喫煙室を自作

自分が喫煙する場所は、嫁さんとの共有スペースであった。嫁さんはタバコを吸わないので、そのニオイが嫌である事は十分に承知していた。でも、空気清浄機を使えば大丈夫だろうと思い、ずっとそうしてきました。しかし20年位前にリフォームした白い部屋は黄ばみ、空気清浄機の効果は薄かったかもしれない。

空気清浄機(EH3711)の修理
タバコを吸う時は空気清浄機の前に立ち、そこで喫煙する様にしている。その空気清浄機のボタンの反応が悪くなり、何度押してもONにならないか、ONになっても風量切替の反応が悪い状態になった。そこで、自分で直せるモノか中を開けて見た。

空気清浄機は小型の冷蔵庫の上に置き、その前に立ってタバコを吸っていたのですが、去年の9月に台所にある冷蔵庫が壊れたため、代役として一時的に二階の小型冷蔵庫を台所に下ろしました。

冷蔵庫の故障〜再利用
家の冷蔵庫がいきなり壊れた。製造から20年が経つので寿命だろう。家にある小さな冷蔵庫で代用しているが、必需品であるため新たに大きな冷蔵庫を購入する必要がある。そこには家の生活様式にあった冷蔵庫が必要だろう。そして壊れた冷蔵庫の行く末は・・・

自分達の居室に空気清浄機を置く事が出来なくなったため、一時的にと思いベランダの一画に喫煙スペースを移しました。

ベランダの隅でかなりうす汚れた場所ですが、タバコを吸うと灰などで汚れるために贅沢は言えない。ここだと窓を開ければ煙が出て行くので、空気清浄機を置く必要がありませんでした。 小型冷蔵庫を移動して気付いたのですが、それが無くなっただけで随分と部屋が明るくなった様に感じました。小さな空気清浄機ではありましたが、これが部屋に暗い影を落としている事に気が付いた。そこで、空気清浄機を撤廃し新たに喫煙スペースを作ろうと思った。今頃になって黄ばんだ部屋が元に戻る訳ではないが、少しでも明るい方が良いだろうと感じました。

ベランダを仮の喫煙スペースにしていましたが、これにも問題がありました。多くの煙は排出されるのですが、風向きによっては逆流する事もありました。家のベランダはサンルームの様になっており、ここに洗濯物を干しています。そのため、逆流した煙が洗濯物に付着しニオイとして残る。そのため、喫煙場所より少し離れた場所に干す様になりました。そこで、喫煙スペースを隔離して部屋の様にしようと考えました。

喫煙スペースはとても狭く、約0.1坪しかありません。完全に隔離するには板で囲って部屋の様にするのが一番良いと思ったのですが、その部屋に合うドアを作る技量が自分には無く出入りが大変な様に感じました。そこで、その場所をカーテンで仕切る事にしました。完全に煙が漏れ出る事を防ぐ事は出来ませんが、何も無いよりは効果があるのでは? と思いました。

自分の考えた事は、喫煙スペースに天井を作り、そこにカーテンレールを付けようと思った。その材料にはコンパネが最適であろうと思い買いに行きました。

店を物色していると、処分コーナーに900x1800mmの「しきいた」を見付けました。その板はとても柔らかく、紙の様な繊維で出来ている様に見えました。グラグラと撓み、とてもコンパネの代用になるとは思えませんでしたが、50円(税込)という値段に引かれ「何とかなるのでは?」と、根拠のない考えでその敷板を購入しました。とても柔らかい板でしたが、カーテンを取り付けるだけなのでそれ程の強度を必要としないと思った事もあります。

とは言いつつもやはり不安が有ったため、天井サイズにカットした板を二枚張り合わせる事にしました。

大きな板の状態では撓んでましたが、天井サイズの大きさでは撓みの不安が少なくなり、それを張り合わせる事によって大丈夫と確信を持つ様になった。

使うカーテンレールは、自在に曲げる事の出来るカーテンレールです。このカーテンレールはこのために購入した物ではなく、30年以上前に、当時乗っていたランクルをキャンピング仕様にしようと思い購入した物です。結局は別の仕様に改造したため、使う当てもなく保管していました。

そのカーテンレールを板のサイズに合わせカットし、金具で板に固定しました。

板が柔らかいので、ナットがめり込まない様に大きなワッシャーを使いました。有り合わせの材料で作ったので、ボルトもサイズが合わず様々です。別に人に見せる物ではないし、この部分は天井裏になるので目の付かない場所です。

喫煙スペースを片付けていたら、自分が中学二年の技術授業で作ったイスが出て来ました。かなり汚い状態でありましたが、まだ十分に使えるためキレイにして喫煙室のイスにする事にしました。

天井板を支える板二枚と、イスにはニスを塗りました。どちらにもヤスリを掛ける事によって、だいぶキレイにする事が出来ました。このニスも残り物で、色はチグハグだし少し硬くなっていたため色ムラも見える。

ベランダに置いているラックに支柱を取り付け、天井板を固定しました。

レールにカーテンを下げました。このカーテンは下の作業部屋に使っていた物で、作業部屋にする際に邪魔になって保管していた物です。

狭いながらも隔離された喫煙スペースが出来ました。排出された煙の多くは窓の外に出て行くと思うし、逆流してもその多くはカーテンや天井に吸収されて外に漏れ出る煙は少ないと思います。

去年の9月末頃からこの場所で喫煙をしていますが、窓は南向きのため台風の様な強い風でも吹かない限りはこの場所で喫煙不能という事はありませんでした。冬場は北寄りの風が多いため、寒い事を我慢すれば喫煙不能という事はありませんでした。 喫煙自体が価値の無い事だと思っている。出来ればやめたいと思っているが、よほどの決意がなければやめる事は難しいだろう。そんな場所にお金を掛ける事は、無駄の極みだと感じた。そのため、有り合わせの物で作ろうと思った。新たに出資した金額は50円で、それ以外は手元に有る物で間に合わせる事が出来ました。

冷蔵庫の上が空いたので、そこに紋次郎用の布団を置きました。色々と片付けている中で、紋次郎お気に入りの場所が減っている。日当たりが良く、紋次郎のくつろげる場所が出来ました。

 

 

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