花の名山

今の時期は、各山々で高山植物が見頃を向かえている。短い夏の間に、一斉に花を開く。正にお花畑の中を歩く気分は、今までの登りの苦痛を忘れさせる程心地よいものだ。

森吉山(1454m)は、比較的近場にあるのでよく行っていた。登山道が整備されているので、安全に登る事が出来る。 ゴンドラ運行で山頂近くまで行く事が出来るため誰でも楽に行く事が出来、ゴンドラ山頂駅周辺でも登山気分を味わう事が出来る。森吉山は花の豊かな山で、ニッコウキスゲの群落には感動を覚えた。 山頂では日本海を望む事が出来るため、山頂から自分の家を探した事があった。 登山道は6本ある様だが、自分は松倉コースを使った。一般的でないため、とても静かな登山道です。

下山後は、麓の森吉山荘の温泉をよく利用した。

秋田駒ヶ岳(1637m)は、8合目まで車で行く事が出来るため、比較的楽に登る事が出来ます。そのため人気のある山で、マイカー規制がされています。
今年の規制は
6月1日〜10月31日 土・日曜日 祝日
6月12日〜8月19日 全日
この期間は、定期バスを利用する事になります。
秋田駒ヶ岳は、花の百名山にあります。一度だけ、満開のチングルマの群落に当たり感動を覚えました。 この山で特に有名なのは、コマクサです。

コマクサは「高山植物の女王」と呼ばれているそうです。真っ黒な砂礫の中にポツポツと咲いています。そんな条件の悪い場所には他の植物が育たず 孤高の女王 という感じです。コマクサには、一度しかお目にかかった事がありません。 登山コースは3本ありますが、縦走コースは様々なバリエーションがあります。自分は中生保内コース(3合目)を使っていた。このコースは信仰登山で昔から使われてますが、コースがキツイために利用する人はほとんどいません。 秋田駒ヶ岳は、今も火山活動が続いている。1970年には、女岳が噴火をしている。そのため麓には温泉もたくさんあり、玉川・乳頭・田沢湖・国見温泉は有名です。この二山は比較的近場にあるので、行く機会の多い山です。特に花のキレイな山だと思っています。

登山を始めて30年以上経ちますが、10年以上行ってません。どの山も登る時は、マイナーな登山道を利用する事が多いです。 一番の理由は、静かで・マイペースで登る事が出来るからです。登山客が多いと、すれ違い時の挨拶や道の優先など煩わしい事が多いからです。それと、昔から使われている修験道に魅力を感じます。

登山はとてもキツイ事です。しかし、何も考えず一心不乱に登り続ける事によって、ストレスを忘れさせてくれました。また、登り着いた時に来る風景のすばらしさは、それまでの疲れを忘れさせてくれます。これから登山をするとしたら、熊の心配があります。最近の熊の出没を聞いていると、マイナーな山や登山道では熊に遭遇する可能性も出てきました。
いずれ再び始めるには、ダイエットをして体力を付けないと無理な様な気がします。

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