シットアップベンチを改造

10年以上前に、シットアップベンチを購入した。シットアップベンチとは腹筋を鍛える器具で、筋肉に負荷をかけるため傾斜になっているモノが多い。
当時の自分は100kg超の体重があり、これではいけない! という思いから運動を始めようと思った。当時が人生で、一番太っていた時期であった。
小学生の頃から太っていたが、20代後半バイクに夢中になっていた頃にダイエットをした事がある。当時は食事制限プラス筋トレ。仕事の内容も体を動かす事が多かったので、若い事もあり体重は見る見る間に減っていった。そういった成功事例から、筋トレで100kg超を改善しようと思った。しかし100kg超の体重は、その重力で筋肉に負荷をかける訳だから自分の筋肉は悲鳴を上げた。 結局は典型的な三日坊主に終わり、その後は物置に仕舞い込んでいた。
現在、高血圧対策のため意識的に運動をしている。

スピンバイクによる有酸素運動と、ダンベルとゴムチューブによる筋トレを行っている。
始めた当時は体重が97〜98kg程あり、取りあえずの目標を80kgに決めていた。数日前に一時的ではあるがそれをクリアし、何かそれを維持出来そうな兆しが見えて来た。目標をクリアすると、それ以上を求める欲求が出て来るものだ。
ダンベルに少し物足りなさを感じ、バーベルも運動に取り入れようかと考えた。そこで、物置に眠っていたシットアップベンチをフラットベンチに改造し、ベンチプレスに使おうかと考えた。
どの様にするかといえば、単純に片側に足を付けて傾斜を無くす事です。 しかし、体重にバーベルの重量が加わるので、かなり丈夫な足でないと運動の最中に壊れる可能性が高い。 鉄骨などを溶接すれば確実だと思うが自分にその技術はないし、業者に依頼する位だとフラットベンチを購入した方が安いかもしれない。そこで、家にある物で自分で出来る事を考えた。

以前、作業部屋を作る時に自分が作った作業用のイスです。しかし、作業をする時は立ってする事が多いため必要のないモノになっており、鉄材を組んで作っているので結構丈夫に見える。そこで、これを流用する事にした。

このイスをベンチの高さに合わせ切断し、四隅を鉄板で補強した。

ベンチの足に、U字ボルトでイスだったモノを固定した。

スマートな造りではないが、強度は十分にある様に思える。
このベンチは、ベンチプレス用以外にも通常のイスとしても使える。

座面を計ると、ほぼ水平であった。かなりアバウトに切断したが、一発で決まるとうれしい。
ただ、今後に不安材料もある。

下の方が木材にボルト止めしている事と、補強金具の強度に少々不安を感じている。垂直に対しては問題が無いと思うが、上下左右に負荷が掛かった場合その強度に不安がある。
その時はその時、壊れたら別の方法で補強すれば良い事だ。
シットアップベンチの足を掛ける部分にパッドが付いているが、パッドを外すとバーベルプレートのラックになるのでは? と考えた。

シャフトの直径を計ってみると、バーベルプレートの穴に合う事が分かった。
上段のシャフトには、直径が25cm位までのプレート、下段には15cm位までのプレートが収まる。そこへ、100均で購入したクリップがストッパーとして利用出来る。
ベンチプレス用の器具はまだ購入していないが、色々と下調べをしていた頃に目を付けていたモノが全て売切れになっていた。
新型コロナの影響で、家でトレーニングをする人が増えたのだろうか? 価格の安い器具はほとんどが中国製であるため、入荷が滞っているのも原因かもしれない。
入荷次第購入しようと考えているが、それに合わせて部屋のレイアウトも変える必要がある。

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