5月4日に、総理から緊急事態宣言の延長が発表された。
新型コロナ関連の報道で、以前よりは少なくなったとはいえまだ多くの感染者が出ている。また北海道では、第二波が発生している事が報じられている。この状態で自粛を緩めてしまえば、東京で起きる第二波は北海道とは比べものにならない状況になってしまうだろう。
今回の延長は、誰もが予想してあった事だと思う。
秋田県では、総理が全国に緊急事態宣言をした事をうけ、4月25日〜5月6日までの期間、各事業所に対し休業要請を行った。
5月7日以降に関して県の発表では、4月14日に16例目の感染者が確認されて以降3週連続感染者が確認されてない事から、緊急事態措置を大幅に緩和する事が決まった。
休業・時短要請をしたほぼ全ての事業が解除されたが、スナック・バー・カラオケ・スポーツジムは14日まで延長された。解除された業種も、3密を防ぐ対策をしなければならない様です。
主要都市は5月末まで延長された様だが、現状のままで5月末までに収束するだろうか?
秋田県とは比べ物にならない位、都市部には人口が多く密集している。ワクチンや特効薬が無い中では、少数の感染者でもまた広がる可能性が高いと思う。それが第二波となり、また元に戻る結果になるだろう。
心配に思うのは、自粛要請が解除された地方へ都市部から人が流入しないだろうか? と思う事。ロックダウンしない限りは、地方への流出は必ずあると思う。
何で自粛出来ないのだろうか? 来られても、絶対に歓迎されないのに!
秋田県内の県立高校は、5月11日から通常の活動に戻る様です。 小中学校について山本郡3町は、7日から再開する様です。能代市は11日から1〜2週間程度、学年毎クラス毎の分散登校をする様です。
秋田県の場合、生徒数が少なく空き教室もある事から3密を防ぐ対策は可能と思うが、都市部の学校はどうなんだろう?仮に緊急事態措置を解除しても、学校の再開は延びるのではないだろうか。
授業の遅れを調整するため9月入学を支持する人が多い様だが、今年だけ特例という事は出来ないだろうし、社会全体を変えなければならないため簡単には出来ないと思う。ただ、大学だけを行うのであれば難しい事では無いと思う。 国際間の留学が多いと思うし、高校生にしてみれば受験が5ヶ月延びる事になるのだから。
4月入学が、日本とインドだけである事を初めて知った。少し前のニュースで、栃木県に帰省した人の陽性が確認され、それを知りながら東京に戻った事が問題になった。犬が何とか・・・という理由らしいが、本当の理由は何だろう?その後、その方の住む地域や経歴・氏名が特定され写真までがネットに流れた。人口の少ない地域であれば、特定するのに時間は掛からずネットに流れるのも早い。 事の重大さを軽んじた事で、今後の自分の生活に大きな影響があるのではないだろうか。
GW中の新幹線こまちの予約は92%減で、帰省客はほとんどいなかった事になる。車両に一人も乗っていなかった事や、秋田駅が閑散としている事がニュースで報じられていた。
秋田県は高齢化社会である事から、仮に感染者になった場合に事態が悪くなる。それと狭い地域性である事から、帰省した事がすぐに知れ渡り家族を苦しめる事になる。
帰省自粛が求められる中、能代市ではコロナ感染防止の注意喚起・エールを送ったりする缶バッジとマグネットを制作し、無料でプレゼントする取り組みを始めた。
「能代七夕天空の不夜城」「白神ねぎのん」などの能代ゆかりの絵柄をあしらったモノで、市出身者が故郷への思いをはせれる様な趣向を凝らしているという。 その事が新聞に載っていた。
全部で6種類あり、上記のイラストの他に能代弁でメッセージが書かれている。
・しったげ密だ
(とても 密だ)
・おめちけど
(あなた 近いよ)
・むったりえさいだ
(いつも家にいた)
・えでやぐやぐすべ
(家でのんびりしましょう)
・まえみであべ
(前を向いて行こう)
の、メッセージがそれぞれに書かれている。日本語訳? は書かれていないが、それを意味する事を英語で書かれている。
上記の言葉は普通に使われているが、文字として新聞に載った時は少しの間理解できなかった。方言を文字に表すのは難しいと感じる。
今日から自粛が解除されるわけだが、能代の場合元々閑散としている街だから大きな変化は見えないだろう。
一週間後には夜の街も解除されるが、しばらくの間は元に戻らない様な気がする。
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