今、日本には数年に一度と言われる寒波が襲来している。二週間前の様な大雪になっているというニュースは聞こえてこないが、各地では寒い年末年始になっていると思う。能代も例外ではなく、寒い!
31日は吹雪になり、外は霞んで見える。田んぼの方に目をやると、真っ白でホワイトアウト状態になっている。 この日の最低気温はー7.6℃を記録し、その寒さで目が覚めた。その後もー3〜ー6℃台で推移する真冬日になった。
ベランダの窓は凍って、すりガラスの様になっている。
元日の朝も寒く、本日の最低気温はー5.4℃であった。時々吹雪模様の天気ではあるが、感覚的に昨日よりは寒さが緩んだ感じがする。予報では、−3〜ー5℃位で推移する事になっているので、昨日よりは少し楽に感じるかもしれない。
吹雪模様の天気は30日の晩から続き、雪の吹き溜まりが砂丘の様に積もっていた。
吹き溜まりの深さは多い所で40〜50cm程になっている所もあるが、全然雪の積もっていない所もある。アベレージでは10cm以下の積雪と思うので、大雪とはいえないだろう。
能代を含む、東北地方日本海沿岸ではあまり雪が積もらない。雪が降らないというよりも、風によって雪が飛ばされてしまうためです。雪は上から降るのではなく、横から・そして下から降ってくる。つまり、地吹雪という状態になる。 この状態に時に車を走らせると、辺りに何もない道路上ではホワイトアウト状態になり、前を走っている車や対向車がまるっきり見えなくなって怖い思いをする事もある。運転が怖いからといって路肩に車を止めると事故を誘発する原因になるため、ノロノロでも車を走らせ続けなければならない。
家は道路から20m程離れているため、そこまで除雪をしなければならない。寒い時の雪はサラサラであるため、比較的楽に除雪が出来る。昨日の除雪には、3時間程の時間を要した。 元日の朝も前日からの吹雪によって吹き溜まりが出来ており、今年初めての雪かきから始まった。積もっている雪の雪質が、前日と変わっている様に感じた。雪ヘラを押し込むと、ギュッと締まる感じがした。雪を踏むと、キュッキュッと音が鳴り雪が固まる。そのせいか雪が重く感じ、前日よりも疲れる除雪になった。その雪は湿った雪ではなく、乾燥した粉の様に感じた。もしその雪を口に含むと、水分100%の雪でも口の中の水分が失われるのではないかとすら感じた。
今季、除雪用に新しい靴を購入した。
写真ではそれなりに良いと思ったが、実物を見ると一見して安物と判断出来る靴だ。実際にとても安く、amazonから999円(税・送料込)で購入した。夏に販売されていて今は販売されていないから、在庫処分だったのかもしれない。 アッパーとソールが一体化されている物は多くの種類が販売されていると思うが、高価な物はその素材がゴムだと思う。この靴は、その部分がプラスチックで出来ておりとても固い。そのせいかとても軽いので除雪には最適と感じるが、耐久性に問題を感じる。何年もってくれるだろうか?
しったげさびっ と感じたのは昨日一日であった。今日からは、少しだけ寒さが緩む予報になっている。とはいえ、まだ1月になったばかりだ。本当の寒さはこれからやって来るだろうし、まだ二ヶ月の我慢が必要だ。 去年が異常に暖かかったから、今年はその倍返しが来た感じがする。
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