こどもの日

こどもの日といえば、鯉のぼりが一番に思い浮かぶ。鷹巣・今泉地区の沼に鯉のぼりが泳いでいた。

能代・山谷地区でも毎年泳がせていたし、藤琴小学校でも泳いでいるのを見た事がある。今はどうなんだろう? この様に大量の鯉のぼりを泳がせている風景は、全国各地で見る事が出来るのではないだろうか。反面、一般家庭では鯉のぼりが泳いでいる風景は少なくなったのではないだろうか。小さな鯉のぼりは飾ってあるかもしれないが、庭にポールを立てて泳がす鯉のぼりは見なくなった様に感じる。鷹巣からの帰り道に道沿いを探しながら運転してきたが、1軒しか見付ける事が出来なかった。

少子化の影響だろうか? 昨日のニュースで、15歳未満の子供の割合は秋田県が最下位だった。 それもあると思うが、核家族化が進んだ事もあると思う。若い夫婦はアパートや新興住宅地に移り住み、旧家には年寄りしか住まなくなった事。新興住宅地には、鯉のぼりを泳がせる程の庭のスペースがないためと思う。農村部では子供がいないため、住宅地では泳がせる場所がないために鯉のぼりを見る事がなくなったのだと思う。

一カ所で大量の鯉のぼりが泳ぐ風景は、壮大で楽しい気分になる。どこが最初に始めたが知らないが、とても良いアイデアだと思う。昔に使っていた鯉のぼりが各家庭に眠っていれば、大量に調達する事も簡単だろう。

自分の子供の日や誕生日には、決まってプラモデルを買ってもらっていた。そして、それらは全てゼンマイやモーターで動く物であった。

男の子であれば、一度はプラモデルを作った事があると思う。 一時期、友達とカーレースに夢中になっていた事があった。それはラジコンカーでコースを競うのではなく、ゼンマイ式の車で直線を競うドラッグレースの様なものだった。スピンをしない様に改良を重ね、真っ直ぐに走るようにしてレースに挑んだ。 ゴールは部屋の壁であったため、結果は必ずクラッシュで終わる。いま思えば、ゴールに布団等を置けばクラッシュという事態は避けられたと思うが、当時は思いつかなかったのかなぁ〜。しかし、クラッシュした車を直して次のレースに挑む事も楽しかったのかもしれない。

一度、魚雷艇?だったけな? を作った事があるが、出来ても動かす広い場所がない。そこで、川で動かそうと思った。舵を固定させた状態で進水させれば、ブーメランの様に戻って来ると考えた。しかし、川には流れというものがある。船は30cm前後の小さい物だったので、流れに逆らえず何処かへ行ってしまった。 ハンカクサイ 話であった。

小学校高学年から中学生になった頃には、飾る物を作る様になった。一時期ペイントもする様になったが、何度やっても思い通りに行かず、結局 どうでも良くなる事が多かった。中学2年の頃からギターに夢中になり、プラモデルという物から遠ざかった。20代半ばでバイクに夢中になり、シーズンオフである冬場にバイクのプラモデルを作っていた。ペイントもしっかりとやって、出来も良かったと思う。やはり好きな物を作るという事は、取り組み方も違うのかもしれない。 それ以降現在に至るまで、プラモデル作りには関わっていない。

一度だけ作るのが難しくて、作るのを断念した事がある。小学生3〜4年生の頃かな、父親から戦車のプラモデルを買ってもらったことがある。パーツがたくさんあり、結構高かった物だったと思う。その中に、連結式キャタピラのパーツがあった。

              (イメージ こんな感じだったと記憶している)
キャタピラのパーツを一個一個つないでいくものだが、穴がちゃんと開いていなくてワイヤーが通らなかったり、バリがあってうまくはまらなかったりして、結局キャタビラを作る事が出来なかった。キャタピラが無ければ戦車を動かす事が出来ないので、その時点で作るのをやめた。たぶん、それなりの工具がなければ作る事が出来なかっただろうし、小学生には難し過ぎたと思う。
今、その連結式キャタピラの戦車にリベンジしようかと考えている。
出来れば、ジオラマ風にしたい! 今であれば出来そうな気がする。

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