何だ、これ!?

9月25日の夜、自宅の喫煙所でタバコを吸っていた。

喫煙室を自作
自分が喫煙する場所は、嫁さんとの共有スペースであった。リフォームした白い部屋は黄ばみ、今頃になって喫煙スペースを作る事にした。ベランダのうす汚れた一画を整理し、そこを隔離された場所にして喫煙室を作った。喫煙室とはいっても完全に隔離する事は技術的に出来ず・・

ふと夜空に目をやると、電信柱の向こうに2本の淡い光の様な線が見えた。何だろう? と思って見ていると、その光は段々と近付いて来て光も大きくなって来ている様にも見えた。急いで部屋に戻り、スマホのカメラで写真を撮った。

夜という事もあり鮮明に撮影する事が出来なかったが、2本の線が淡く光っているのが分かる。ただ、肉眼ではもっと鮮明に見えた。その点は、機器の性能や自分の撮影技術によってこれ以上の撮影は不可能と思える。そのため説明をすると、2本の線は彗星の様に見えて、段々と大きくなりながら徐々に小さくなりながら消えた。その時間は5分間位だろうか。スマホを取りに行った時に嫁さんにも教えたが、どこ?どこ? と言っていた。それ程に淡い光であった。

この光を見た時、ミサイル? という思いが一番に浮かんだ。 9月25日午前6時52分頃に北朝鮮から一発の弾道ミサイルが発射され、EEZ外に着弾したというニュースがあった。26日から始まった、米韓合同軍事演習を牽制する目的だろう。そして夜にも、本日二度目のミサイル発射かな? と思った。それと、光の方角がそれを感じさせた。

コンパスアプリで光の方角を見ると、西北西240〜230°のあたりにその光が見えた。自分がタバコを吸っていたその延長線上には、アバウトながら北朝鮮の辺りになる。すぐに防衛省のホームページを見たが、その様な情報は載っていなかった。ステルス型のミサイルか? 朝に発射されたミサイルは高度50kmまで上がった様で、たぶん肉眼では見る事が出来ないと思う。そもそもミサイルの航跡がどの様なモノか見た事がないので、その光の様に見えるかどうかも怪しい。 では、何だったのか?

合同演習中にも、何発かのミサイルが北朝鮮から発射された。そして・・・・

10月4日、テレビを見ていたら「Jアラート」が鳴った。不気味な音で、一瞬何事かと思った。ニュースでは、北朝鮮からのミサイルが青森県上空を通過する! というモノだった。7時22分頃に発射されたミサイルは高度約1000km程に達し、約4600km程飛翔した中距離弾道ミサイルであった。7時28〜29分頃に青森県上空を通過した後、日本の東約3200kmの海上に落下した。Jアラートが発しられた頃にはすでに青森県上空にいた事になるので、警報としては何の役にも立たなかった事になる。もし日本を狙ったモノであったならば、着弾後か警報の直後に着弾した事になる。どういう目的で10月4日にミサイル発射をしたのか分からないが、発射の角度や方角を変えれば楽にグアムを狙う事が出来る。 これら相次ぐ北朝鮮からのミサイル発射をうけて、一度日本海から離れた空母ロナルド・レーガンが、再び日本海に向かう事になった。

そもそも、なぜ北朝鮮はミサイルを打ちたがるのだろうか? 当然、米韓への威嚇の意味も大きいと思うが、ミサイル技術確立のための実験だと思う。この実験の成功によって、世界に北朝鮮のミサイル技術をアピールする事が出来る。たぶん、近い内に核実験も行うだろう。これらを合わせて、北朝鮮を核保有国として世界に認めさせたいと感じられる。その背景にあるのが、ロシアのウクライナ侵攻であった。侵攻を始めた冒頭から、核の使用を示唆していた。その事により、西側からの深入りを牽制出来ていたと思う。核戦争になれば、全世界が滅ぶのは分かっている。そのため、ロシアを刺激しない程度にウクライナへの支援を行っている様に見える。

ロシアの目論見が外れて戦争が長引いているが、当初のロシアの侵略スピードは無くなり、ウクライナによって侵略地が取り戻されつつある。不利になったロシアは「占領している地域はロシアである」と、自国の法律で決められた。つまり、その占領地のウクライナによる奪還はロシアへの侵略という意味になってしまう。そうなれば「正当防衛」を理由に、堂々と核を使う事が出来るという理屈になる。 そんな中で、クリミア大橋でテロが起きた。クリミア半島自体が侵略によって奪われたもので元々はウクライナのモノであるが、ロシアではそうとは考えないだろう。あくまでも、ロシアへの侵略のテロであると主張する。 今回のクリミア大橋へのテロで分かった事ですが、「ケルチ海峡」は橋を掛けれる程に狭い事が分かった。ウクライナがNATOに加盟すれば、この海峡は封鎖されたも同然になってしまう。ロシアにとって、クリミア半島は脅威だったのだろう。

クリミア大橋のテロは、ウクライナ側によって行われたのだろうか? その割には被害が少なかった様に思う。一時的に不通になり被害者も出たが、すぐに使える状態になった。ロシアによる自作自演でなかったのか? 第二次世界大戦でも、多数の死傷者を出しながら勝ち進んで来た。三人の犠牲者なんて何とも思わない国の様に感じられる。自国が攻撃された事によって犠牲者が出たとなれば、ロシア国民に緊張感を与え闘争心を持たせる事が出来るかもしれない。それの報復をする事によって、ロシア国民の賛同を得られるかもしれない。 そして、キーウなどへのミサイルが発射された・・・

2本の光の正体は何? ミサイルだ! と思ったが、全ての条件からその可能性はないと思う様になった。次に考えられたのが、飛行機雲。ただ、飛行機雲が夜に光ってみえるのかなぁ〜。それと、5分間程度では消滅しないと思う。 飛行機の航跡かな? とも思った。それであれば、遠ざかる事によって消えて見えなくなる事もある様な気がする。しかし、旅客機が並行して二機同時に飛行する事は無いと思う。軍用機? もし飛行機であれば夜間は点滅灯をつけながら飛行するはずですが、それは見えなかった。 結局は何も分からず、5分間で消えた謎になった。

としたら、UFOしかない!!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました