあった。 しかし一番必要なのは、状況をハッキリ記録させ証拠として使えるデータが残る事だと思う。そんな中で有名メーカーの物は値段が高く、1万円台〜3万円台まで様々だ。 しかし中国製は、3千〜4千円台が主流の様だ。 機能や仕様は同じで、むしろ勝っている物もある。信頼性の問題だろうか? その中国製は、見た目・性能は同じ様に見えるのだが、メーカー名の違う物がたくさんある。 コピーもしくは類似品だろうか? どうも中国製は信頼性に欠ける。 かといってメーカー品は高いし、思い悩んでいる。事故の保険と考えれば、信頼性のある物を選んだ方がまちがいがないだろう。 しかしいつ必要になるか分からない事に、高価な物を使う事に気が引ける。 もっとも、万が一の事に備えるのが保険なのだが。
物を選ぶ一つの目安に、使用者のレビューがある。しかし人の感覚は様々なので、100%信用する事は出来ない。YouTubeで使用者のレビューがある。 こちらは実際の使用感が分かるのだが、対象になる商品が少ない。 そのため自分は、直感を選んだ。
自分が良いなぁ〜と思った商品です。中国製で、3580円です。それとそっくりな物が、7〜8千円位で販売されている。写真の商品は、それのコピーなのだろうか?しかし、値段の高い方の商品よりも数値上の性能は上がっている様に見える。進化型のコピー商品なのだろうか? もう一つ気になる箇所がある。アルミニウムバッテリーを採用している所です。最新の技術を取り入れてるのかな?本当だと、すごいと思う。
この商品を販売している所が、個人輸入の業者の様にも見える。この商品がこの業者でしか販売されておらず、比較のしようがない。
ん〜、悩む!!
もう少し、探してみる事にします。
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「アクションカメラをドライブレコーダーとして使えるか?」
ドライブレコーダーを付けようと思った事は前に書きました。有名メーカーは値段が高く、4000円前後の中国製を探しいくつかの候補に絞り込んだ。そんな中で アクションカメラ の存在を知った。アクションカメラといえば GoPro が有名なようだが値段が高い。 それの中国製のコピー品がかなり出回っている。 4Kという高画質の物も安価で手に入るが、まがい物も多い様だ。
アクションカメラの良い所は、画質が良いとされている。運転中の記録を残す事はドライブレコーダーと同じだが、それ以上の機能は付いていない。 それでも記録がキレイに残れば、それが一番だと思っている。 それにアクションカメラは、使い方次第では色々な遊びに使える。 ただ、熱に弱いとされている。夏場を乗り切れるかが少し心配。 今回購入したのは、「LEVIN 防水スポーツカメラ1400万画素 170度A+級高解度広角レンズ ドライブレコーダー、WiFi機能付 SJ7000 」という物です。 何か、やたら高機能を強調してる。YouTubeに外国からも投稿がされているので、それなりに売れている物だろう。GoProコピーモデルで、アマゾンから3,762円で購入。 GoProの10分の1くらいの値段だ。
セット内容です。色々なアタッチメントが付属として付いているが、とりあえずはほとんどを使わないので、保管という事になる。
30m防水ケースとカメラ。泳げないので、ケースは当面不要だろう。トイカメラの様に見え、とても小さく軽い。
メニューの日本語が怪しい! さすが中国製!
今回、取り付ける場所はダッシュボードの上です。現在カーステレオが付いているのだが、使わないので外す事にします。 そして、その場所にタブレットホルダーを取り付けます。 カーステレオのあった場所の空間が空くのだが、何か小物入れの様に使う事になるだろう。
カーステレオの取り付け金具を利用して、タブレットホルダーを取り付けた。
カメラホルダーですが、適当なアタッチメントがなかったため発泡パネルを切って加工した。
100均のフォトフレームで、2mm厚位のガラス板を土台として利用。 その上に、カメラホルダー・小物入れ・Bluetoothスピーカー用滑り止め・時計を設置。
タブレットホルダーの設置状態。 金具が丸見えだが、これでも良いだろう。
全体の設置状態。電源はDCACインバーター(赤丸印)から取ります。5〜6年前にスマホの充電用に取り付けたのだが、シガーソケット充電器という物もあったんだね。 とりあえず、ある物を使います。ドライブレコーダーの配線は、ほとんど見えなく設置する事が出来た。ドライブレコーダー機能で重要な事は、車のエンジンが動いた時に自動で電源が入り、エンジンを切ると自動で電源が消える必要がある。 車載機能をオンに設定すると、ちゃんと機能しました。 たぶん電源が入ると自動で録画が始まると思うのだが、まだSDカードが届いてないので確認をしていない。
その内、使用感などを書き込みたいと思っています。
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「アクションカメラをドライブレコーダーとして使ってみた」
microSDカードが届き、LEVIN SJ7000に入れて使ってみた。車載モードをONにすると、エンジンを掛けると自動で起動し自動で録画が始まった。そして、エンジンを切ると自動でカメラも停止した。 とりあえずは、ドライブレコーダーとしての機能を果たした様です。
次は画質の問題です。
実際の画質に近い動画ファイルにしてみました。直接ファイルを貼り付けるとデータ量が多いため出来ないので、YouTube経由で載せる事にしました。
それなりに使える画像ではないだろうか?
思っていたよりハッキリとした画像にはならなかったが、ドライブレコーダーとしては十分な様な気がする。しかし逆光になると、光の玉の様な物が映り込む。
感覚的には、晴れの日よりもハッキリとした画像に思える。
最初は所々街灯が立っている暗い道路。 当然かもしれないが、ライトの当たっている所しか見えない。白く光る街灯が、青っぽく映る。 次に、幹線道路及び明るい駐車場。 こんなものだろうか?やたらライトの光が眩しい様な気がする。
総体的に、中国製の同価格帯のドライブレコーダーと同じ位の性能ではないだろうか? もう少し高画質を期待したのだったが・・・・・ ま、これで十分だろう。
数字だけを見て高画質と感じても、レンズの役割も大きいのではないのかな? 中国製はその辺が信頼出来ない。 それでも日常使うには十分なレベルだと思った。後の問題は耐久性です。
動画を作成する際にパソコンでファイルを編集したのだったが、不要なファイルはパソコンでフォーマットして一括削除した。どうも、それがいけなかったらしい。 そのmicroSDカードを、カメラが認識しなくなった。SDカードは規格毎にフォーマット形式が決まっているらしく、パソコンでフォーマットされたものは、カメラに対応していない形式でフォーマットされた可能性が高い。復旧させる方法もある様だが、Linux対応のソフトがあるか調べるのも面倒なので、パソコン用のSDカードとして使う事にした。家にあったのは8GBで容量が足りないかな? と思ったが、ループで録画される様だし1時間位は録画される様なので、もし事故に合っても直前が録画され記録されれば良いかな? と思った。
LEVIN SJ7000は、ドライブレコーダーとして使えるか?
信頼性に少し欠けるが、十分に使えるという結論になった。
今の所 毎日稼働している様だし、事故にでも合わない限りファイルを確認する事もない。
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現在もこの安物のアクションカメラをドライブレコーダーとして使っているが、このカメラは前方しか撮る事が出来ない。あおり運転や事故対策を考えれば、360°撮影出来るドライブレコーダーが望ましいとされている。しかし、値段が高い。安全性を考えれば保険より重要な部分もあるが、当面は現状のカメラを使う事にする。
最近、このカメラでトラブルが起きた。カメラは、DCACインバーターから電源を取っているが、このインバーターの電源が入らなくなっていた。インバーターの故障か? と思い中を開けて見たが、異常は見られなかった。電源は車のヒューズボックスから取っているが、ヒューズにも異常はなかった。原因は、後付けしたシガーソケットにうまく接続されていなかったと思う。再度組み付けたら通電したので、シガーソケットから外れかかっていたのだろう。原因は単純でホッとしたが、トラブルはその後で知る事になった。
カメラはしばらく無電源の状態にあった。そのため、カメラのバッテリーは完全に上がっていた。ただ、カメラは充電式なので、改めて充電するとバッテリーは回復した。インバーターも復活したため、そのカメラは今まで通りにドライブレコーダーとして使っていた。ところが先日、ある現象の動画から画像として抜き出そうと思った時、最近の運転記録が録画されておらず以前の記録しか残っていない事が判明した。記録はループ録画されるので古い記録から削除されていくが、最近の録画が記録されていない事を不思議に思った。車の作動時にカメラは確実に起動していたので、ついに壊れたか? と思った。設定の部分を調べたが、以前と同じ設定になっていて変わりは無かった。ただ、日付の部分が初期化され2015年の状態になっていた。 これが原因か? 以前に録画されて記録されたのが2020年だから、新しく録画されたのが2015年で記録されたため古い記録として判断されたのかもしれない。早速、日付を正確な物に修正した。この機種に限らず、ループ録画される物は同じ現象になるに違いない。
事故に遭った時の確認では無かったので問題は無かったが、今回の失敗で一つ偉くなった。
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