YouTube等の投稿サイトには「おもしろ動画」というモノが多く掲載されている。それを集めたモノがテレビでも放送され、おもしろく見ている。人であれ動物であれ、ハプニングは誰にでも起こりうる。 それを動画に収める事が出来れば、重大な悲劇にならない限りは最大の笑いになる。 本人は真面目にやっているつもりだろうが、どこか間抜けに見えてしまう所がおもしろい。また動物の普通の行動が、人の目からはおもしろく見えたり可愛く見えたりする。
アルバイトが勤務先でふざけた動画を撮影・投稿する「バイトテロ」というモノが、連日ニュースででやっている。その動画を見ても、自分には あい、しか としか感じない。やっている本人にとってはおもしろいと思ったり何か意味があるのだろうが、自分には理解が出来ない。 動画は仲間内で視聴され、ウケを狙った動画がほとんどだろう。それを見た友人は何と感じるのだろう? 「おもしろい」と感じるのも悲しいし、そういう事でしか自分をアピール出来ないのも悲しい。
人は誰でも、認められたいという欲望があると思う。その点はブログも似ている様な気がする。ブログを日記的な備忘録として使ったり、自分の感情を書き込む事もあるだろう。そういう事に「いいね!」などで共感されると、誰でもうれしくなると思う。 また、情報提供の場として使う事がある。その情報が生活に役立ったり、ヒントになる事もある。しかし、その情報の全てが正確であるとは限らないので、確認がされないままデマとなったり事件・事故となる可能性もある。 自分の書いている事にも間違いがあるかもしれないし、世間の思いとズレがあるかもしれない。しかし、自分は修正をしない。それは、その時に自分が感じた事や思い込みを書いたモノであって、教科書を書いているつもりはないためです。
少しのウケを狙った動画が炎上拡散し、それが全世界のSNSに拡散したら永久に消えない可能性もある。その様な事になったら、日本人の品格を落とした「国家反逆罪?」に相当する犯罪だと思う。 各企業では損害賠償の請求を検討している事がニュースで言われているが、厳格に対処し軽い気持ちでやった事が人生の破滅になる事を知らせる必要があると思う。
YouTuberには、その危険性を感じる。
おもしろおかしい動画で注目を集めると、より一層のおもしろおかしい動画が必要になり人のやらない事をする。ギャラリーを増やすには、より過激な行動になる可能性もある。
少しのウケのために、命の代償は大きすぎる。
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