身欠ニシンで酒の肴

※2017・5・10にSSブログへ投稿した記事をインポートし、それに加筆・編集したものです。

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身欠ニシンで酒の肴を作りました。
この辺ではあまり食べられないのですが、青森ではどこに行っても売ってる物です。

お店で買うと、結構高い物です。でも自分も母親も大好物なので、青森に行った時には必ず購入してました。
家では昔から、身欠ニシンにただの味噌を付けて食べてたと思います。
お店の味に近づけようと思い、自分流にアレンジして作ってみました。

どこにでも売っている身欠ニシンです。この量で300円程度です。
身欠ニシンにも色々種類があって、自分が使ってるのは8分乾の物を使ってます。本乾は硬すぎて包丁が立たず、8分より柔らかいと、食べて美味しくない。

身欠ニシンの皮をむいて、腹骨を取り除いた状態です。
青森では、この状態で真空パックで売られている物もありました。この状態で、ものすごく高いです。
多少の小骨は気にしないで、そぎ切りします。その後、酒を少しふりかけ冷蔵庫で一晩。
市販の物は醤油味と味噌味があるのですが、自分は味噌の方が好きなので味付け用の味噌を作ります。

Cpicon 激ウマ!にんにく味噌 覚書 by いまこ1214

クックパッドに乗っているレシピですが、これを参考にして自分の味にアレンジしています。 オリジナルのレシピより、しょっぱさを抑え甘みを強くしています。

一晩おいた身欠ニシンと、にんにく味噌を和えるだけです。その際、七味をふりかけ生にんにくを摺って混ぜてます。数日置いた方が味がしみて美味しくなると感じます。
以上で完成ですが、市販品とは違う味付けになってます。でも自分的には市販品より美味しいと思っております。母親も美味しい! と食べてくれてます。

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この記事を投稿後に、東京に住む友人がこのツマミを作ったと言ってました。その友人はソフトニシンを使った様で、あまり美味しく出来なかったと言ってました。間違ってもソフトニシンを使ってはいけない! ソフトニシンはどこでも売られているため、同じ身欠ニシンだからと安易に考えると思うが、たぶん生臭さが強く食感が悪いと思う。基本的には生食なので、出来るだけ良く干された物の方が理想と感じる。ただ本乾の身欠ニシンは、固くて包丁が立たないのでケガの元になる。固い身欠ニシンは、酒で少し戻して柔らかくしてから加工するのも一つの方法かもしれない。手間が掛かるが、そちらの方が理想の固さの身欠ニシンになると思う。 青森県では、漬物用として木の棒の様に固い身欠ニシンが安く売られている。こちらは固すぎて、どの様にしても加工出来なかった。

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