今年の土用の丑の日は、7月25日になります。普段ウナギを食べない方でも、今日だけはウナギを食べる方も多いのではないだろうか。 今年のウナギは去年と比べて一割程安くなっている。そのため、消費も増えるのではないだろうか。 我が家では、今年も食べない予定。ウナギが嫌いな訳ではなくむしろ好物なのだが、自分の母親がダメなためです。そのため、昔から食べた事がなかった。 社会人になってから 都亭 のウナギを食べて、その美味しさを初めて知った。家ではウナギを食べなかったが、八ツ目ウナギを父親がよく食べていた。
その容姿から自分は食べる気にはならなかったが、お酒を飲む様になってからその美味しさに気付いた。焼きよりも、鍋の方が自分は好きです。 昔はよく食べられていたので安かったと思うが、今は高級魚になってしまった。 八ツ目は生きたままで販売をされている事が多く、注文を受けてから処理をして客に渡す事が多い。そのため、スーパー等でパック詰して販売をしている所は少ない。 八ツ目の捌き方は簡単で、尾の方からそぎ切りにするだけです。しかし生きている八ツ目を切るため、最初の一撃で八ツ目を気絶をさせないと、身を切られる痛さで八ツ目は手に巻き付いたり大暴れします。慣れないと、どうしてもその一撃を躊躇してしまう。
八ツ目に近い仲間で、ヌタウナギがあります。
韓国ではよく食べられている様ですが、日本ではどうなのだろう?「鉄腕ダッシュ」という番組で、ヌタウナギを獲っている場面を見た事があります。その時に「これって、アレじゃねぇ?」 って思ったのが、男鹿の 棒アナゴ です。種類は クロヌタウナギ といって、ヌタウナギと少し違いますが同種の様です。
男鹿では普通に食べる事が出来ます。今は分かりませんが、数十年前はメニューに時価となってました。それだけ高級魚なんでしょうね。しかし自分は しょもうでねがった。たぶん、今後も食べる事はないだろう。
土用の丑の日は、ウナギにとって受難の日であります。この日にウナギを食べれば良いと言い始めたのが 平賀源内 と言われています。
平賀源内といえばエレキテルが有名ですが、石綿・万歩計・寒暖計など100種類にも及ぶ発明品を生み、破魔矢も考案したとされています。その他にも油絵を習得して、日本のダ・ビンチと呼ばれる程の天才です。その彼がうなぎ屋に頼まれて「夏にウナギを食べれば元気になる」という様な事を広めた。夏にウナギを食べる習慣はなかったが「天才が言う事は本当だろう!」という事で、土用の丑の日にウナギを食べる事が習慣になったされている。しかし天才源内はその後、人間不信・被害妄想が拡大して殺人を犯してしまう。その後発狂した源内は、牢内で獄門死したとされている。
その様な悲劇的な事に、ウナギが関係していると思った。それまで平穏に暮らしていたウナギ達が、土用の丑の日に大量に捌かれ食されていった。そのため恨みを持ったウナギの霊魂が、源内の枕元で・・
うな飯や〜〜!
と、毎夜囁き源内に取り憑いた。そのため徐々に精神を病み、獄門死するという悲劇にみまわれたのではないだろうか。
その後、怪談などで・・
うらめしや〜〜!
と言うのは、平賀源内の事が影響をしているのではないだろうか。
と、お岩さんが言っていた様な?
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