今日は天気が良い!
8月7日に最高気温35.1℃と今年一番の気温を記録したが、台風の通過により翌日からはっきりしない天気が続いていた。それに伴い涼しい毎日でした。丁度過ごしやすい気温になったが、朝晩は寒さを感じすっかり秋の雰囲気になって来た。今は天気が良いのですが、風が涼しいせいかあまり暑さを感じません。 最近の天気で心配に思うのは、東北太平洋側の天気が悪い事です。宮城県をとって見れば、8月になって晴れの日は一日で雨の日が多い。それに伴い気温も低く、30℃を越えた日が一日もない。福島県・岩手県も似た様な状況です。 週間天気予報を見ても、一週間雨が続く予報になってます。
7月もあまり天気が良くなかったから、今後に心配されるのが農作物への影響です。社会的に最も困る事が、米の不作だろう。 全国的には暖かいし東北の日本海側は天気が良いので米が無くて困るという事はないと思うが、米の産地である宮城県・福島県の不作の影響は大きいと思う。
今年の天気で問題と思う事は、偏西風が北にあるという事を台風の解説で聞いた事がある。 今回の台風5号が長寿でノロノロだったのは、偏西風が例年より北にあるため台風が偏西風に運ばれなかった。と聞いた様な気がする。偏西風が北にあるからオホーツク高気圧が発生しやすくなるため、北東の冷たい風 やませ が吹いて来る。
2007年7月 やませにおける雲・気温・日照の分布 (仙台管区気象台HPより)
近年、北海道の米が注目を集める様になって来ている。この事象は、北海道にも影響があるのではないだろうか? 記憶に新しいのは1993年の冷害で、戦後最大級の冷害とされ収穫が皆無という場所も多くあった。当時は販売をする米がなく、入荷すると行列になってました。それでも足りなく、外米を販売してました。初めて見るタイ米で珍しさから購入したのですが、両親は不味いと言って食べなかった。日本米とは全然違う食感だし、味も美味しいと思えなかったかもしれない。でもチャーハンにしたり、カレーにはタイ米の方が良いかもしれないと思った。 自分の家は農家から直接買い付けていたので食べれない心配はなかったが、アメリカに行っている友人が心配してアメリカの米をおみやげに持って来た事があった。
今年の異常気象は、1993年の様な事態にはならないとは思う。
昭和20年に終戦を向かえ、当時は食べる物がなかったと聞く。戦争に男手が取られ、軍需工場に人出が取られたため耕作が十分に行われなかった事が要因であるが、昭和20年にも冷害があった様です。
悪いことが重なり、終戦後の食糧難が生まれた事になった様です。
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