ラディッシュの栽培〜リベンジ

二年前に「風除室菜園」なるものを始めました。野菜の栽培はおろか植物を育てるのも初めてで、自分なりに色々と調べながらの栽培でした。しかしその結果は散々なもので、終いにはやる気が失われた状態で栽培が続けらた。その当時の事が、以前のブログに「なげわらし」というタイトルで記載されていたので抜粋をします。

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★なげらわし★

今年になって初めて野菜を栽培してみたが、二十日大根が失敗をし枝豆も期待した収穫にはならなかった。そのためモチベーションはだだ下がりし、それは今も回復していない。その影響が、キュウリとミニトマトの栽培に出ている。

    

キュウリは一本だけ収穫をする事が出来た。その後いくつもの雌花が咲き実が膨らんでくるのだが、5cm程まで成長すると全て枯れてしまう。 ミニトマトは、小豆から大豆サイズの小さな実は成るのだが、正常に育つ実はほとんどなく収穫出来たのは十数粒位だろうか。小さな実は、熟したモノを食べても全然美味しくなかった。たぶん肥料のやり方に問題があったと思うが、今となってはそれを修正する事も出来ない。こうなってからは肥料も与えず、ほとんど「なげわらし」状態で栽培している。なげわらしとは、一般的に使われている言葉として「ネグレスト」があてはまるのだろうか。母親は、「抜いで、なげでしまえ!」と言うのだが、その決心も付かず水だけは与えている。その結果、上に伸び続け枯れずに成長だけは続いている。今後涼しくなると、自然と枯れて行く事になるだろう。

10年以上前の事であるが、「畠山鈴香事件」が藤里町で起きた。 畠山鈴香が、自分の娘と近所の子供を殺害したという事件です。畠山鈴香の実家が二ツ井町にあり、両町に各地から報道人が押し寄せ、閑静な町が騒然となった。ワイドショー等でもその状況が報道され、「能代市で・・・・・・」という言葉が何度も流れた。能代市と二ツ井町が合併して間もない頃だったので、能代市と聞くたびに何か違和感を感じた。
詳しい事は覚えていないが、畠山鈴香にはネグレストの一面があった様でした。肉体的虐待はなかった様だが、育児放棄に近い状態であった様に感じていた。二人の児童を殺害した動機が曖昧なまま事件が解決した様に感じたが、二人殺しても死刑にはならなかった。畠山鈴香自身が高校時代に陰湿はイジメにあい、その後の人格に影響があったのかもしれない。そのため、情状酌量の部分が少しはあったのかもしれない。

生き物を育てるのは難しい。 それは動物でも植物に対しても、なげわらし状態にしてはいけないとは思っている。
来年はどうしようかと、今も思い悩んでいる。

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自分の性格の悪い部分が出た結果だろう。 その時にラディッシュも栽培しましたが、一番最初に失敗の結果がでました。

ラディッシュの種蒔きから間引きまで
ラディッシュは一ヶ月以内に収穫が出来るとされており、栽培も簡単そうなので超初心者向けの作物の様に思う。資材を購入し「さくらんぼ・二十日大根」という品種を購入した。種を蒔いて、4日後にはほとんどの芽が出揃い双葉が開いた。その中から弱そうな芽を間引いて・・
にわか百姓の憂鬱
風除室菜園を始めて初めて収穫する事が出来た。しかし、野菜栽培の経過は良いものではない。ミニトマト・枝豆・きゅうり・ラディッシュ、全ての発育が不全の様にかんじる。何に原因があるのか分からないまま、その状態は続く。過保護に育て過ぎた事が原因だろうか?・・

ラディッシュは初心者向きとされており、二十日大根と呼ばれる様に早く収穫が出来る。そんな事から、種を蒔くだけで誰でも簡単に出来ると思い何も調べずに栽培を始めました。その結果が失敗を生んでしまいました。すべての栽培が失敗に終わり、モチベーションがだだ下がりしたため翌年は全ての栽培をしませんでした。 そういった経験を踏まえて今年、残っている種を使ってリベンジをしようと思いました。

ラディッシュの栽培

始めたのは3月31日です。東北地方は3月中旬以降の種蒔きが適時である様なので、丁度良い時期だろう。しかしこの種には問題があって、二年前の残りの種で有効期限が過ぎています。以前に種苗会社の人から聞いた事ですが、期限の過ぎた種は発芽率が悪くなるそうです。そのため、売れ残った種は廃棄していると聞いた事がある。しかも、この種は開封済みなのでその心配はかなりありました。

袋の説明では、5〜10cm位の間隔に2〜3粒づつ点蒔きするとなっている。発芽率が良ければ、3cm位の間隔に1粒を蒔けば良い事になります。しかし発芽率が心配な事であるから、かなり密な状態で種を蒔きました。この中から丈夫な種が芽を出せば、丁度良くなるのでは? と考えました。

種を蒔いてから2日後には土が盛り上がり始め・・

4月7日には、かなり密な状態で発芽しました。たぶん、蒔いた種のほとんどが発芽したと思われます。 この状態から、適当な間隔で間引きをしました。本来であれば、その際に丈夫な芽を見極める事が大事と思うのですが、とりあえず間隔を正常な状態になる様に間引きをしました。

摘み取った芽はサラダにして食べました。 ここまでは二年前と同じで、問題はここから!

二年前はそのまま大きくなるのを待ったのですが、今年は芽と芽の間の土を掘り、茎の部分にその土を寄せて葉の下まで土を被せました。

そうする事によって、茎の赤い部分が太りラディッシュになるという事を知りました。

4月12日に更に間引きを行い、適当と思われる間隔にしました。その際にまた土を寄せ、完全に茎が隠れる様にしました。この時に間引いた芽を見てもまだ太ってはいませんでしたので、それらもサラダにして食べました。

4月24日の時点で本葉が出始めました。種蒔きから三週間程経ちますが、まだまだ収穫出来る状態ではない様に思われます。日中は外に出して日光浴をさせているのですが、朝晩は冷え込むので成長が遅れているのだと思います。 寄せた土が崩れ始めたので、更に深く土寄せをしました。

5月12日、種を蒔いてから40日を過ぎました。土からラディッシュが顔を出しています。収穫時期がハッキリと分からないのですが、遅すぎると中に「ス」が入るという事が書かれていました。少し早い様な気もしましたが、収穫をして見る事にしました。本来は大きくなった物から順番に収穫をするそうですが、まずは全て収穫して成長の度合いをみて見る事にしました。

その大きさは様々で、まだ粒の小さい物が多かったです。

収穫したラディッシュをどう調理しようか? レシピサイトを見ると、サラダや甘酢漬・ピクスルにする方法が多く書かれていた。一粒生で食べてみると、結構辛い! どうもこの辛さは家の者の口に合わない様な気がする。そのため、サラダはやめる事にしました。甘酢漬は、冬に赤カブを漬け込んだ物がまだある。

赤かぶの甘酢漬を作る
今年も赤かぶを漬け込んだ。この辺で赤かぶといえば温海かぶと津軽かぶが販売されているが、自分の作り方のせいか温海かぶはあまり発色せず津軽かぶの方が鮮やかな赤になる。そのため毎年津軽かぶで甘酢漬を作っている。今年の津軽かぶは出回りが早そうな・・

ラディッシュの「からし漬け」にしよう。葉も食べられる様なので、後で炒めたり味噌汁の具にしようと思っています。

ラディッシュの量はそれほど多くないので、キュウリと一緒にからし漬けにしました。ちなみに、クックパッドを見てもラディッシュのからし漬けは一件しかヒットしませんでした。一般的な食べ方では無いのだろうか?

翌日には食べ頃になっていました。 カリカリと歯ごたえが良く、ラディッシュの辛さも残っていて食事の良いアクセントになると思います。また、彩りもキレイになる。以前から大根とキュウリのからし漬けは作っていたので、不味いはずは無いと思っていました。

とりあえず収穫をする事が出来たので、二年前のリベンジは果たせた事になります。二年前の種がまだ少し残っているので、今度は適度な間隔を空けて種を蒔く事にします。これからは朝晩も冷え込む事が無くなるので、栽培期間が短くなる様な気がします。そして、収穫のタイミングも少し分かった様な気がします。

 

 

 

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