去年の今頃、家でノミが発生した。発生源は定かではないが、タヌキではなかったかと推測される。
2015年6月6日 19:07 撮影
2015年頃からタヌキが家の周りをウロツキ始め、そのタヌキに付いていたノミが、人を介して家の中に入り込んだのではないかと思っている。最初は紋次郎に異変があったのだが、ノミは昔の話だと思っていたので家の中に居るとは思いもしなかった。だから紋次郎の痒みは、皮膚炎かな? と思っていた。 その内自分達にも数カ所に痒みを感じたのだが、蚊が出てきたなぁ〜。 としか思わなかった。
ヒトスジシマカ
この黒い蚊に刺されるとすごく痒く、同じ様な症状だったからだ。その後も紋次郎の症状は悪くなる一方で、塗薬を購入した。 その頃からノミの存在も疑い始め、色々調べていた時にノミの糞を見つけた。 紋次郎の居たあたりに黒い粒々がたくさん落ちていたので拭いたら、雑巾に赤い色が付いたのでノミの糞だと確信した。それほど深刻には考えてなかったので、医者や薬は最終手段と思いノミ取りのクシでノミを除去する事にした。
最初は数匹取れて、次の日も数匹取れて、その後は取れなくなったので収束に向かったと喜んでいた。それが、大きな間違いだった。その内にまた紋次郎に異変が見え始め、 まさか? と思いながら紋次郎の居た辺りを見ると、ノミがピョンピョンと跳んでいるではないか! 家中、ノミの大発生! である。
それからノミとの戦争が始まる訳であるが、初期対応を間違ってしまった。部屋に居るノミを吸い取れば良いと単純に考え、家中に掃除機をかけた。 おもしろい様にノミが吸い込まれ、勝利を確信した。しかし、その後も紋次郎に好転の兆しはなく、自分達も刺され続けた。
ノミはゲリラ戦に戦法を変えたか! ならばという事で、こちらはトラップを仕掛けた。
この製品の評判が良かったので、さっそく取り寄せた。
ネットで調べたら自作のトラップの作り方が載っていたので、それも数台作った。
そのトラップと掃除機がけを毎日行ったが、好転の兆しは見えなかった。最終手段は、薬を使う事に決めた。ジュネーブ条約で化学兵器の使用は禁止されているが、キレイ事は言っていられない。
家中にダニアースを振り撒いた。 紋次郎には、フロントラインを取り寄せて付けた。
結果は、一日で効果が出た。最初から薬を使っていれば、紋次郎にも苦痛を与えずに済んだと思う。ノミとの戦いの一ヶ月間は、何だったんだろうと今でも思う。
フロントラインは効き目もすごいが、すごい劇薬なのではないかと思った。間違った付け方をしなかったと思うのですが、一時 紋次郎に変調が現れた。 苦しそうに呼吸をしていたのだ。 30分位寄り添っていたが、すぐに回復してケロッとはしていたが。その後もう一度家中にダニアースを振り撒き、終結宣言をした。何とも壮絶な一ヶ月でした。
ノミに刺された跡は一年経った今も残り、その恐怖は今もある。 カーペットに黒い粒を見つけると、確認をしない訳にはいかなくなってしまった。母親は、今も家の周りの草むしりをしている。また、家の中にノミを持ち込まないか不安だ。
コメント