枝豆の栽培〜ナメクジの侵入

5月8日に枝豆の種を蒔きました。

少し大き目の鉢が3ヶと、小さ目の鉢が4ヶです。

蒔いた種は、二年前に初めて枝豆を植えた時に残った種です。その時の枝豆の栽培は、失敗の結果に終わりました。

枝豆を収穫
5月20日に枝豆の種を植えた。しかし育て方を間違ったのか、ヒョロヒョロとモヤシの様に伸びた。その影響か、収量が少なく味も不味かった。そこで、枝豆を加工し「ずんだ餡」を作る事にした。ずんだ餡にする事で、不味い枝豆を美味しく食べる事が出来た。

モヤシの様にヒョロヒョロと苗が育ち、結実も悪く全然美味しくない枝豆が出来ました。栽培の仕方をよく調べず、過保護に育てたすぎた結果だと思っています。 今回はその失敗を踏まえ、枝豆の栽培にリベンジしようと思いました。

ラディッシュの栽培〜リベンジ
二年前に風除室菜園なるものを始めラディッシュも栽培しましたが、その結果は散々なものでした。その時の種が残っていたので、リベンジしてみる事にした。しかし、種の有効期限が過ぎているため不安要素もある。発芽率が下がる事を見越して、種を多く蒔く事にした。その結果・・

前回のラディッシュ栽培のリベンジの時もそうでしたが、二年前の種である事から発芽率に問題がある様に感じました。そのためラディッシュの時には種をたくさん蒔いて、発芽した苗を育てれば丁度良いと思っていた。しかし、蒔いた種のほとんどが発芽して多くを間引く結果になりました。二年前の種であっても、発芽率が急に悪くなるものではないという事が分かった。そのため、二年前の枝豆の種でも問題はない! という前提で種を植えました。

枝豆の栽培の仕方を調べてみると、間隔を開けて一つの穴に2〜3粒の種を蒔く事になっている。発芽した中から丈夫な苗を育て、それ以外は間引く事になっている。 今回自分の取ったやり方は、適当な間隔を開けて一つの穴に1粒づつ種を蒔く事にしました。

ラディッシュを間引いた時に、苗に大きな違いはないと感じたからです。そのため、弱い苗であれば自然に淘汰されるだろうと感じたからです。種と種の間隔を8〜10cmくらいにしたのは、そういう思いがあったからです。

枝豆の発芽適温は、20〜30℃と書かれている。風除室に鉢を置いたのですが、温度はギリギリ20℃を保っている。 二年前の過保護栽培の経験から、今年は「なげわらし」状態で育てようと思いましたが、発芽するまで風除室で育てる事にしました。温度が低いと発芽しないらしく、そのまま土の中で種が腐る様な事が書かれていた。 今年の能代市の5月の気温は20℃を超える日が数日しかなく、平均は15℃前後で推移していた。種を蒔く時期が早かったかな? という思いもあった。でも、風除室であれば外気より少しは温度が高いので、こまめに日に当てるなどして過保護に育てる事にしました。

種を蒔いて10日後に、大体の発芽が出揃った。数ヶ所の部分で発芽していない所もあるが、そこは死んでいるのかもしれない。 大きい鉢の方は良い感じに成長を感じるが、小さい鉢の方は出遅れている感じに見える。土が足りない分、栄養が足りないのだろうか?

中には双葉が腐った状態で発芽した物もあるが、健気にも本葉の芽を出そうとしている。抜くのはいつでも出来るから、成長の様子を見る事にしました。

15日目、大きい鉢の方は良い感じに成長している様に見える。二年前の過保護の失敗から、芽が出てからは鉢を外に置く様にしていました。しかし、風除室の温度でも16℃しかないため、日中は日に当てて夜は風除室に入れる事にした。何か、ヒョロヒョロに育っている様に思えるが、これが正常なのだろうか? でも、二年前のヒョロヒョロ感より安定している様に見える。

本葉が出揃ったら、苗を安定させるために土寄せをする必要があるそうです。そのため、双葉の下まで土を盛りました。(二年前にはこれをやらなかった。) そして、液体肥料を与える事にしました。

本来の枝豆は、根に根粒菌を作り自分で栄養分を作り出す能力があるため、肥料を与えなくても育つとされている。しかし、自分の育て方では土が浅いため十分に根を張る事が出来ず、少々過密気味である事から栄養が足りないのでは? と思った。これも、過保護だろうか?

5月31日 本葉が良い感じに育った頃、葉に虫食いの痕跡が見えた。どの虫だろう? と思い探してみたら、葉の裏に黒い虫の幼虫? が止まっていた。こいつが犯人? と思い、即座に抹殺した。 翌日に鉢を見ると、また葉が食われている。

まだ虫が残っていたのか? と思い探してみたが見付からなかった。外に出した時に虫が付いたのか? と思いながら鉢をマジマジと見ると・・

粘液? が固まったと思われる跡が見える。ナメクジかカタツムリの通った跡だろうか? しかしその姿は見えない。何処かに隠れているのだろうと思い探したが、その姿を見付ける事は出来なかった。鉢は日が落ちる頃に風除室に入れ、食害は夜間に起きている。そのため、そこから消える事は不可能だ! 正に、密室の事件が発生しているのです。 正体がハッキリしないまま、とりあえず駆除する必要があると感じた。そこで、殺虫剤を購入する事にしました。

色々と調べた所「スミチオン乳剤」の評価が高かったので、ホームセンターに行って購入した。コメリで 598円(税込) であった。この農薬は1000倍くらいに薄める必要があるので、肥料液作りに使う小さな注射器で分量を計った。

100均で購入したスプレーボトルを使いました。容器は100mlなので、1000倍に薄めるとスミチオンは0.1ml必要になります。あのオモチャみたいな注射器では正確な量が計れず、かなりアバウトな配合になりました。水にスミチオンを混ぜると白く濁り、かなり薄めても農薬と分かる様なニオイがした。

農薬を全ての鉢に散布し、効果があってくれ! と願う。 翌日 鉢の縁にナメクジが付いていた。農薬の効果で弱り、明るくなっても逃げる事が出来なかったのだろうか。 即・抹殺。 これでまた、平穏な社会に戻る事が出来た。 だとすると、あの黒い虫の幼虫? は、ただそこに居たという事になるのだろうか?

それから一週間後、鉢にまたナメクジの痕跡があった。

たぶん、外に置いている時に侵入したのだろう。そして、夜に活動したと思われる。その痕跡が、鉢と地面に残っていた。(白く固まった部分)

地面には、あっちこっちにナメクジの痕跡が見える。農薬の効果だろうか? 安全な地を求めて迷走している様にも見える。しかし、葉っぱには食害の痕跡は見えなかった。やはり、農薬の効果が有る様に思える。 ただ、地面に残った痕跡は途中で消え、鉢の裏にもどこにもナメクジを見付ける事は出来なかった。またもや密室事件の発生だ! それでも食害が発生しなかった事で、これ以上の捜査はしない事にした。

本葉がだいぶ伸びてきたので、双葉が隠れるくらいまで土寄せをしました。これにより安定度が増す事になる。そして双葉の間からは脇芽が出てきている。これが重要らしく、脇芽が多く出る事によって実が多く成るようです。 二年前に栽培した時には、脇芽が一切出る事がなく、上へ上へとヒョロヒョロと伸びていった。今年は二年前より期待が持てる様に感じました。 この後 もう少し本葉が増えたら、摘心をして上に伸びる成長を止める。そうする事によって脇芽に栄養が回り、多く収穫が出来る様です。 ただ、ここで問題が発生して来る様に感じる。成長してくるにつれ苗と苗の間が狭く感じ、はたして脇芽がうまく成長出来るか不安になってきた。 結果はどうあれ、次回に向けての経験にはなります。

その後もナメクジの痕跡はあるが、食害にあっている様には見えない。そして、いまだにナメクジの姿を見付ける事が出来ないでいる。

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