花見

桜の花見も終わり、GW中は各地の花の名所に観光客が集まっている様子がニュースで報じられていた。能代も桜は終わり、5月5日からは「つつじまつり」が開かれている。

               (5月9日・撮影)
ソメイヨシノは終わったが、八重桜等の生えている所はまだ見頃を向かえている。能代市で花見といえば「能代公園」と「きみまち阪」だが、現在の能代公園は賑わいがなくきみまち阪の方が多く人が集まるのではないだろうか? 随分昔には露店も多く出店をし、舞台で芸能なども行われていたが、今は「ババヘラ」位しかない様に感じている。現在の能代の桜まつりは、公園よりも市役所に作られた「さくら庭」の方が賑わいがあるかもしれない。

 さくら庭は、廃校になった旧二小の桜が利用されている。グランドであった場所が駐車場になり、桜の生えている場所にウッドデッキが設けられた。このさくら庭に屋台が出店をし、テーブルとイスでゆっくりと夜桜を観桜する事が出来る。

能代公園の夜桜は寒い! 一度だけ、会社が終わってから仲間と夜桜に行った事がある。しかし寒くて寒くて、ダンボールを体に巻き付けての飲み会になった。それでも寒さは和らがず、池の水を鍋に汲んで、それに一升瓶を立てて燗をしながら飲み会をした事がある。それ以降、夜桜には行った事はない。さくら庭の夜桜は、ずいぶん贅沢な感じがする。

公園でなくても桜の名所は多くあり、その地域で小規模ながらもイベントが行われている。

              (4月29日・撮影)
檜山・多宝院のしだれ桜だが、多宝院は檜山城の麓にあり城主・多賀谷氏の菩提寺である。檜山は城下町で、しだれ桜が多い。多宝院の桜は特に立派で、名所になっている。見物に行った時には丁度桜まつりが行われていたが、他の祭りとは趣が変わり産直の露店が出店をしていた。この桜の下では、飲食をする事は出来ない。

              (5月5日・撮影)
八森町の「尼子岩」であるが、数十年前とはずいぶん印象が変わった様に感じる。ここは八重桜が有名で、当時は歩道の両側に桜が生え桜のトンネルになっていた。しかし今は、数本の八重桜がある様にしか見えない。 尼子岩とは、「その昔、西国から漂着した尼さんが住み着き、病める人々を助けたという断崖の洞窟」と案内板に書いてある。西国とは、朝鮮か中国だろうか? ここは海から数百メートルの場所になるので、漂着した海岸から川沿いに山に入り、断崖の洞窟に住み着いたのだろうか? 初めて尼子岩に来た時その洞窟に行った事があるが、何か不気味で背筋に寒さを感じた。


現在はロープが張られ、その洞窟には行く事が出来ない様になっている。日当たりの良い広場があるが、ここで宴会をしても絶対に盛り上がらない様な気がする。

              (4月23日・撮影)

中川原・米代川堤防には、約2kmにわたり桜の木が植えられ桜の堤になっている。この堤防は1972年に決壊し、それ以降から堤防は大きく丈夫になった。 その堤防に、地元住民によって毎年桜の木が植えられ現在の規模になった。車での通り抜けが出来ないため、ウォーキングやジョギングで利用する人が多い。 桜の下は芝生になっているが、多くの人が目の前を行き来するので、宴会をする場所としては不向きかもしれないが散策するには丁度良い。木製のテーブルやイスが、少しだけ設置されている。

家から数百メートル離れた場所に「井坂公園」がある。 井坂直幹さんは「アキモク」の創業者で、能代を木都として有名にした方です。その旧井坂邸跡地が公園になった。子供の頃からよく行っていた公園で桜の隠れた名所と思っていたが、先日行ってみると小さな桜の木が2〜3本生えている状態だった。自分の記憶違いだろうか?

大潟村の「菜の花ロード」は、桜も大きく成長をしすっかり規模の大きいモノになった。自分の中では、秋田県一美しい場所と思っている。 桜以外では琴丘町の梅園で、本来は梅の実を取る農園なのだが開花の時期は開放をしている様です。一般的には梅が終わってから桜が始まると思っているが、秋田県では梅と桜がほぼ同時期に咲く。

        (自宅そばの梅を、4月13日・撮影)

うめがった(梅勝った)。秋田県では、桜よりも梅が勝る?
標準語圏では、美味かった(馬勝った)。牛よりも馬が勝る?
あ〜い、しか。 鹿でなく、馬だ! 馬鹿くさく、しょうがない話だ。
生姜無い? 馬肉の煮込みには、生姜が必須でしょう。
ほじない話だ。

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