全国高校軟式野球大会

第100回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)が、多くの感動を残し閉幕した。そして現在は、第63回全国高校軟式野球選手権大会が行なわれている。この大会はもう一つの甲子園と称され、8月24日から6日間の日程で行なわれている。 この大会には、北東北代表で『能代高校』が出場している。秋田県には六校の軟式野球部があるが、能代高校は18回出場の常連校である。2度の全国優勝、そして3度の準優勝をしている。決勝に進んだ事のあるのは、秋田県では能代高校のみである。

能代高校の試合が、8月25日に行なわれた。試合相手は、2年連続6回目出場の『篠山鳳鳴(兵庫)』との対戦となった。 試合は、1−1のまま延長13回のタイブレークに突入する激闘となった。しかし延長13回に1点を失い、1−2で敗れるという惜しい結果となった。 軟式野球大会は甲子園程知名度がなく、行なわれている事を知らない人も多いかもしれない。試合はテレビで放映される事もなく、ニュースでも取り上げられる事もないのではないだろうか。そのため、この試合結果を知ったのは地元新聞によるものです。

高校野球は硬式が主で、軟式野球部のある高校は少ない。それでも甲子園常連校の、作新学院・中京・広陵・仙台育英 他が優勝校になっている。これらの高校では、軟式野球部はどんな位置づけになっているのだろうか?
・学業が中心で、硬式の練習では勉強がおろそかになってしまうという人。
・定時制の人は、仕事もあるので空き時間にしか練習が出来ない人。 等々だろうか。
しかし野球は続けたい!という人が、軟式野球に進んでいるのだろうか? 軟式野球ではプロに進む事は不可能と思うので、そういった意味合いが強いのではと自分は感じている。

野球を練習するには、それなりの敷地を必要とする。広大な敷地を持つ高校であれば良いが、硬式野球部が主体となれば軟式野球部はどこで練習をするのだろうか? 能代市には、能代高校と能代工業に軟式野球部がある。

中川原には、野球グランドがあった。

現在はその場所に雇用促進住宅が2棟建っている。(今は民間に払い下げになったのか?)その場所は秋木の社有地で、秋木の野球部が練習をしていた。バックネットがあり、マウンドもあり、一応球場としては体を成していた。ただ、外野は草が生い茂りその奥は藪になっていた。秋木の人達が平日に使う事は滅多になく、その場所は自分達にとって良い遊び場であった。当時の遊びといえば、野球をするか虫や魚を獲る遊びがほとんどであった。野球とはいっても、人数が少ないから三角ベースの様なモノだったのかもしれない。

そのグランドに、高校生が野球の練習に来ていた。当時はその高校生がオッサンに見えたが、今 思うと軟式野球部であったのかもしれない。 外野が草薮なので、練習で紛失したボールを拾う事が出来た。ボールのサイズはL級で小学生の手には大きかったが、新しいボールを買わずに使う事が出来た。どの期間その秋木グランドを使っていたか覚えていないが、ジブシーの様に練習場を移り歩いていたのではないだろうか? そして、現在の練習場はどうなっているのだろうか? と、気になる。 別の話ですが、先のアパートの近くのテニスコートに、北高の生徒(現在は併合になり、能代松陽)が練習に来ていた。北高にもテニスコートがあったと思うが、どういった理由で遠征してきていたのだろうか? と、ふと思い出した。

全国高校軟式野球大会は、明石公園球場をメイン会場として2ヶ所の球場で試合が進められている。日程は、夏の甲子園が終了後 夏休み中で終了すると定められている。だから、最長でも9月2日までには全日程を終了させる事になっている。もし夏の甲子園の日程が延期等により後にずれ込めば、軟式野球大会の日程に影響が来るのだろうか? この期間中に雨などにより延期になり日程が終了しなければ、そこまでで終わりなのだろうか? 過去に一度だけ日程が終了せず、両校が準優勝扱いになった事例があった様です。日程中に終了させるのは社会の都合?それとも、大人の都合? やるからには、最後まで結果を残すのが重要と思う。仮に延期したとしても数日だと思う。それが学校に影響があるのだろうか?
中途半端の方が、もっと影響が大きいと思う。

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