2025年 キンダケの状況

今期初の雪模様。

 

11月10日は日が登ってから寒さが強まり、日が差したかと思えば黒い雷雲が現れ、風も強く大荒れの空模様。そして午後3時過ぎには、バラバラとアラレが降り出しました。11月も中旬に近付き、雪が降ってもおかしくない状況ではありますが・・・

日に日に寒さを肌で感じる様になって、そろそろ「キンダケ」の時期だなぁ〜! しかし、今年のイクジは不作の様に感じ・・・

今年のイクジは不作か?
今年は気温が中々下がらず、例年より遅くイクジ採りに行った。例年であればイクジが産直に並ぶのですが、今年は見えない。何か、不作の予感が。それでもいつもの場所へイクジ採りに向かう。しかし駐車場には車が少なく、嫌な予感が・・・

キンダケも期待が出来ない様に思いました。そんな思いで有りながらも、10月30日(木曜日)今期初のキンダケ採りに行って来ました。

場所はいつもの森岳。 午前5時頃に起床し、現場に着いたのが午前6時半頃。駐車場には車が一台しか止まっていなく、何か嫌な予感がする。雨降り後で気温や時期的にも丁度良いと思っていたのですが、その期待は一気に萎んでしまいました。良い意味で考えると、他人に採られる量が少ないので当たりが多くなる。しかし、キンダケが生えていないから採る人が来ない方が正解だろう。 隣に止まっている車は毎回見掛ける車だが、毎日の様にキノコ採りに来ているのだろうか?

急いで、すでに入山している人の後を追う。まもなくその姿を見付け、遠巻きにその人の前に出る。およその見当を付けている場所があるので、そこへ先に向かう事にしました。しかし、キンダケの姿は見えなかった。まだ少し早いのか? ただ、山はけっこう荒らされている。 火曜日に雨が降り、水曜日の午後から天気が良くなりました。そのタイミングで入山者が多かったのだろうか? いや、雨の日でも採りに来る人はいるので本当の状況は分かりません。

この状況を打破するには、とにかく広い範囲を探す必要がある。今回も歩きそうだ! そんな中で、ポツポツとキンダケの姿を見付ける。ほとんどのキンダケが、少しだけ地面に顔を出し埋もれている状態の物が多いので、時期的に少し早かったのかな? と感じました。(探すのは大変だけど、地中にあるコロッとしたキンダケの方が美味しい)

この日の活動時間は約3時間。駐車場に戻ると、車は7〜8台に増えていました。でも、この時期としては少ない様に感じました。

 

左がイクジ、中央がハツタケ一個、右がキンダケです。イクジの時期は終わったと思っていたのですが、形や質の良い物が採れました。キンダケの量は少なく、計ってみると150g位ありました。産直で販売されていたキンダケが100g・650円だったので、1,000円位の価値になります。産直を覗いた時にも扱っている量が少なかった。やはり、時期的に早かったのだろうか?

11月4日(火曜日) 今期二度目のキンダケ採り。 日の出は午前6時10分頃なので、午前5時頃に起床しその時刻に現場へ着く様に家を出ました。丁度 太陽が出始めた頃、駐車場にはいつものあの一台のみ。やはりダメなのかなぁ〜・・・ それでも今回は気合が入っていたので、すぐに入山者の後を追う。そして、先人を遠巻きに追い越して先に出る。

前回 目星を付けていた場所を重点的に回る。キンダケが生えていた場所周辺は菌が増殖している所なので、キンダケの生えている可能性が高い。(以前に人が掻き回した場所)しかしそれは誰もが考えている事なので、他人より先に入る必要があります。菌の無い所にはキノコは育たないが、未開地を見付ける事が出来れば大量に採取出来る可能性が高い。そのためには、広範囲を探す必要があります。そして、今回も黙々と歩き続ける。

朝は天気が良かったので、放射冷却によりかなり冷え込みました。手が濡れるので悴んで来るため、ポケットに手を入れ替えて感覚を戻す。 日が登った頃には体も暖まり、その頃には人と接触する場面も多くなった。入山者が増えて来た様です。人との接触を避けながら場所を移動している内にキンダケも見付からなくなってきたため、そろそろ切り上げ時と感じ駐車場に戻った。 この日は3時間半位の活動でした。駐車場は14〜5台に増えていました。それでも時期的には少ないように感じる。自分より先に入った人は、すでに帰った後でした。

 

左がイクジ、右がキンダケ。

イクジは時期的に終わりで、収穫物の質が悪かった。 キンダケは丁度良いサイズの物が多く質も良かった。今が最盛期に入っていると思われる。ただ、量的には少ない。キンダケの量を計ってみると500g位あり、価値にすると3,000円位。 帰りに産直に寄ってみると、やはり出品数は少ない。今年はキンダケも不作なのだろうか? キンダケはイクジの後に出て来るので少しは期待していたのですが、やはり空梅雨と猛暑がキノコの生育に影響を与えたと感じます。

11月11日も、時々アラレ混じりの雨が降る荒れた天気になっている。 キノコは時を選ばず条件の良い時に生えて来る。うまくその時に当たれば、大量に採取出来る可能性があります。 自分はある程度時間が自由に取れるので、これは! と思った時に行く事が出来ます。しかし今の時期は、突然雨が降ったりと天気の変動が激しい。そのためにはレインウェアが必需品で、出来れば最初から着込んで入山するのが望ましい。自分も一昨年まではそれを実行していたのですが、去年・・・

2024年・キンダケ採り
10月23日、キンダケ採りに行った。現場には車が3台停まっていたが、いつもよりかなり少ない。山に入ってみたが、キンダケは少ししか採れないが以外だった事にイクジがまだ採れた。去年の実績からも、まだ早い。この日は雨降りで、それが悲劇を・・・

ゴアテックスのレインウェアが崩壊しました。高機能のレインウェアは快適なのですが、値段が高い。なのでそれに近い安価なレインウェアを探していたのですが、これと思う物を見付ける事が出来なかった。そのため、いまだにレインウェアを所持していません。雨の心配の無い日だけ採取に出掛けるので、どうしても行く日が限られてしまいます。キノコ採りだけでなく山菜採りにも必需品なので、思いにかなった物を早急に探そうかと考えています。

今年のキンダケの状況はどうなのだろう? 2回しか行っていないので断言は出来ませんが、何か不作の様に感じます。 キンダケの正式名称は「シモコシ」と呼ばれ、「霜越」と書きます。字の如く、雪の降る頃まで収穫出来るキノコです。まだ1〜2週間は大丈夫と思いますが、今年はあとキンダケ採りに行きません。

そうだ、数日前の北羽新報に「巨大キンダケ」が能代砂防林(風の松原)で収穫された事が載っていました。しかも、道端で!! 新聞によると、今年は入山者が少ない様です。そのため、誰にも見付からずに生き残ったキンダケだろう。 今年は風の松原周辺に熊の目撃情報が多く、入山をためらった人も多かったと思います。森岳も同様に出没があるので、まるっきり安全という訳ではありません。いずれの場所も入山者が少ないのは、その影響もあるのかもしれません。

11日 午前9時頃、中川原堤防に熊が出たよ!!

 

 

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