鷹巣の武藤製パンが、去年の12月で廃業をした。そのパン屋のチョコバターサンドが有名らしく、鷹巣のソウルフードとして知られているという。そんな事は全然知らなく、先日ニュースでそのチョコバターサンドの存在をしった。武藤製パン監修の元で、秋田市のたけや製パンが引き継いで製造・販売をするらしい。そのため今までは鷹巣でしか購入が出来なかったが、今は色んな所で購入出来るみたい。 そんな訳でさっそく買ってみた。
武藤製パンが廃業をした理由は、製造機械が故障をして修理に多額の費用がかかるため、自分の歳を考え廃業を決めたという。 能代市にも2軒の製パン工場がありました。1軒はずいぶん前に廃業をして、もう一軒は去年廃業をした。その廃業にはそれぞれ理由があると思いますが、学校給食の影響もあるのかな? って思った。 昔の給食はコッペパンが主で、たまに麺類が献立にのったがご飯を食べた記憶がない。ところが今は、ご飯が主でパン食は1ヶ月に数日しかない様だ。現在の学校給食の実情は、去年の製パン工場の倒産で初めて知った。
どんな小さな工場でも、何か名物という物がある。滅多に見ることがなく食する事もないが、ふと目にした時はすごく懐かしさを感じる。 チョコバターサンドは、ニュースを見て購入をする気になった訳だが、それなりに美味しいと感じてもリピートをする気にはならなかった。それはあくまでも「武藤製パンのチョコバターサンド」であって、このパンは違う様に感じたから。
昭和の時代にあって、今は廃れてしまった缶ジュースがある。
缶切りタイプの缶ジュースで、缶の上に付いている穴あけ器で対角線上に二つの穴を開けなければならない。 最後に見たのは30年以上前だったと思う。当時もほとんどがプルトップ缶だったが、缶切りタイプのジュースが市場に出回っていた。おもしろいと思い販売してみた所、結構売れた様に記憶している。珍しかった事もあるのかもしれない。190ml缶で3〜4種類あった。 3缶・100円で販売をしていたと記憶している。
中学生の頃、友達とよくポンポコ山にサイクリングに行っていた。家に付いてから、カラカラの喉にコカコーラを流し込む! これが最高の贅沢だった。普段は飲むことのない500mlのホームサイズを一気に飲み干していた。この事がまた楽しみで こでらえね ものであった。
レギュラーサイズの物は現在でも喫茶店等で販売されていると思うが、500ml以上の物は全てペットボトルに変わった。コカコーラに限らず、昔の瓶製品はほとんどがペットボトルに変わっていると思う。そこには、回収に手間が掛かる事と配送する時に無駄な労力が掛かるためだろう。実際に、販売する側でも重労働であった。
当時この瓶でコップを作った事もあった。 やり方は、瓶に糸を巻きつけ、アルコールを糸に染みらせてから火を付ける。火が付いている状態で水で急激に冷やすと、糸を巻きつけた所で二つに折れる。 というやり方が何かの本に書かれていた。実際にやって折れたけど、うまく折れなかった様に思う。2コ程作ったが、直ぐに捨てたと思う。きっと出来が悪かったんじゃないかな?
色々な商品が販売されているけれど、昔から姿を変えずに販売されている物はどの位あるだろうか? 商品自体は大きく変わらなくても、包装とかが変わって全然面影のない商品もあるかもしれない。 たぶん、チョコバターサンドは昔から全然変わっていなかったかもしれない。
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