あや

あや
嫁さんが言った言葉です。上戸彩・松浦亜弥の事を言った訳ではなく、杉本彩の事を言った訳でもない。どんな状況から出た言葉かというと、以前より自転車を直して欲しいと言われてた状況から。
自分が 「天気も良くなってきたし、そろそろ自転車を直しておくね」
嫁さんが 「あや」
何か、久々に聞いた言葉だった。自分では滅多に使う事がなく、同じ意味では「んだな」と使う事もある。 標準語では「そうですね」に相当すると思う。 ニュアンス的には、それを強く言った言い方かな?
自転車の修理に関しては、以下の記事で書きました。

嫁さんの自転車を修理
車庫に10年以上放置されていた自転車を修理しました。特に壊れている所は無いのですが、ホコリとサビがすごい。それを根気よく取り、部分的に塗装をしました。

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ずいぶん前に、伊奈かっぺいさんで有名になった言葉で
「どさ・ゆさ」 という言葉がある。この4文字で挨拶が成り立つという事だ。もう4文字付け加えると、状況のワンシーンが出来上がる。
「どさ・ゆさ・んだ・へば」
どんな状況かというと、
どさ 「寒くなりましたね。これからどこに行くのですか」
ゆさ 「少し温まりに、温泉にでも行こうかなと思ってます」
んだ 「そうですか。気を付けて行って来てください」
へば 「それでは、失礼します」
この状況を8文字で表して言っている。

もっと短い文字で、別の状況を表す事も出来る。
「く・く・け・く」
どんな状況かというと、
く 「この間買ったメロンがすごく美味しかったので食べてみませんか?」
く 「ぜひ、食べてみたいですね!」
け 「切ってきたので、食べてみてください」
く 「それでは、いただきます」
そのような状況を作る事が出来る。もちろん言葉だけでは秋田県人でも会話にならない。現場の状況により、最小限の言葉で成り立つ会話だと思う。全て一文字で書かれているが、イントネーションは微妙に全部違う。

あや の話に戻るが、文字通りには耳に聞こえてこない。イントネーションとなまりで、その言葉が生まれてくる。その聞こえ方で、おもしろく感じるのである。さっきの「け」でも、イントネーションにより意味が丸っきり違ってくる。さっきの「け」は「食べなさい」であるが、イントネーションや状況により「痒い」に変わる。つまり、文字だけを見ただけでは状況を知る事が出来ない。秋田弁は口語体なのだろうか。

東北、特に北東北の人は、口が重く・口下手で・無愛想のイメージが強いと思う。伊奈かっぺいさんは、「長い間口を開けていると、口に雪が積もる」 だから、会話が短くなった! と持論を述べているが、まるっきり大げさな話でもないような感じがする。

最近、金田法相の国会答弁がよく取り上げられているが、北東北人を地でやっている感が 鈍重 なイメージを持ち、はずかしく感じる。我々凡人よりは、はるかに頭の良い方だと思うが、イメージが彼をそう見させるのかもしれない。(人相もあるな!)

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