細菌感染

ウィルスを除き、人に害を及ぼす細菌は一部だとされている。 先日 埼玉県のスーパーで、4〜60歳の男女8人がO−157に感染した。5歳の女児が意識不明の重体になり、他の3人も入院中で退院のめどはたっていないそうです。よく耳にするO−157ですが、菅直人さんが厚生大臣だった時にカイワレ大根を食べるパフォーマンスをした事で有名になった菌です。特に幼児や高齢者が重症化しやすいとされている。 今回の感染経路は、バイキング形式で販売されているポテトサラダが原因とされている。

食品を扱う人達にとって、一番怖いのは食中毒です。行政指導による数日間の営業停止もあるが、信用の落ちる事が一番怖いと思う。 映像を見た感じでは、真面目に取組んでいるスーパーの様に感じる。そういう所では衛生管理の教育もしっかりしていると思う。だから、製造段階での感染の可能性は低く感じる。
スーパーなどでは、バイキング形式で販売をしている所が多いと思います。 メリットとしては
・作りたてを演出出来る。
・パック詰めの手間がかからない。
・客としては、好きな量を購入出来る。  などと思います。しかし常に外気と接触しているため、感染のリスクがある。特に不特定多数の人が集まる所では、そのリスクが大きい。
・自覚症状が無くても、保菌者であ可能性がある
・無神経な人であれば、近くで咳をしたりくしゃみをすれば飛沫物がかかる。
・ハエが飛んでくる。   など、衛生面では大きい。
今回の食中毒はバイギング形式であった事から、製造段階以降の感染も十分に考えられる。 いずれ、販売する側も対策を考えなければならないのではないか。

潔癖症といわれる方を見る事がある。それほどでは無いにしても、キレイ好きな方は多いと思う。それからか、除菌 と名の付いた製品を目にする。 確かに菌に感染して病気になる事もあるだろう。しかし、そこまで神経質になる必要があるのかな? と思う事がある。ある程度は、耐菌力を付けておかなければならないと思う。

花粉症などのアレルギーを持つ人が増えている様に感じる。一説によれば、衛生環境の改善や少子化により、乳幼児期の感染症リスクの低下が原因ではないかとされている。乳幼児期に様々な感染症にかかる事で、正常な免疫機能の発達を助けるとされている。免疫機能の低下が、アレルギーの増加につながる。昔は花粉症などという言葉は聞いた事がなかった。

サナダムシダイエットというのがあり、実際に人体実験をした人がいる。 医師の方が、2cmのサナダムシの幼虫を飲み込んで18日後に駆虫した所、体長が4m67cmに成長したサナダムシが体から出て来たそうです。その間「上腹部不快感」「疲労感」が出たそうです。しかし、18日間ではダイエット効果は確認が出来なかったそうです。ただ、痩せた人より太った人のサナダムシが成長が良かったので、余分な栄養を吸い取っているものと思われます。 この寄生虫の成長過程で排泄される物質により、免疫機能が作られるそうです。そのため、寄生虫を体に持つと花粉症にも効果があるそうです。しかし、5m弱の虫を体に持つのは抵抗がある。

子供の頃に学校で検便をするとひっかかる子が何人かいて、チョコレートの様な駆虫薬をもらっていた。昔はそれが普通だったのでは無いだろうか。駆虫によって寄生虫がいなくなった事により、アレルギーの子供が増えた事になる。
細菌は目に見えないものだから細菌感染の予防は必要と思うが、過度の対策は軟弱な体を作ってしまうと感じる。

※2021年 新型コロナウィルスの騒動から一年以上経つが、一向に治まる気配がなく拡大傾向にある。細菌と違い感染力のあるウィルス、特に空気感染のウィルスの場合は、過度とも思える程の感染対策が重要と感じた。今年はインフルエンザの流行がなかったので、それを証明された事になったと思う。

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