松の大木を伐採

6月21日に撮影したモノですが、今年は栗の木にいつもより多くの花が付いている様に感じる。という事は、何事もなければ今年の栗は豊作という事になる。これは隣家の栗の木ですが、そこから自分の家の敷地にこぼれ落ちた栗の実をいくらか頂いている。たぶん違法な事ではあると思うが、隣家の方はたぶん知っていると思うし何も言ってこないので暗黙の了解と解釈している。 しかし、今年は状況が変わった。

隣家が新築をするという事で、家の取り壊しが始まった。この家の裏側には、栗と松の大木がある。少し前に、隣家の方と新築する家の事で話をした時に、宅地となる部分を少し広げるという事を話していた。それに伴い、生えている木を伐採するという話をしていた。隣家の土地には他に柿の木と梅の木が生えており、そして自分の家と隣接する場所に栗の木が生えている。その時は「木を全部切る」と言っていたが、隣接する栗の木を切る事までは詳しく聞かなかった。 隣家の裏側は藪の状態になっているので、スッキリさせたい気持ちかもしれない。 という事は、今年から栗を収穫する事が出来なくなるかもしれない。

藪になっていたところは更地になり、ずいぶんとサッパリとした。重機が入る事によって、更地になるのにそれほど時間は掛からなかった。 翌日から、2本の松の大木を伐採する事になった。

 

いずれの大木も他の家と隣接して生えている。そのため、安易に切り倒す事が出来ない状況にある様です。クレーン車に乗りながら枝を一本一本切り離し、それが家に当たらない様にロープで確保しながら作業が進められて行く。そして、枝が家に当たらない状態になってから一気に切り倒した。大木は決められた方向に倒され、家には傷を付ける事もなく作業は続いた。 難関となるのは、倒す方向とは反対の方向に傾いて伸びているもう一本の松の大木で、その松の木が一番大きい木です。その木を安易に伐採すると、他人の家に当たる可能性が高い。そして、その木の横には電線が通っており、伐採にはかなり条件の悪い状態で生えている。

電線に引っかからない様に作業をしているが、何度かはそれに引っかかり作業が中断し電線を傷つけないように外す作業が続く。

枝は全て切り離され、一本の棒状の木になった。それをどの様に切り倒すのかと思い見ていたら、上から1〜2mづつ切り離し下に落とす作業をしていた。

 

電線に当たらない状態になってから、一気に空き地へ切り倒した。

根元に、少しだけ切り株が見える。この切り株を掘り起こすと、隣家の家の土台に影響が出るかもしれない。だから、多分このままの状態で家を建てるかもしれない。

この辺りは、1885年から開墾に着手したと石碑に残っている。その頃に植えられたとしたら、100年以上の樹齢の木という事になる。 伐採された木は、短く裁断され運ばれた。たぶん建材などには利用される事もなく、チップとして処理されると思う。100年以上も生きてきて、数時間で倒され跡形も無く処理されるというのは、何か虚しい感じがする。 作業は二日間に及んだが、家などには被害も無くプロである事を感じさせられた。この二日間の作業は、見ていて飽きのこないモノであった。なぜならば、自分がやってみたいと思い始めた仕事であったためです。しかし、そう思い始めた頃には年を取り過ぎていた。

冒頭の「今年は豊作かもしれない」と思った栗の木です。

隣家の人の話では、木は全て伐採をすると言っていたが、この栗の木には手を付けず伐採業者は全てを片付けて引き上げて行った。「この栗の木は生き残るかもしれない!」 まだ家の新築作業には入っていないので今後の事は分からないが、少し希望を持った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大木の伐採は7月12・13日に行われたが、24日、チェンソーの音が鳴り響いた。何事かと思い外を見ると、希望の栗の木が伐採されている。

これで、栗の収穫は潰えた。栗の木には小さなイガが付き始め、そのイガが無残にも転がっている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました