ぶら下がり健康器を設置

高血圧対策のため、意識的に運動を始めてから1年半以上になる。スピンバイクによる有酸素運動と、ダンベルによる筋力トレーニングを行っている。最近少し物足りなさを感じ始め、バーベルもあったら良いなぁ〜 と、思い始めた。

そんな思いから、少し前にシットアップベンチをフラットベンチに改造し、ベンチプレスが出来る環境を作った。

ベンチを改造した頃、丁度セールにバーベルが出品されており、その時にバーベルは購入済であった。あとは、スタンドを用意すればベンチプレスが出来る状態ではあった。しかしそのバーベルを見て、シャフトの幅が狭いのでは? と感じた。

シャフトの持ち手部分の幅は650mmである。それに合うスタンドを探さなければならない。 そんな中、バーベルスタンド付きの「ぶら下がり健康器」を見付けた。商品説明のサイズを見ると、ギリギリ大丈夫かな? と思った。

数十年前に、ぶら下がり健康器が流行った時期があった。その器具でどういった効果があるのかは分からないが、おじさんやおばさんが使うという印象があった。今では、自分も十分おじさんではあるが・・。そういった思いから、ぶら下がり健康器を購入するというのは頭の隅にもなかった。 しかしその商品を見ると、ぶら下がり健康器というよりも懸垂器具といった本格的なトレーニングマシンにも感じる。

新型コロナの影響でジムが閉鎖されたため、自宅でトレーニングをする人が増えたためだろうか? トレーニング用品の品切れが目立つ様になった。自分が目を付けていた商品も品切れが続いており、入荷の目処が付かない感じであった。それが中国製であることから、通常の入荷が無い事も原因かもしれない。それが久々に入荷があった。希望する色ではなかったが、別にこだわらなければと思い購入した。

WASAI ぶら下がり健康器 MK680である。37kgの重さがあり、二つの箱に分けられた送られて来た。ぶら下がり健康器は色々な機種が販売されているが、その中でも重い部類に入る。重い体重を支えるのだから、重い器具の方が安定性があるのではないかと思った。それと、重い方が堅牢に感じた。

部品は多く無いが、それらを一つ一つ組み上げて行く事になる。単純な構造なので、難しく感じる所はない。個々の部品は重くないのだが、体重を支える物だからボルトはしっかりと締めていかないと倒壊の恐れがあるため、結構力のいる作業になった。

組み立てて行く中で、土台が少し歪んでいる! ん〜、中国品質か!と感じながらも、マットを敷いてみると、何とか気にならない程度まで調整出来た。 作業が進む中で、補強板が余った??? 何処に使う物? 説明書を改めて見ると、作業の途中で見逃していた。半分以上出来ていたので、補強板を設置する作業はとても力のいる作業になった。それでも、その補強板を付ける事によって、土台の歪みは解消した。中国品質と怒っていたが、自分のミスであった。 そんなこんながあって、1時間半位で組み上がった。

予定していた場所にピッタリとハマった。購入前にサイズを計っていたのでギリギリ何とかなるとは思っていたが、組み上がって見ると想像より大きく見える。

バーベルスタンドが付いている事が、購入動機の一つ。短いシャフトだったので心配したが、バーベルはピタっとハマった。

ただこれ以上バーベルの重さを増やすとなると、付属のプレートでは出来ない。そうした場合、少し長いシャフトを使う必要がある。そうなると、狭い部屋なので色々と支障を感じる様に思う。バーベルの重さを増やすとしたら、重いプレートを購入した方が良いかもしれない。バーベルスタンドの金具はかなり丈夫そうに見える。商品説明では150kgまで耐えれると書かれていたが、納得出来る数字だと思った。ただその重さを使う場合は、シャフトを変える必要がある。

本格的にやれる雰囲気がある。

ベンチのパットを外し、シャフトには残ったプレートのスタンドとして使う事が出来た。ストッパーには、100均で購入したクリップを使った。

実物を見て感じた事は、かなり堅牢で丈夫そうに思える。ただ色々な所に中国品質を感じ、雑な部分も見える。使う事に支障はないので、丈夫であればそれで良い。

早速使ってみると、自分の筋力不足を感じた。 垂直懸垂をしてみたが、少しも動かない。80kgの物を持ち上げる事と同じ事だから当然の事かもしれないが、今までの筋肉トレーニングがいかに生ぬるいモノであったかが分かった。

 

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