秋田県議会議員選挙ー能代山本

秋田県議会議員選挙の投票が、今日行われている。秋田県では14の選挙区に分かれているが、その内8の選挙区では無投票で当選が決まった。残り6の選挙区でも、定数に対し1〜2人多い選挙戦になっている。良くいえば「少数激戦」、でも何か盛り上がりに欠ける様に感じる。これだったら、各選挙区から一人づつ定数を減らしてもいいのではないだろうか。

能代山本選挙区は、能代市・八峰町・三種町・藤里町が一つの選挙区になっている。ここでは、4人の定数に対し5人が立候補をした。


(北羽新報より)
4人の現職と、1人の新人(でも最年長)の戦いになった。


(北羽新報より)
前回の県議選の選挙結果であるが、4人の当選者の内3人が自民党で1人が社民党であった。 その後、平成29年1月に自民党・能登祐一さんが任期途中で亡くなり、4月に補欠選挙が行われた。その選挙では能登さんの娘が自民党公認で立候補をしたが、政治経験もなく無名であったため、少し知名度のあった吉方清彦さんが補欠選挙で当選をした。今度の県議選では後藤健さんが自民党公認で立候補をしたが、後藤さんは市議を7期務め、市議会議長を務めた方です。 そういう意味では、野党系が苦戦をするかもしれない。前回の選挙では薄井さんが当選をし吉方さんが落選をしたが、吉方さんは選挙ごとに票を伸ばして来ており、今回議員も経験した事により支持基盤が強くなって来ているかもしれない。そうなると、前回当選の薄井さんが危ない様にも感じる。 能代山本は保守系が強い。そのため、支持票のしっかりしている自民系は選挙がしやすいと思う。前回の選挙を見ると、佐藤さんは三種町・能登さんは旧能代市・高橋さんは二ツ井藤里町でしっかりと票を取っている。そのため地盤を固めておけば、落選をする事はないと思う。そのせいかどうかは分からないが、後藤さんだけが町内に多く来ていた様に感じた。問題となるのが、中田潤さんが持っていた票がどこに流れるか? といった事。


(北羽新報より)
能代山本選挙区の投票率が、選挙ごとに下がって来ている。5日までの期日前投票では投票率が23.77%で、まだ一日残っている中で前回の最終を上回った投票率になっている。だからといって投票率が上がるとは限らない。盛り上がりの欠る選挙戦は、前回より投票率が下がる様に感じる。そうなると、支持票のしっかりしている自民系が有利だろう。

投票は国民の権利である。そのため経営側は、権利を遂行させる義務がある。でも、仕事を途中で抜けさせる事は中々出来ないだろう。 遊びと投票では、遊びが優先されるに決まっている。そのため、期日前投票という制度ができたのだろう。期間内であればいつでも投票が出来て便利なのだが、投票の際に当日投票出来ない理由を言わなければならない。別に適当な事を言っても良いのだが、それが煩わしくもある。投票率を上げたいのだから、期日前投票も普通の投票と同じ様にしても良いと思うのだが。

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