阿仁のクマクマ園

日曜日に、八峰町へ山菜採りに行きました。ぜんまいが最盛期と思いますが、まだストックがあるので近くの八峰町へ「ウド」採りに行った。 まだ早いのかなぁ? 収穫は少なめ。柔らかい部分は和え物にし、皮や少し硬い部分はキンピラ、葉の部分は天ぷらにして食べた。スーパーで売ってる栽培物より、天然物がクセがあってはるかに美味しい。


ウドを採りに行った場所に「八峰町民以外の山菜採りは 罰金5万円」という看板が立っていた。少ししか頂かなかったので、ゴメンしてもらおう。

日曜日は天気も上向いて来てたので、採り終えてから阿仁方面に向かった。比較的どこも空いており、おかげでゆっくり過ごす事が出来た。 阿仁のクマクマ園に行ってきた。気にはなっていたが、ここにはまだ来た事がなかった。4〜5年前に八幡平のクマ牧場で事故が発生し、そのためそこは閉鎖された。その時に、阿仁の方で八幡平のクマを引き取った。以前より規模が大きくなった様で、ツキノワ・ヒグマを合わせて66頭を飼育している様だ。実際のヒグマを見たのは初めてでツキノワより大きく感じた。あと、ヒグマの方が個性があって判別しやすい。

檻越しに見れば愛嬌があって可愛く見えるが、山の中ではかなり怖い存在だ。

今年初の死亡事故発生


今年は去年より熊の頭数が多いとの情報がある。去年も出没が多かったが、今年も多い予想である。今回は玉川温泉方面の出没で自分達の行く場所ではないが、やはりショックである。今回の玉川方面の事故で驚いた事がある。それは、国道のすぐ脇で熊に襲われた事である。 熊は山の奥深く入らないと出会わないものであったが、新世代と呼ばれる熊が出没して人や車を恐れなくなったと言われている。「自分達は道沿いでしか竹の子を採らないから大丈夫!」 と思っていたが、それも安心の出来ない状況になってきた。 また、別の怖さもある。去年、自分達の行く場所のあたりで4人が犠牲になった。その後二頭が射殺されたのですが、その熊には食害の形跡があった。他にも、人の味をしめた熊がいるかもしれない。毎年竹の子採りに行っています。3年程行っていないが今年も行く予定を立てていない。

行けばかなりの量の竹の子を採ってくるので、自分達が食べて、周りにおすそ分けをしてもかなりの量が残る。それを大概の人は、缶詰に加工して保存している。

3年前の価格が、空缶が1缶60円・加工賃が1缶100円。この空缶に、皮をむいた竹の子を自分達が詰め加工所に持ち込みます。自分達は例年だと20缶程作るのですが、他の人はもっと多いと思う。その缶詰を自分達が食べるのは少しで、人にあげる事の方が多い。また、それが楽しみでもある。 山菜採り・キノコ採りのシーズンになると、必ず遭難の報道が出る。 確かに人が入らない様な所は良い物が採れるのだが、自分達にはそんな知識も経験もないので、いつも道沿いでしか山菜を採らない。小さな物で収量も少ないけれど、自分達が食べて少しおすそ分けが出来ればいいと思っている。

クマクマ園では、ただクマが居るだけで特に芸をする訳ではないのだが、何か 飽きせずに過ごせる。確かに愛嬌のあるクマだが、その実態は猛獣である。特にヒグマは恐ろしいクマで、クマクマ園のヒグマの檻には「熊の中に落ちても、助ける事が出来ません」という様な意味の事が書かれていた。
入り口でエサを販売してるのだが、楽しむんだったらエサの購入は必至です。

くまくま園 公式ホームページ|くまに会いにいこう。
くまくま園は秋田県にあるツキノワグマとヒグマの動物園です。

阿仁は、バター餅が有名です。 「ケンミンショー」で放送されてから、まがい物やアレンジ物が雨後のタケノコの様に出回り、果ては青森県でも販売されていた。久々に阿仁のバター餅を食べたが、阿仁の物が一番美味しく感じた。


帰りは、マタギの湯に寄ってゆっくりしてきました。

秘境の宿 打当温泉 マタギの湯【公式サイト】
秋田県北秋田市にある秘境の宿 マタギの湯は秋田県北を中心に活動していた「MOUNTAIN 侍」マタギの集団の生活を体験する宿です。田舎料理をベースの深山料理に、疲れや傷を癒す打当温泉、そして「売り切れ御免」の幻の逸品どぶろく・・・住まい、食...

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