エーワン・ベーカリーのソーセージパンを再現

※2017・6・9にSSブログへ投稿した記事をインポートし、それに関連する記事をまとめて加筆・編集しました。

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かつて エーワン・ベーカリー というパン工場があった。 というか、エーワンベーカリーは今もある。

前は工場と店舗があったのですが、今は工場を閉鎖して店舗のみを営業している。
その店舗は昔の洋菓子店の様な風情を残し、いくらかの洋菓子と菓子パンを製造・販売をしている。
昔から販売され、今も店の看板商品に「アンドーナッツ」がある。

             (1個・60円)

包装も商品も自分が子供の頃からだから、50年以上変わっていないと思う。いつも見るたびに懐かしさを感じます。今回購入したのも、7〜8年ぶり位だと思います。

今も作っているか分からないが、長崎カステラがあった。少し写真で切れているが、店の壁に 加壽天以羅 の文字が見える。一度だけ法事でいただいた事があるが、自分はえらく気に入った。カットされない一枚のカステラがドーンとあり、高級感を感じた。そして、おこげの所に残っているザラメがすこぶる美味しい。
今もカステラの紙の所に付いているオコゲをこそげ取って食べるのが好きだが、その長崎カステラからこそげ取って食べた時は、「至福の時」を感じた。店頭では販売をされてない感じだったが、受注生産はされているのだろうか?

パン工場が閉鎖をされてしばらく経つが、かつては学校給食のパンや、製品としてのパンが小売店で販売されていた。 その中で好きだったのが、サンドイッチとソーセージパンです。 サンドイッチはからしバターが薄くぬられて、薄いプレスハム(魚肉ハムだったかもしれない)をはさんだシンプルな悪く言えばチープな感じの物だった。しかし、すごく美味しい物の様に感じた。 ソーセージパンは、カレー粉を練り込んだ生地の中に魚肉ソーセージが入った揚げパンです。 これもシンプルかつチープな物であるが、大好きだった。
店舗では販売をされていない様だったので、今は製造がされていないと思う。

今は、家族だけで営業をしているのだろうか?
アンドーナッツを買いに行った時、社長が作業場から出てきて店番をしていた。
社長を久しぶりに見たが、歳をとったなぁ〜 と感じた。加壽天以羅を、もう一度食べてみたい気になった。

 

その好きだったソーセージパンが販売されてなかったので、自分なりに再現してみる事にした。

ホームベーカリーはあるのだが、2〜3年使っていない。


(MK HB100)

調子が悪く、撹拌の段階までは出来るのだが、練りの段階で負荷がかかると動かなくなる
からぽやみ ホームベーカリーです。もしかしたら動くかもしれないと思い、使ってみた。途中で止まっても、手で練ればいい事だし・・・。 一斤分のパンの材料とカレー粉をホームベーカリーに入れ、スイッチを入れた。異音がするがとりあえず動いている。

大丈夫!  練りと一次発酵まで終了。
魚肉ソーセージ2本を4等分し、カレー粉で少し風味付けをした。どの位出来るか分からないので、とりあえず8コ分を用意した。
生地を切り分けたが、8コ分では生地が余る感じがする。もしかしたら、一斤分の生地で20コ位出来るかもしれない。ウィンナーが冷蔵庫に4本あったので、そのウィンナーも一度茹でてから使った。
生地で魚肉ソーセージを包み、溶き卵をぬりパン粉を付けた。

これをオーブンに入れ、二次発酵させる。

良い具合にふくらみました。やはり生地が多かったので、むかし食べた物よりかなり大きい。 あとは、これを油で揚げるだけです。

いいあんべ です。 しかし、むかし食べたソーセージパンとは別物ですね。 今度やる時は、生地を少なくする必要があります。

ウィンナーパンも一緒に作りましたが、正直ウィンナーパンの方が美味しいと思います。
昔のウィンナーソーセージといえば赤い皮のウィンナーが一般的だったから、製品にするには魚肉ソーセージが妥当だったのかな?
ホームベーカリーが使えた事がうれしかった。 しかし、次にまた動くという保証はない様に感じる。

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