能代市長選

任期満了に伴う市長選が、今年4月8日に告示される。現職は3期目で、今度の市長選も出馬すると予想される中で新人が先に立候補を表明した。


選挙まで2ヶ月弱あるが、たぶんこの二人の一騎打ちになるだろう。
斉藤さんは2006年に初出馬し、当時の現職に大差を付け当選した。2期目は無投票で当選をし、3期目は新人に大差を付け当選した。斉藤さんは自民系で、自民色の強い能代市では盤石の地盤と思われる。
小野さんは、2016年に行われた市議選で初当選した市会議員で、議員歴は2年弱で政治の経験は浅い方です。 しかし前回の選挙では上位で当選し、人望や支持層は広い方だと思います。

能代市は斜行地方都市で、人口も数年間減り続けています。20年後には4割ほど減少し、35,000人位になるのでは? という予想も出ています。そんな状況を今のうちに変えなければならないと思い、立候補を表明した様です。小野さんに不安を感じる事は経験です。一方の現職である斉藤さんは大学時代から政治に関わり、県議を2期・参議を1期そして市長を3期務めている経歴があります。また自民系であるため、国ともパイプを持つ。まだ64歳と若いため、圧倒的に斉藤さんが有利なのではないだろうか。

圧倒的有利の中で、今度の市長選への出馬は保留していた。何度かの質問や会見の中でも態度を保留し、2月9日に初めて出馬を表明した。自民党内の調整だろうか?何か思惑があるのだろうか?いずれかは分からないが、市長になるという情熱が足りない様な気がする。
地方都市が発展するには、首長の存在は大きい。市長が旧態依然とした自民党の一部として働くのであれば、発展は望めず一部の業種への政治となってしまい斜行が止まらないと思う。
そういう意味では、小野さんにがんばってもらいたい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました