去年の10月頃より、高血圧対策及びダイエットのため意識的に運動をする様になった。それから半年、感心な事にいまだ継続中です。運動をする様になってからは、数値が良い方向に向かっている。
その件に関しては
現在は30分程度の軽い筋トレと、1〜1時間半位スピンバイクで運動を続けている。
ダンベルと、100均から購入したゴムチューブのエキスパンダー
スピンバイクは乗っていると尻が痛くなるため、痔用のクッション?をサドルに噛ませて使っている。 運動を始めた頃はYouTubeで音楽を流しながらやっていたが、いつも同じ様な音楽を聞いている内に飽きてきた。 運動自体が単調なので、モチベーションを下げないために動画を見ながら運動をする様になった。
巨人の星のDVDです。 あまり映像に夢中になると手足が止まるので、ながら見が出来る物と考えた時にアニメが良いだろうと思った。還暦を向かえた人が漫画? と思うだろう。中学生になった頃からはほとんど漫画を見る事はなく、せいぜいジブリ作品を見る程度で日常的に漫画を見る事は少なかった。父親は「漫画なんて!」という人であったから、それのせいもあるかもしれない。
漫画にも名作は多いと思う。「あしたのジョー」「男一匹ガキ大将」「あぶさん」そして「巨人の星」等々・・・・ 仕事を始めた頃近くに貸本屋があって、一時期その様な漫画を見るため通った事があった。 巨人の星は、1968年3月30日から1971年9月18日まで放送された全182話の超大作です。日テレ系で毎週土曜日の19:00〜19:30の放送であったが、秋田県ではどうだったんだろう? でも、毎週欠かさずに見ていた。
主人公の「星飛雄馬」は、幼少の頃から父・「星一徹」によって日夜特訓を受け、野球人間として育っていく。(一徹は、ちゃぶ台返しが定着してしまう) その後、「花形満」「左門豊作」「伴宙太」といったライバル・親友に恵まれながら、読売巨人に入団する事になる。幼少の頃から鍛えた針の穴を通すコントロールと類を見ない豪速球投手であったが、体格による球質の軽さが致命的な欠陥となる事が発覚する。その欠陥を克服するために「大リーグボール1号・2号・3号」といった独自の魔球をあみだしていく。大リーグボールをあみだすまでの経緯そして敗北してからの葛藤、その間に入るエピソード等が全編の流れの様に感じる。 やがて父・一徹と対決する時には「ライオンは、這い上がって来る子だけを育てる」といった例えがよく使われる様になる。そしてそれが「老獅子と若獅子の戦い」といった表現に変わる。現実的にはほとんど有り得ないと思うが、強い父親を越えていく子供といった感じだろうか。 幼少の頃より、天上に一段と輝く「巨人の星」を目指す事が教えられ、父親を超えてこそが最後の目的という考え方だろうか。 最終的には父親に勝つ事が出来たわけだが、大リーグボール3号は飛雄馬の腕を蝕む魔球であった。そして医者からは、「ピシッ」と鳴った時に腕は動かなくなるという死刑宣告を受ける。最後の試合、親友でありライバルとなった伴宙太への最後の一球でその時が訪れた。
大リーグボール1号・大リーグボール2号は、父親の特訓があったから出来た魔球であった。しかし大リーグボール3号は、父親の特訓を全て否定する魔球であった。そのため、大リーグボール3号で勝った事で初めて父親を越えたとされている。最後は、マウンドに倒れた飛雄馬を父・一徹が背負いながら連れて来る場面で終わるが、初めて父親が負けを認めた場面であり、初めて父親らしい事をした様に感じる。 マウンドで燃え尽きた瞬間は、矢吹丈がリング上で白く灰になった場面に似ている。
巨人の星は、自分が小学校3〜6年生の時に毎週欠かさずに見ていた。野球少年というわけではなかったが、近所の子とその影響を大きく受け、マネ事みたいな事をしていた。彼は花形満に心酔しており、丁度良い関係であった。 大リーグボール1号はバットにボールを当てるだけなのでよくやっていたが、うまく出来るはずがない。劇中では、夜中にコインにボールを当てる特訓をやっていたのでマネてみたが、当然その成果など出るはずもなかった。 大リーグボール2号は絶対に不可能であるが、何とか似せようとやっていた。消える魔球は、当時の野球盤にも取り入れられていた。 大リーグボール3号は、当時の雑誌に投球フォームや球の握り方などの解説があった。解説通りにやると、確かに腕が痛い。自分はその解説を信じ特訓を続けたが、出来る事などあるはずがない。
巨人の星・全182話を見終わってしばらくしてから、飛雄馬の姉・明子の声優「白石冬美」さんが亡くなった事がニュースで流れていた。その時に初めて、白石冬美さんの写真を見た。巨人の星とは、何か因縁を感じる。
巨人の星はずいぶん前に録り貯めたモノで、現在も録り貯めたモノを見続けている。
昔に見た感覚とは別の感覚を覚え、何か発見があるかもしれない。
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日曜日に県議選の投票があり、月曜日の新聞に結果が掲載された。
(北羽新報より)
自分が書いた記事の予測とは、五分五分の結果だったと思う。
自分の認識は、この程度のものだろう。
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