9月末頃に、素波里で山栗を収穫しました。
それを冷蔵庫に保管し熟成させるつもりでいましたが、それから3ヶ月近く経ってからようやく加工する気になりました。 栗の入っている袋を開けると、中には虫の幼虫が20匹程出ていた。保管する時には虫に食われていないか調べてから保管したので、たぶん栗の中の卵から孵化した幼虫だろう。3ヶ月間食べ放題だったと思うから、よく肥えた幼虫だった。その他には変色したモノなどもあり、全量の1/4位が廃棄する事になってしまった。
残った栗を鍋で茹でてから、黙々と実をほじくり出す作業になった。
正味で580g程ありました。 その実を裏ごしする作業になるのですが、その作業が一番しんどい。100均の裏ごし器を使っていたのですが、裏ごしは中々作業が進まずイライラする作業になった。そして去年、そのイライラから力が入り過ぎて網が破れてしまった。それ以来、家にあった粉ふるい器で裏ごしをする様になりました。
この粉ふるい器も100均の物ですが、裏ごし器より目が粗い分作業がはかどる。それでもやらないよりは良いと思ったので、今年もこれで裏ごしをする事にしました。
粉ふるい器でも、けっこう不純物が取り除かれます。
根気強く、黙々とやった結果です。
栗100%の栗きんとんを作るのは初めてなので、クックパッドのレシピを参考にしました。
味付けは、レシピ通りの配合で丁度良い甘さでした。レシピでは裏ごしをしていない様なので、たぶん自分のモノの方が口触りの良い栗きんとんになったと思います。
よく練ったものを、ラップに包んで茶巾絞りにしました。
心持ち、大きな栗の実に見えなくもない。さつまいもを使っていないので、栗本来の香りが鼻から抜け本当に美味しい!
毎年栗の渋皮煮を作っており、今年も渋皮煮を作ったがあまり美味しく出来なかった。隣の栗の木が豊作だったので、今年は例年の3倍位の渋皮煮を作った。しかし、大量の栗の鬼皮を剥く作業で疲れ果ててしまい、その後のアク抜きや煮込みが面倒臭くなり適当になり過ぎた事が原因です。栗の渋皮煮を作るより、栗きんとんを作った方がはるかに楽で美味しい。そのため、来年からは栗きんとん一本でやろうかと思っている。
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上記の記事は「2018/12/18」にSSブログに投稿をしそれをインポートしたものです。
毎年 素波里へ山栗を拾いに行く様になり、去年もそれなりの収穫がありました。本当はその時点でブログに記事を書く予定だったのですが、色々と何かと忙しくて・・・ と、からぽやみは忙しい!忙しい!を口癖にし、それを口実にしたがる。2018年の時も収穫から3ヶ月後に加工していた様だったから、からぽやみは改善されていない様だ。
今年は収穫から7ヶ月後に、ようやく加工をする気になった。当然ながら生の状態では7ヶ月も保存が出来ないので、加工する分は収穫後に一家総出で下処理をしました。そして、それを冷凍保存しておきました。以前、生栗をそのまま冷凍保存した事がありました。
当時のブログには、冷凍栗を茹でても生栗と変わらなく食べる事が出来た。と、書かれていた。しかし、栗の風味が抜けている感じであった様です。やはり、時季外れに栗を美味しく食べる事は、家庭用の冷凍庫では無理なのかもしれない。でも加工用にするのであれば十分と思うので、冷凍庫にスペースがあればそのまま生栗を冷凍保存するという方法もある。
栗は、収穫直後より冷蔵で1ヶ月位熟成させた方が美味しくなるとされている。そのため、毎年 冷蔵庫に保管してその時を待つ。しかし、山栗は中に虫が入り込んでいる事が多く、熟成期間中に幼虫となって出て来る物も多い。それらを取り除き、大粒の栗はそのまま茹でて食べたり栗ご飯などに活用する。小粒の栗は一気に茹でて中身をほじくり出し、加工用としてタッパーに詰めて冷凍保存しています。 生栗は、冷蔵保存しても段々と変質する物が出て来る。そのため、去年から冷蔵庫のチルドルームで半冷凍の状態で保存してみました。しかし7ヶ月は長過ぎたせいか、半数以上は食べられず廃棄処分になった。
十分に可食と思われる物は皮を剥いたが、これしか残らなかった。これは、栗ご飯にして食べました。初夏に頂く秋の味覚でしたが、まだ十分に風味が残っている様に感じました。
収穫後に茹でて中身をほじくり出した物は、大きなタッパーに詰めて冷凍保存しておきました。それを解凍して出してみると、結構な量があった。解凍した分の2/3で栗きんとんを作る事にしました。レシピは、毎年使っているお気に入りのクックパッドの作り方で! 甘い物好きですが、少し甘みを抑えた方が栗の風味が活きる様に感じます。このレシピが丁度良い甘さに感じます。2018年に作った時は裏ごしをしたのですが、これがかなり面倒臭い作業で、この分量だとこれだけで嫌気が差す気がした。そのため、今年はマッシャーで潰すだけにしました。なめらかな口当たりの方が高級感があると思いますが、粒の残っている方が栗の風味の残っている様な感じがします。
適当なまで潰した物に全ての材料を混ぜ、後は良く練るだけです。裏ごしをしないと、作業はかなり楽になる。
出来上がった物を、ラップに包み茶巾絞りにする。面倒臭くても、一個々計った方が揃ってキレイに見える。
一度には食べ切れないので、多くはタッパーに詰めて冷凍保存しました。2/3程を丸めた所で面倒臭くなり(からぽやみの本性)、残りは丸めないでそのままタッパーに詰めて冷凍保存しました。
解凍した原料の1/3は、マロンムースにする事にしよう。これも毎年作っているもので、クックパッドのレシピを元にしました。
こちらは裏ごしをした方が口当たりが良いと思うのですが、これも面倒臭いのでハンドブレンダーで「ガー」っとやった。それだけでも、だいぶなめらかになる。後は、レシピ通りに混ぜるだけ。
栗きんとんとは違い、かなりの分量になります。これを15cmの型にスポンジ(市販の物)敷き、まぜたムースを流し込みました。15cmの型で2個出来、それでも余ったのでカップに詰めて冷やし固めました。
相変わらず、デコレーションのない素っ気ない出来上がりです。でも、美味しい!
これで去年収穫した栗は全て使い切ったのですが、風味が落ちる前に下処理をして冷凍した物は解凍しても風味は落ちていない様に感じました。冷蔵保存は、長い日数を置かない様にしなければならない。チルド保存すれば虫の発生こそ無いものの、やはり劣化は進む。と、分かっているが、果たして今年はどうするだろう?
以前にテレビでやっていたのですが、渋皮付き栗の素揚げが美味しそうに見えた。作り方も簡単なので作ってみようと思ったのですが、後で後でと思っている内に今日に至った。渋皮の状態では栗の中の劣化がよく分からないので、収穫後すぐにやらなければならない。 今年は、これを一番最初にやってみようかなと思っている。
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