作業部屋にオーディオを設置

作業部屋を作るにあたり、最初に作業台をつくった。

この作業台の土台になっているのは、自分が中学生の時に買ってもらったステレオのスピーカーです。ステレオ本体は壊れて廃棄済みだが、スピーカーだけは何かに使えると思って取って置いてあった。 中学・高校・社会人と音楽と本を読む事が好きで、多くの時間をそれに当てていた。ところが、結婚を期に音楽は聞かなくなり本も読まなくなった。部屋にあったオーディオ機器も邪魔になり、物置部屋に置いたままだった。今は音楽を聞くにしてもYouTubeで事が足りるため、手間の掛かる音楽機器は使わなくなった。何か巷ではレコードプレーヤーが見直されてるらしく、急にレコードが聞きたくなった。手持ちのオーディオ機器をこのスピーカーにつなぐ事にした。まずは、機器がちゃんと機能するかだ。


ONKYO CP1400A
随分前に購入したレコードプレーヤー。いくらで購入したか忘れたが、見た目は随分安っぽい! 作動するか電源を入れてみたが、回らない?え?壊れてたか?  中を開けてよく見ると、ドライブベルトが経年劣化でボロボロになっていた。 これでは使えないので、とりあえずベルトを取り替えないといけない。

古い機種であるため、ネットでは詳細を知る事が出来なかった。そのため、メーカーにサイズを問い合わせたら64cmだった。調べてみると何と高いこと、取り寄せると2000円以上かかる様だ。とてもじゃないが、このプレーヤーにはもったいなくて使えない。そんな中で、おもしろい記事を目にした。何と、パンツのゴム紐でも代用できるらしい。さっそく100均へ!


製品は5mmなのだが、5mmがなかったので6mmの平ゴムを使う事にした。640mmになる様に縫い合わせて円にした。 これがうまくいけば、2000円分では何本のベルトが作れるだろうか?

100均のパンツのゴム紐でターンテーブルベルトの代用

100均のゴム紐で、一応ターンテーブルは回りました。問題は、正常に曲が聞けるか。それを確かめるため、まずはしばらく使ってなかったオーディオを組み立てよう。


Panasonic SU-AV100 1990年頃に購入
結構パワーがあるAVアンプ。経年劣化だろうか、電源スイッチの辺りだろうか?内部に問題があるのだろうか、中々音が出ない。しかし、しばらく電源を入れていると音が出始める。真空管アンプではないけど、温まらないと音が出ない。


Technics RS-676U  1975年頃に購入
高校生の時に買ってもらったテープデッキ。当時のカセットテープが少し残っているが、この後に聞くことがあるかなぁ? まだ動くので、とりあえずセットしておく。


DENON DMD-1000  2000年頃に購入
カーステレオ用に、曲の編集で使うために購入。しかし、ほとんど使わなかったなぁ。MDプレーヤーはどの位普及したのだろう? MD自体、短い生涯だった気がする。これもたぶん、使うことがないと思うがセットしておく。


ラックに収めました。電源の配線をして、スピーカーに繋げば使えるはず。

ラックに全てを組み終え、配線のみです。電源コードを延長し、スピーカーケーブルも延長します。


コード類は家にあるもので全てまかなえました。プラグとコネクタは100均の物です。電工ペンチはこの作業のために購入。コードの皮むきやギボシの圧着には、専用の工具を使うと楽だし仕上げもキレイに出来た。やはり、道具は大事だと感じる。 

電源ON・・・・お〜、回ってる!

45年ほど前に初めて購入したLPレコードです。これを聞くのもそれ以来かもしれない。吉田拓郎さんが大好きで、受験勉強もしないで彼のコピーばかりをしていた。 パンツのゴムのベルトで十分! かな? 普通に聞くことが出来ます。正確な回転数になっているか分からないが、何の違和感もなく聴く事が出来ます。たまにベルトが滑るのか音が途切れる事があるが、一瞬のことなので気にする事の程ではないと感じた。問題は耐久性かな。この状態が、はたしていつまでもつか。

迫力のあるスピーカーだねぇ〜! AV−100に初めてつないだけど、音が振動で伝わてくる。youtubeはパソコンで聞いていたため、これだけ迫力のある音で聞いたのは久ぶりの事でした。 何か、懐かしいなぁ〜。

 

 

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