高血圧対策のため、ほぼ毎日運動を続けている。運動を意識的に始める様になって5ヶ月程になるが、その成果もあってか10kg程の減量をする事が出来た。 運動を始めると、やはりその成果が気になる。そこで、毎朝・晩に体重を計り始めた。家にあった体組成計は「オムロン karada scan HBF-358」で、発売から15年程経った古い機種です。この体組成計がちょっと曲者で、スイッチ部分が不安定・表示がおかしくなりエラーも多く出る。イライラしてきて きまげで、ぶったらいだら 不思議と直った。それでも時々エラー表示になる事がある。
最初は軽い運動であったが、徐々に成果が出始めた。その後血圧は低くなり安定してきたので、少しキツめのスピンバイクを始めた。その時から、体組成を調べようと思った。家にあったオムロンの体組成計で計ってみたのだが、一回目・二回目・三回目と時間を置かずに計っても数値が毎回違う。体組成計の動きも不安定だが、精度にも不安を感じた。そこで、新しい体組成計を購入する事にした。
Xiaomi Mi Body Composition Scale
Xiaomiは中国メーカーだが、一流企業でスマホのシェアも大きい。中国のメーカーを選ぶ場合、ブランドに頼る部分が大きい。この体組成計は、スマホとBluetoothでつなぎアプリに記録されるタイプの物です。日本のメーカーでこのタイプの体組成計はすごく高いが、中国メーカーの物であれば2〜3千円台位で購入出来るしその種類も数多くある。Xiaomiの体組成計は他の中国メーカーの物より1.5倍程の値段になるが、Mi bandと連携する事が出来るためこの機種を選んだ。この体組成計は、アプリとつなぐ事によって色々な情報を得る事が出来るが、単体では体重しか表示されない。
体重計には、技術基準に適合している事を示す「丸正マーク」の表示が義務付けられている様です。
これはオムロンの体組成計の丸正マークですが、Xiaomiの体組成計には付いていません。たぶん、中国メーカーの物には100%付いていないと思う。また、Bluetooth通信を行う機器の場合「技適マーク」の表示が義務付けられているが、中国メーカーの物には多くが付いていないと思う。 一応、Xiaomiに技適マークは付いていた。
感覚的には、手に持つタイプの方が正確な値が出ると思っている。実際に、両者を比較してみた。
公正を期すために、時間を置かず交互に三回計測しました。オムロンの方は、エラーこそ発生しませんでしたが三回とも違う数値が出ました。一方、Xiaomiの方は三回とも同じ数値で計測されました。そういう意味では、Xiaomiのセンサーは正確なのかもしれません。
このグラフはXiaomiを購入してから付けているモノですが、体重・体脂肪率・BMIが良い感じに下がり続けています。一方で、筋肉量と基礎代謝も下がり続けている。毎日、軽めではあるが筋トレも行っている。どうしてもこの結果には納得がいかない。嫁さんも一緒に計測しているのだが、筋肉ゼロと思われる嫁さんが筋肉質のガッシリとした体型と判定されている。また、二ヶ月程の間に内蔵脂肪が少しも減っていない。脂肪燃焼は、皮下脂肪より内臓脂肪の方が先とされている。そういった事から、Xiaomiの数値には疑問が多い。一方オムロンの数値は、去年11月16日に計測された数値から全てが良い方向に改善されている。
Xiaomiの体組成計を使うには「Mi Fit」というアプリが必要になる。ただこのアプリ、Mi bandに対して主な働きをすると感じ、体組成の分析には使いづらい感じがする。そのため、体組成管理には別のアプリを入れた。
「シンプル体重管理」はMi Fitと連携をしていないため、Mi Fitのデーターを手動で入力している。合わせて「血圧のーと」のアプリにも手動で入力している。朝・晩この作業が、毎日の日課になっている。
Xiaomiには、Mi bandというスマートウォッチがある。このMi bandの評価が結構良い様で、今後使う事があれば、全てを連携させる事によって興味のあるデーターを得る事が出来るかもしれない。
Xiaomiの数値には疑問があるが、体重・体脂肪率・BMIの「推移」は参考になると感じている。
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