(10月20日付 北羽新報紙面より)
標高の高い所では終わりを向かえているが、近辺の観光地では紅葉の見頃を向かえている。
能代市内でも、紅葉が始まって来た。
能代公園でも、色々な樹木が色づき初めて来た。
市役所前のイチョウ並木
少しだが、ギンナンも落ちている。
(北羽新報より)
10月15日付の紙面では、白神山地の紅葉が報じられていた。写真は二ッ森の山頂付近から撮影され、紅葉している部分が世界自然遺産の核心地にあたる。遠くに岩木山も望める。
二ッ森(1086m)は青秋林道終点の登山口から登り、40〜50分程度で山頂に着く事が出来る。 二ツ森より奥が世界遺産の核心地域になるので、二ツ森は比較的楽に世界遺産を感じれるスポットになっている。白神山地は、ブナの原生林として世界に類を見ない規模という事で世界遺産に登録されました。
ブナ単一の林の紅葉は、また別の魅力もあります。
岳岱自然観察教育林は、ほとんどがブナのため紅葉は黄金色に輝きます。少し早いと緑が混じり少し遅いと茶色が混じるため、一瞬のタイミングでしかこの紅葉を見る事が出来ません。自分も何度か訪れましたが、一度しか絶好のタイミングにあたる事が出来ませんでした。
世界遺産の核心地域を間近に感じられるスポットに、白神岳(1231m)もあります。世界遺産に登録されてからは、登山口が整備されだいぶ利用しやすくなりました。
自分が初めて白神岳に登った頃は無名に近い山で、それほど登山客もいませんでした。標高が低いため森林限界がなく、頂上付近にならないと眺望が開けないために人気がなかったのかもしれない。それと、標高が低い割には登山道が長く、最初は往復8時間以上かかっていました。その時はとても苦しい登山だったという記憶があって、下山して登山口に着いた時には汗の塩の結晶が顔中に付いていた。ブナは水を貯める木で、森のダムと呼ばれている。そのためブナ林の中は湿気が多く登山道は泥道になっている所が多くあり、下半身は泥々の状態になった。現在その様な所には、木道が出来ている。その様なブナ林の特性から、頂上付近にも水が湧き出る水場がある。
10年程前に白神岳に登山したが、途中でリタイヤした。
「ちょっと白神に行ってくる」とは言えない山に感じる。
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